両リーグ最強の投手陣が牽引するオリックス・バファローズ-2014年セ・パ交流戦開幕前投手陣分析

交流戦を終えて27勝15敗の貯金12と好スタートを切ったオリックス・バファローズで、大型補強を行ったソフトバンクに1.5ゲーム差の首位に立っています。

昨年もリーグ1位の防御率を誇った投手陣は、さらに凄みをました状態でチームを牽引しています。

その上に、昨年足を引っ張る形になった打線も、打率はソフトバンクの.278に劣るチーム打率.261ですが、42試合で164得点を奪い、同じ42試合で169得点のソフトバンクと遜色のない得点力を発揮していることも、躍進の原動力となっています。

そのオリックス・バファローズの開幕から交流戦までを投手陣を中心に分析します。

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先発とリリーフともに抜群の安定感を見せる投手陣

投手陣全体の防御率2.44と素晴らしく、先発陣が2.47に、リリーフ陣が2.44とバランスよく良いため、かなり強力な投手陣となっています。

この先発・リリーフともに防御率2点台半ばの数字であるということは、優秀なエースクラスの先発投手が9回を投げ切っている状態が続いているのと同様な状態のため、勝ち星が増えていくのは必然と言えそうです。

シーズン開幕までに投手陣の大きな補強はなかったものの、ドラフト1位指名で入団した吉田一将もまずまずの投球を見せ、強力だった投手陣に厚みを加えています。

強力な3本柱を擁し12球団随一の安定感を誇る先発投手陣

オリックス・バファローズの開幕後から交流戦前までの先発投手陣の成績は以下の表のとおりとなっています。

2014年の交流戦前までのオリックス・バファローズの先発投手陣の成績

絶対的なエースである金子千尋は勝ち星こそ伸びていませんが、8試合62.0回で防御率1.60と抜群の安定感です。さらに西勇輝が7試合55.0回で防御率0.82で7勝0敗と絶好調で、ディクソンも防御率2.47と安定感があり、強力な3本柱となっています。

他の先発ローテ投手では、岸田護はリリーフに戻る形になり、井川慶はイマイチですが、松葉貴大や新人の吉田一将も良いピッチングを続けていて、序盤で試合が壊れてしまうことが少なく、ブルペン陣も強力なためチーム全体の勝ち星が増えています。

またそれぞれの先発投手がしっかりと長いイニングを投げていて、金子千尋は平均で7.75イニング、西勇輝が7.86イニング、ディクソンが6.37イニングとなっていますので、ブルペンもフレッシュな状態を保てるため、相乗効果が生まれています。

交流戦では日程が緩くなり、この強力な3本柱が有効に使える日程となりますので、さらに勝ち星を伸ばすことを期待できそうです。

質と量ともに優れている鉄壁のリリーフ陣

オリックス・バファローズの開幕後から交流戦前までのリリーフ投手陣の成績は以下の表のとおりとなっています。

2014年の交流戦前までのオリックス・バファローズのリリーフ投手陣の成績

クローザーの平野佳寿が14セーブを上げる一方で、防御率2.70と圧倒的な力までは発揮できていませんが、逃げ切るのには十分です。

その前の佐藤達也(21.1回/防御率0.42)、比嘉幹貴(16.2回/防0.54)、馬原孝浩(15.1回/防2.35)は鉄壁の数字で、3人共高い奪三振率を記録しています。

そして上記の4人に加えて、中山慎也(防0.93)と小松聖(防2.45)も控え、質と量ともに素晴らしいブルペン陣で、先発投手が早い回で崩れても、試合を作りなおすことができる強力な顔ぶれとなっています。

その上、先発3本柱が投げる時には、負担が軽減されていますので、シーズンを通じてこのリリーフ陣は安定した働きをする個ことが期待できそうです。

総括・まとめ

先発からブルペンまで投手陣が質と量ともに素晴らしく、強力な打線であってもそうそう打ち崩すことはできない顔ぶれです。

投手陣はすでに昨年も質の高い実績を残していますので、今後、急速にパフォーマンスが落ちるとは考えにくいため、シーズンを通じてオリックスは安定した戦いをすることが予想され、今シーズンのクライマックスシリーズ進出を逃すことが想像しにくいほどです。

ただ、唯一懸念されるのは、この強力な投手陣が勝ち続けるのに十分な得点を打線が供給し続けることができるかということです。

特に最大のライバルとなるであろうソフトバンクは、打率3割をこえる打者を4人も抱えていて強力なため、競り勝つためには、あともうひと押しがほしいところではあります。

本来はベタンコートがその役割を担うべきだったのですが、メジャーの中でもかなり早打ちの部類となる打者のため、ボール球を振らせる配球をする日本の野球に対応しきれていません。

そのため一部の報道で伝えられるように新外国人野手の獲得に動いていても、何ら不思議なことではありません。

広島が前田健太が流出する前の今年が最大のチャンスであるように、今シーズン終了後にエースの金子千尋とクローザーの平野佳寿が残留する保証がない状態のため、今シーズンが大きなチャンスの年ではあります。

それはフロントも重々承知のため、さらに報道されているようなマイク・ジェイコブスのようなメジャーでの実績のあるような外国人を獲得すれば、フロントも本気だと選手に伝わりますので、選手のモーチベーションもさらに高まるでのはないかと予想されます。

これらの補強動向を含めて、今後の戦いぶりを注目していきたい気持ちにさせる交流戦までのオリックス・バファローズの戦いぶりです。

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