2013パ・リーグ新人王候補のシーズン最終成績と総括

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2013シーズンのパ・リーグ新人王争いは近年まれに見るハイレベルに!

パ・リーグの新人王争いは、セ・リーグよりは少し落ちますが、それでも例年なら新人王を獲得するであろう投手が複数いました。

前回にセ・リーグ新人王候補の最終成績と総括をしましたが、それに続いてパ・リーグ編をやっておきたいと思います。

パ・リーグはセ・リーグが先発投手に新人王候補が限られるのに対して、中継ぎ陣にも優秀な投手が多くいるため、単純に比較しにくい部分があります。

しかし、日本のプロ野球では先発投手の評価のほうが総じて高くなる傾向が強く有りますので、その影響はパ・リーグの新人王争いの結果にも影響を与えそうです。

2013シーズンのパ・リーグ新人王候補の成績

まずは2013シーズンのパ・リーグ新人王争いの有力候補の選手の最終成績を紹介します。成績は以下の表のとおりとなっています。

2013シーズンのパ・リーグ新人王候補の成績

パ・リーグ2013新人王候補(1) 則本昂大

パ・リーグ新人王の最有力候補が、楽天の則本昂大です。田中将大に次ぐ勝ち星をあげ、チームの優勝に貢献しました。

楽天のチームの貯金が23ですが、田中将大が1人で24の貯金を作りました。しかし、チームの貯金が田中の貯金を下回っているように、他の投手は不甲斐ない状態でした。

しかし、田中の貯金が借金の返済に使われないようにしたのは、則本昂大でした。則本がいなければ、田中が作った24の貯金の少なくとも3分の1は失われるところでした。

パ・リーグでは松坂大輔以来の新人1年目での15勝を成し遂げ、投球回数もしっかりとクリアし、防御率3.34はリーグ7位です。勝率.652はリーグ3位、奪三振134はリーグ7位となっています。(小松聖が15勝で新人王を2008年に獲得していますが、プロ2年目でした。)

セ・リーグの小川と比較すると見劣りしますが、>新人王として文句のつけようのない成績でした。

パ・リーグ2013新人王候補(2) 西野勇士

前半戦は則本と西野勇士の一騎打ちの様相でしたが、後半は完全に疲労の蓄積で調子を落とし、また体調面でも不安を抱え、結局二桁勝利も上げられず、規定投球回数にも到達できませんでした。

前半のロッテ躍進の立役者の1人だっただけに、シーズン終盤は寂しい状況となってしまいました。それでも例年なら十分に新人王になれる成績を残しました。

パ・リーグ2013新人王候補(3) 佐藤達也

新人ながら>ホールド王を獲得したのがオリックスの佐藤達也でした。67試合に登板し防御率1.73は見事な成績です。オリックスの調子が良ければ、もっと注目を集めてもおかしくない、素晴らしい結果を残しました。

パ・リーグは4年連続でセットアッパー・クローザーが新人王に輝いていますが、それらの選手と全く遜色のない成績でした。奪三振率も10.15と10点台を超えていて、則本がいなければ、新人王候補最有力ではなかったかと思います。

パ・リーグ2013新人王候補(4) 松永昂大

左のサイドスローということで、今の野球界では非常に重宝されるタイプの松永昂大です。チームの事情でシーズン終盤は先発にまわりましたが、そのままセットアッパーなら、オリックスの佐藤達也とタイトルを争いをしていたであろうことは間違いありません。

ただ、先発した6試合では2勝を上げ、先発での防御率は2.57と結果を残しました。今シーズンは、最長が6イニングでしたが、来シーズンはこのまま先発に回るかどうかも興味深いところです。

パ・リーグ2013新人王候補(5) 千賀滉大

シーズン当初に無失点記録で話題をさらい、大魔神佐々木主浩の再来の声も飛び交った千賀滉大でしたが、後半はやや失速してしまいました。

それでも51試合で防御率2.40は、20歳で初のシーズン通しての登板と考えれば、十分に合格点が与えられます。

150キロ中盤が出るストレートに、多くの解説者が佐々木並と語るフォークで三振を奪いまくりました。56回1/3を投げて、奪った三振は85個、奪三振率は佐藤達也の10.15を上回る驚異の>13.58です。

球界を代表するような投手になれる素材なので、もう一度体を鍛え直して、シーズン通して活躍できるようになってほしいものです。本当に将来が楽しみな投手です。

2013パ・リーグ新人王争いの総括

投手では、則本、西野、佐藤、松永、千賀と新人王でもおかしくない活躍と成績を残し、近年まれに見るハイレベルな新人王争いでした。

シーズン当初は西武の金子の活躍がありましたが、失速してしまい、目ぼしい新人王候補は投手だけになってしまいました。

即戦力と言われるような野手が、パ・リーグでは、ここ近年いないことが少しさびしい状況ではあります。パ・リーグの新人王は、打者では1998年の西武・小関達也が取って以来いません。しかし、この小関は4年目での受賞で、新人1年目となると1997年のロッテ・小坂誠以来いません。

投手はセットアッパーですぐに使えるような即戦力を重視し、野手は高卒から育てるというようなパ・リーグ全体的な傾向もあるのかもしれませんが、打者の新人王がそろそろ出てもいいかなとは思います。

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