マイケル・トンキン投手を数字で分析 – 日本ハムファイターズの2018年新外国人

マイケル・トンキン投手のプロフィール

マイケル・トンキン投手は2008年にドラフトで30巡目全体906番目にツインズに指名されたプロ入りした投手です。身長は201センチ、体重99キロと長身です。

1989年11月19日生まれで、2018年シーズン開幕時は27歳と若い投手です。年俸は2016年51万5000ドル、2017年が54万2500ドルと6000万円程度の金額となっています。

日本ハムでの契約では2年210万ドル(2億4000万円)にプラスして50万ドル(5600万円)の出来高がついているため、大幅な年俸上昇となります。

メジャーデビューは2013年の7月と、ドラフト指名が高校生であったこと、ドラフト指名順位などを考えると比較的順調にステップアップしてきた投手ではあります。

マイケル・トンキン投手のメジャーとマイナーでの成績

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マイケル・トンキン投手のメジャーとマイナー(2A・3A)での成績は以下の表のとおりとなっています。

Micheal Tonkin_Stats

2008年から2012年まではルーキーリーグから1Aあたりで停滞し続けていたのですが、2013年には一気にメジャーデビューを果たすところまでステップアップしています。

3A通算では133試合160回1/3で防御率2.41、43セーブ、WHIP1.05、奪三振率(9イニングあたりの奪三振数)10.6、与四球率(9イニングあたりの与四球数)2.1と非常に安定した成績で、このレベルでは相手を圧倒していたことがうかがえます。

2017年の3Aでは31 0試合41回2/3で防御率1.73、5セーブ、WHIP1.06、奪三振率13.2、与四球率2.8とさらに相手をねじ伏せている数字となっていますので、この点は期待できるところです。

しかし、メジャーでは通算で141試合146回1/3で防御率4.43、WHIP1.43、奪三振率9.2、与四球率3.3、2017年は21イニングで防御率5.14、WHIP1.62、奪三振率10.3、与四球率5.1と今一歩の成績となってしまいます。

3Aでは抜きん出た立場であるものの、MLBでは全体的に足りない部分が目立ってしまい、メジャーに完全に定着するには至っていません。ただ、メジャーでも高い奪三振率を記録しているのは、クローザー候補として期待できる点となりそうです。

マイケル・トンキン投手の球種別データ

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マイケル・トンキン投手の球種別データは以下の表のとおりとなっています。

Micheal Tonkin_Pitches

持ち球としているのはフォーシームファーストボール、スライダー、シンカー(ツーシーム)、カットボール(カッター)の4種類となっています。チェンジアップを投げていた時期もあるようですが、メジャーで2500球前後投げた中で、わずかに19球にとどまるため、使えない球種のようです。

投球に占める割合が高いのは順にフォーシーム(47.61%)、スライダー(29.47%)、シンカー(17.63%)、カットボール(5.29%)となっています。

フォーシームは2017年のデータでも最速155.5キロ、平均152.1キロとしっかりと出ています。日本の柔らかいマウンドで多少球速が落ちることが予想されますが、来年開幕時も27歳であることなどを考慮すると150キロ前後の球速は維持できるのではないかと予想されます。

奪三振に占める割合も45.8%と高く、被打率も.222と悪くありません。ただ、フライボールピッチャーであるためか、捉えられた時には長打になることが多いようで、非長打率は.556とよくありません。

変化球でのベストピッチはスライダーのようで、奪三振に占める割合も41.7%と高く、スイングした時の空振り率も38.3%となっています。被打率は.280と低くありませんが、長打につながることは少ないようで、被長打率は.280となっています。

メジャーで苦しんでいた理由の一つとして考えられるのがシンカーがいまいちなことで、被打率.333、被長打率.778と痛打されています。日本では球速で押すことができますので、この球種は見せ球くらいにしたほうが良いかもしれません。

基本的にはフォーシームとスライダーが投球の軸で、ややシュート気味に沈む動きがあるフォーシームはメジャーの中でも空振り率は平均を上回るなど武器です。スライダーは縦と横の2種類があるようで、カウントによって使い分けている可能性がありそうです。

メジャーで通用しなかったのは、オフスピードのボールがなく、打者が的を絞りやすかったのが理由ではないかと考えられます。3Aでは球威、球速で押し切れても、メジャーではそれが通用しなかったという可能性がありそうです。

マイケル・トンキン投手の動画

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マイケル・トンキン投手の動画です。

長身ですがオーバーハンドではなく、スリークオーターからサイドスローに近いフォームで投げています。

日本ハムファイターズはグラウンドボールピッチャーを好む傾向があったのですが、この投手はフライボールピッチャーで、軸となるフォーシームとスライダーにもその傾向があります。

その点はクローザーとしてやや懸念されるところではありますが、200センチの長身による手の長さからくる角度があり、150キロ前後の球速で押すことができますので、日本ではその問題は軽減されそうではあります。

また制球に大きな難がないのも魅力で、国内の5球団が目をつけて争奪戦を繰り広げたのもうなずけるデータ、数字が残っています。

クローザー候補として悪くない外国人選手をまずは確保できたと考えられるマイケル・トンキン投手です。

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