2014年沢村賞は誰の手に?有力候補の一覧とシーズン最終成績のまとめと予想

2014年の日本プロ野球もレギュラーシーズンの全日程を終え、いよいよクライマックスシリーズ、日本シリーズへと進んでいきます。

そして全日程を終えたことで、各部門のタイトルが決定したわけですが、投票や選考を要するタイトルに関してはこれから決定していくことになります。

その投票や選考を必要とする各タイトルの候補選手の一覧と2014年シーズンの成績をこのページではまとめています。

沢村賞 セ・リーグ新人王 パ・リーグ新人王
ベストナイン(セ) ベストナイン(パ)

今回は第1回でセ・パ両リーグの投手1人だけに与えられる沢村栄治賞の有力候補の一覧とそのシーズン成績です。

スポンサーリンク

沢村賞の選考基準と有力候補

スポンサーリンク
[googlead]

沢村賞はMLBのサイ・ヤング賞と異なり、選考基準からしても先発投手のみが対象となります。沢村賞の選考基準は以下のとおりとなっています。

  • 登板試合数:25試合以上
  • 完投試合数:10試合以上
  • 勝利数:15勝以上
  • 勝率:6割以上
  • 投球回数:200イニング以上
  • 奪三振:150個以上
  • 防御率:2.50以下

昨年は金子千尋がすべての項目を満たしましたが、それよりも少なかった田中将大が受賞していますので、これが全てもありません。

しかし、重要な選考基準となりますので、数多く満たしていることは選考において有利になることは確実です。

続いて、2014年の沢村賞の有力候補とシーズン成績です。

2014年の沢村賞の最有力は金子千尋!次点は則本昂大か

沢村賞の有力候補は以下の表のとおりとなっています。太字は基準をクリアしてること、背景色が青は両リーグトップであることを示しています。

sawamura-award-2014-final-candidates

26試合(完投4)191.0回で防御率1.98/16勝5敗/勝率.762/奪三振199の成績を残し、パ・リーグの最多勝、最優秀防御率、最高勝率のタイトルを獲得したオリックスの金子千尋が、沢村賞を獲得することが濃厚です。

防御率、勝利数は両リーグトップでもあり、かつ沢村賞の選考基準を満たしています。また勝率は.762は両リーグ2位、奪三振数199も選考基準を大きく上回った上で、両リーグ3位と上位です。

さらに、一度、離脱したり、クライマックスシリーズのため登板回避をしたため200イニングは到達しませんでしたが191.0イニングを投げるなど、イニング数でも両リーグ3位となっています。

さらに選考対象外の数字ではありますが、WHIPとK/BB(奪三振÷与四球)が両リーグ2位、奪三振率でも両リーグ3位となるなど、今の日本プロ野球のNo.1投手であることを証明する数字が並び、不動の沢村賞の最有力候補です。

これに続く評価を受けることが予想されるのが、楽天の則本昂大と日本ハムの大谷翔平です。

則本昂大は30試合(完投9)202.2回で防御率3.02/14勝10敗/勝率.583/奪三振204で、大谷翔平24試合155.1回で防御率2.61/11勝4敗/勝率.733/奪三振179となっています。

選考基準を数多く満たしているのは大谷翔平が3つ(防御率・勝率・奪三振)であるのに対して、則本昂大は2つ(奪三振・投球回)となっています。

しかし、則本昂大はパ・リーグの奪三振のタイトルを獲得している上に、完投数が10回には到達しなかったものの9回もあり、そのうち7回が完封という他の候補を圧倒する数字があります。

また勝利数でも両リーグ2位となる14勝のため、相対的に大谷翔平よりも評価が高くなりそうです。

大谷翔平は野手としての出場もあるため、どうしても不利にならざるをえないのですが、防御率・勝率・奪三振がリーグ3位で、かつ沢村賞の選考基準を満たしています。

シーズン終盤にきて、防御率が低下したり、勝利数が伸び悩んだため、則本昂大よりも評価は低くなりそうですが、高卒2年目の投手としては破格の数字を残しました。

阪神のメッセンジャーはセ・リーグの奪三振王で、投球回とともに沢村賞の選考基準を満たしていますが、13勝の一方で10敗するなど勝率が悪く、防御率も3点台のため、選考で上位に残るのが精一杯となりそうです。

惜しまれるのは巨人の菅野智之と西武の岸孝之の2人です。

菅野智之はシーズンん途中まではセ・リーグの投手タイトル総なめし、金子千尋と沢村賞を争う最有力候補の1人でした。

しかし、指のケガ、腰痛、さらには肘の靭帯をいためるなど故障が続き、防御率のタイトルを獲得するにとどまりました。

それでも防御率と勝率は沢村賞の基準を満たしています。そのまま投げ続けることができていれば、奪三振、勝利数、投球回などもクリアしていた可能性が高い菅野智之です。

西武の岸孝之はチームの状態が芳しくなく、勝利数を伸ばせませんでしたが、23試合(完投5)161.1回で防御率2.51/13勝4敗/勝率.765/奪三振126の成績を残しました。

勝率は両リーグ1位でタイトルを獲得していますし、防御率は両リーグ2位、勝利数で同3位。また完投5回と完封4回はともに両リーグ2位となっていますので、右肘痛による離脱がなく、もう少し投球回数が多ければ沢村賞の可能性もあった岸孝之です。

ただ厳しいことを言えば、シーズン通して投げ切ることも優秀な投手として必要な資質の1つですので、この2人には来季以降に克服して沢村賞争いを盛り上げてほしいところです。

またシーズン前は最有力候補の1人だった広島の前田健太は、27試合187.0回で防御率2.60/11勝9敗/勝率.550/奪三振161という成績で、防御率と奪三振はリーグ3位、勝利数は同5位となっています。

これらの数字を見ると悪くはないものの、前田健太のトップパフォーマンスだったとは言いがたい2014年でした。

勝ち星を伸ばし、14賞から15勝していれば、セ・リーグの優勝争いが盛り上がり、広島が2位を確保できたことを考えれば、チームのエースとしても、あと一歩の感は否めませんので、最終的に名前が残ることはなさそうです。

総括・まとめ

ダルビッシュ、岩隈久志、田中将大、黒田博樹、松坂大輔ら日本のエースと呼べる投手が軒並みアメリカに渡った今、日本の最高の投手の1人と評価されてきた金子千尋が初の沢村賞を受賞することが確実な2014年です。

また、沢村賞を争うと予想された菅野智之が故障、前田健太が今一歩のため、最終的には金子千尋の独走状態とならざるを得なかったり、ハイレベルでの争いにはいたらなかったのは、残念なところではありました。

ただ、今季は則本昂大、大谷翔平、藤浪晋太郎、西勇輝、大野雄大ら若い投手も力をつけ頭角を現しています。これらの若い投手がさらに実力を磨いて奮起してもらい、沢村賞のみならず日本のプロ野球を盛り上げてくれることを願っています。

スポンサーリンク

フォローする

よく読まれています