大谷翔平の契約金最高額は353万5000ドル(4億300万円)に!AP通信がMLB全球団の上限額を報道

期限切れとなったため、新しいルールについて交渉が続いていたポスティングのシステムですが、このオフに関しては昨年までと同様に譲渡金を上限の2000万ドル(22億8000万円)に設定できるルールが適用されることで大筋合意したと報じられています。

この結果、大谷翔平がこのシーズンオフにメジャー移籍をすることが確実になったのですが、新しい労使協定により大谷翔平が移籍時に手にできる金額は日本ハムが手にする譲渡金よりも低いものとなります。

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新しい労使協定により大リーグの労使協定では25歳未満でドラフトの対象外となっている外国人選手は年俸が制限されることになり、1球団の契約金総額の上限は575万ドル(約6億5000万円)となっています。

この枠の中でキューバからの亡命選手、プエルトリコ、ベネズエラ、ドミニカ共和国などの選手をMLBの各球団は契約することになるのですが、新しいルールの下では23歳の大谷翔平もその対象となっています。

すでに中南米の選手との契約のために資金を使われていたり、過去に枠を越えて契約を結んだことによる制裁で低く上限金額が設定されいるチームも存在します。

そのため大谷翔平が契約金として手にできる金額は$353万5000ドル(4億300万円)になる見込みであることをAP通信が報じています。

AP通信によるMLB全30球団が大谷翔平の獲得のために使える契約金の金額は以下の表のとおりとなっています。

# 球団名 契約金上限額(1ドル114円換算)
1 レンジャーズ $3,535,000(4億300万円)
2 ヤンキース $3,250,000(3億7000万円)
3 ツインズ $3,245,000(3億7000万円)
4 パイレーツ $2,266,750(2億5800万円)
5 マーリンズ $1,740,000(1億9800万円)
6 マリナーズ $1,570,500(1億7900万円)
7 フィリーズ $900,000(1億260万円)
8 ブルワーズ $765,000(8700万円)
9 ダイヤモンドバックス $731,250(8300万円)
10 オリオールズ $660,000(7500万円)
11 レッドソックス $462,000(5300万円)
12 レイズ $440,500(5000万円)
13 ブレーブス $300,000(3420万円)
13 カブス $300,000(3420万円)
13 ホワイトソックス $300,000(3420万円)
13 レッズ $300,000(3420万円)
13 アストロズ $300,000(3420万円)
13 ロイヤルズ $300,000(3420万円)
13 ドジャース $300,000(3420万円)
13 アスレチックス $300,000(3420万円)
13 カージナルス $300,000(3420万円)
13 パドレス $300,000(3420万円)
13 ジャイアンツ $300,000(3420万円)
13 ナショナルズ $300,000(3420万円)
25 タイガーズ $159,500(1800万円)
26 エンゼルス $150,000(1700万円)
27 メッツ $105,000(1200万円)
28 ブルージェイズ $50,000(570万円)
29 インディアンス $10,000(110万円)
30 ロッキーズ $10,000(110万円)

獲得に興味を強く示しているドジャースは以下の内容により、$300,000(3420万円)に制限されています。その理由についても記事で説明されています。

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以下は同じ記事からの引用です。

Twelve teams are capped at $300,000 as penalties for exceeding their signing bonus pool under baseball’s previous collective bargaining agreement, which did not have a cap

12チームが、旧労使協定の下で、割り当てられたインターナショナル契約の枠を越えて契約を結んだことにより30万ドルに上限が設定されることになり、ドジャースなどの12球団がその対象となっています。

Other clubs have even less available: Detroit ($159,500), the Los Angeles Angels ($150,000), the New York Mets ($105,000), Toronto ($50,000), and Cleveland and Colorado ($10,000 apiece).

Each team started with a pool of $4.75 million, $5.25 million or $5.75 million, and amounts could be traded. Most of the pool money already has been spent on Latin American prospects.

それぞれのチームの契約金の上限額が475万ドル、525万ドル、もしくは575万ドルに設定されているのですが、それをトレードすることも可能です。ただ、多くの金額が中南米の有望株(プロスペクト)に投資されている場合には、残りの枠が少なくなります。タイガーズやエンゼルスなどの6球団はこれに該当しているようです。

契約金の枠があまり残っていないチームは、大谷翔平に興味はあるものの、厳しい争奪戦で敗れる可能性が高いと想定していたり、大谷への大きな関心を利用して中南米の有望株を多く確保することを選んでいたりということが考えられます。

契約金の上限は上記の表のようなものとなるのですが、年俸に関しては以下のような内容となります。

Under baseball’s new collective bargaining agreement, the 23-year-old Otani can only agree to a minor league contract that is subject to signing bonus pools. If added to a big league roster, he would have a salary for about the minimum $545,000 next season and not be eligible for salary arbitration until 2020 at the earliest.

新労使協定のルール下では大谷翔平が結ぶことができるのは「マイナー契約のみ」となります、現時点では開幕時にメジャーのロースターに入ることが予想されるのですが、その場合にはメジャー最低年俸の54万5000ドル(約6200万円)となります。

契約延長などがあった場合には別の話となるのですが、基本的には2020年シーズン終了までは年俸調停権を得ることはできず、大幅な年俸上昇は見込めないことになります。

大谷翔平が金額にこだわりがないことが、このような契約を受け入れる姿勢につながっているのですが、これは米メディアにとってミステリアスに映るようです。

「より多い金額の契約よりも行きたいチームを選んだ」というメジャーでも選手はいるにはいるのですが、その差は1000万ドル(11億4000万円)を越えない金額にとどまるケースがほとんどです。

しかし、大谷翔平は2年待てば1億ドル(114億円)は確実で、2億ドル(228億円)も可能と目されていますので、「お金にこだわらないにしても、あまりに金額が違いすぎる」という驚きが、少なからずあります。

ただ、MLBとして、メディアとしても、来シーズンの開幕がより盛り上がり、話題に事欠かないことになりますので、大谷翔平のこのオフの移籍は歓迎されていますし、大きな注目を集めています。

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