セ・リーグの新人王レースは高木勇人と山崎康晃がリード!NPB新人王2015の5月終了時点の最新情報と分析

NPB(日本プロ野球)も開幕から2ヶ月あまりが経過し、各チームの戦力状況なども把握しやすい状態になってきました。

そのような時期を迎えると同時に、新人王候補の実力などもより把握しやすくもなってきています。

そこで2015年5月終了時点のセ・リーグの新人王有力候補をリストアップし、現状の分析と今後の動向を見ていきたいと思います。

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セ・リーグの新人王争いは高木勇人と山崎康晃がリードも有力候補多数に

セ・リーグの新人王候補となる投手の5月終了時点の成績は以下の表のとおりとなっています。

Central League Rookie of the Year Candidate_Pitchers_May2015

セ・リーグでは先発投手の高木勇人、クローザーの山崎康晃の2人が頭1つ以上抜けだしていると言える状況となっています。

高木勇人は10試合72.0回を投げて、防御率2.25/6勝2敗/WHIP0.97と素晴らしい成績を残しています。一時期より奪三振率(9イニングあたりの奪三振数)は6.75に落ちたものの、勝利数は菅野、大野の2人と並ぶリーグトップタイ、防御率、投球回数がリーグ6位、奪三振がリーグ7位となるなど、軒並みリーグトップクラスの成績を残しています。

また被安打率(9イニングあたりの被安打数)は6.5本と少ない上に、与四球率(9イニングあたりの与四球数)も2.3個とという安定感があるため、走者を背負うことが少なく、そのリズムの良さも勝ち星が伸びる要因となっていると考えられます。

ストレートにも力あり、変化球も多彩である上に、制球力があり三振も奪えるという投手としてのバランスが良いため、新人王の有力候補と言えます。ただ、絶対的な候補とまでは言えない原因となっているのが、DeNAの山崎康晃の存在です。

山崎康晃はすでに28試合27.1回を投げて、防御率1.98/18SV/奪三振37/WHIP0.77という圧巻の成績を残しています。セーブ数がリーグトップというような、表面上の数字だけでなく投手としての能力の高さを感じさせる数字も揃っています。

奪三振率は12.20、与四球率は1.6、被安打率5.3となっていて、三振を奪える上に、与四球が少ない、さらにはすでに27.1イニングを投げ、狭い横浜スタジアムを本拠地としながら被本塁打0というのは特筆すべき数字と言えます。

セ・リーグのリリーフ投手で奪三振率が上位の選手は以下のとおりとなっています。

  1. 山﨑康晃(De) 12.18
  2. 又吉克樹(中) 11.00
  3. ザガースキー(広) 10.05
  4. 秋吉 亮(ヤ) 10.04
  5. 呉 昇桓(神) 9.82
  6. 浅尾拓也(中) 9.77
  7. エレラ(De) 9.55
  8. ヒース(広) 9.53
  9. 中﨑翔太(広) 9.25
  10. 徳山武陽(ヤ) 9.13
  11. 一岡竜司(広) 9.00
  12. 髙橋聡文(中) 9.00

山崎康晃は現在セ・リーグで最も攻略しにくい投手の1人となっていると考えられます。

高木勇人、山崎康晃ともにシーズン中盤から終盤にかけての疲労がでる時期に、相手に研究されて尽くされますので、そこが勝負どころとなりますが、実力的に見て、この2人が今後もリードしていくことが有力です。

阪神の岩本輝は23.1イニングで防御率3.86とまずますの数字ではあるのですが、奪三振率は5.79と低く、被安打率が12.0とイニング数を上回る安打を浴びているため、WHIPは1.67と高くなっています。つまり岩本は1イニングに2人ないし1人のランナーを出すことが多いという状態です。

新人王有資格者としては及第点と言える成績ではあるのですが、先の述べた2人が良いため、現状では厳しいと言わざるを得ません。

ヤクルトの杉浦稔大は23.1イニングで防御率3.09/0勝3敗/奪三振15/WHIP1.67という成績を残していましたが、故障により長期離脱し、早くても6月中旬の復帰見込みとなっていますので、復帰後によほど良いパフォーマンスを見せない限り、厳しい状況になりつつあります。

田口麗斗は、先発投手が多い巨人でなければもっとチャンスが与えられたであろうという数字を残しています。22.0イニングを投げて、防御率3.27/1勝2敗/奪三振19/WHIP1.27で、奪三振率は7.77という数字を残すなど高卒2年目の19歳としては十分なパフォーマンスを見せていました。

菅野智之の抹消により一軍昇格の可能性も浮上しているようですが、どちらにしても今後が楽しみな投手の1人と言えます。

同じく巨人の戸根千明は、どちらかと言えば負けている展開での起用が多いものの、19.2イニングを投げて防御率1.83/奪三振22/WHIP0.91という成績を残し、奪三振率も10.05、与四球率も3.2、被安打率も5.0と安定した投球を続けています。

負けている展開での登板が多いこともありタイトル争いに絡めるようなホールドポイント、セーブなどの数字では成績が残っていませんが、かつてのような圧倒するような投球できなくなりつつある山口鉄也の後釜として期待できるポテンシャルを見せていると言えるのではないでしょうか。

後は山口のように厳しい場面でどれだけ数字を残せるかどうかにかかってきそうですが、タイトルなどから縁遠いところにいるため、新人王には届かないと考えられる状態です。

あまり目立たない上に3試合しか登板していませんが、中日の若松駿太は15.1イニングで防御率2.35という成績を残しています。まだ登板数が少ないため今後を見る必要があります。

打者の新人王候補は?

セ・リーグの打者で新人王候補となりそうな有力選手の5月終了時点での成績は以下の表のとおりとなっています。

Central League Rookie of the Year Candidate_players_May2015

セ・リーグでは目立っているのは中日ドラゴンズの亀澤恭平です。打率.302/本塁打0/打点6/出塁率.346/長打率.302/OPS.648という成績を残しています。5盗塁を決めるなど足もある選手だけに、惜しまれるのは四球をあまり選べていないことです。

それでも打率3割超えは素晴らしい数字で、規定打席には17打席足りませんが、打率.302はセ・リーグで8位相当の打率となっています。

仮に打率3割以上をキープしながら規定打席に到達してシーズンを終えることができれば、亀澤恭平の名前も新人王候補として浮上することになりそうですが、先に挙げた投手2人がタイトル争いをするレベルの成績を残していますので、その2人が落ちてこない限り、状況は厳しいと言えそうです。

それ以外の関根大気野間峻祥飛雄馬倉本寿彦はチーム事情もあり多くのチャンスが与えられていますが、良い成績とは言えません。これからよほど成績を向上させない限り、新人王候補として名前があがることはないと考えられます。

まだシーズン開幕から2ヶ月あまりで新人王争いもこれからという段階ではありますが、将来を期待させる新人王候補が多く活躍しています。ハイレベルな争いが期待できそうな2015年シーズンのセ・リーグ新人王争いとなりそうです。

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