中田賢一は果たして争奪戦をすべき投手なのか?

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あえてシーズンオフのFAの有力選手について語る

クライマックスシリーズで世間が盛り上がる中、あえて中日の中田賢一について書いてみたいと思います。

今シーズンのFAを行使する選手の中で、あまり有力な選手がいないという事情もあり、注目を浴びている中田賢一です。

中日は、もちろん引き留めに力を注ぐようで、4年の大型契約を提示するとの話もあります。

そして他球団では、福岡県出身で、人的補償の必要がないCランクの選手ということもあり、ソフトバンクが獲得を検討しているとも言われています。

また、今やかつての巨人の座を奪い去り、毎年のようにFA市場の主役に躍り出る阪神。そして先発投手不足に悩むヤクルトの名前も出ています。

今季の年俸が7,000万円のCランクということもあり、お得感があるため人気が高まっています。

中田賢一は過剰に評価されていないだろうか?

しかし、中田賢一は争奪戦をすべき投手なのかどうかと言われると、クビを傾げるところはあります。

個人的には、多少、中田賢一が過剰に評価されている気がしてなりません。FAは、その年の需要と供給の関係で、必要以上に値段がつり上がってしまうのは、日本だけでなく、アメリカでもあることです。

しかし、その過剰な評価は結局、獲得するチームにとっても、そしてFAを宣言して移籍する選手にも、あまりよい結果はもたらしていないように思います。

中田賢一の年度別成績

それでは中田賢一の成績をまずは紹介したいと思います。
中田賢一の年度別成績

通算で61勝51敗、防御率3.57です。二桁勝利と規定投球回数に到達したことがあるのは、170回1/3を投げ、14勝をあげた2007年だけです。そしてここ3年間は負け越しています。

年俸が7000万円である理由がやはりあり、大きな金額を投資してまで獲得する必要があるのかと疑問を感じる成績ではあります。

故障者が続出したヤクルトは別として、阪神やソフトバンクあたりなら、期待できる投手がいないわけではないので、中田を獲得するよりも、若手の投手を育てたほうが良いのではないかと思います。

若手を育てることとFA選手をとることのどちらを優先するのか?

ちなみにFAでロッテから阪神に移籍した久保康友投手のロッテ時代の成績と阪神時代の成績、ならびに通算成績を紹介したいと思います。

久保康友の成績
ロッテ時代の成績(2005-2008)
96試合30勝31敗 防御率4.19
阪神での成績(2009-2013)
137試合38勝32敗 防御率3.26
通算成績(2005-2013)
233試合68勝63敗 防御率3.67

そして年俸は推定で1億2千万円です。通算成績は中田賢一と似たような成績です。この久保康友のFAでの獲得が、阪神にとって成功だったかどうかは、判断に迷うところではないでしょうか。

久保自身は阪神に移籍し、成績を上げていますので、その面では良いのかもしれませんが、費用対効果の面からはどうなのかと思います。

またドラフトで選手をとるということは、活躍もしていない選手にそれなりの金額の契約金を支払い、また1人前の選手に育てるまでの間の費用は、球団が持ちだしているので、完全に先行投資です。

そのため、その投資を回収する必要があるものだと思うのですが、阪神の戦略には、そのあたりの認識が希薄なような気がしてなりません。

阪神は歳内や秋山あたりを我慢して使ったほうが、良いのではと思います。

調子のいい時の中田賢一は、なかなか打ち崩せない力がある分、印象が強いのですが、そうでない時の脆さがあるのも事実だと思います。

中日にしろ、他球団にしろ中田賢一の契約がどのあたりで落ち着くのかというのは、個人的にはとても興味を持っています。

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