大型補強で先発ローテは安泰?福岡ソフトバンクホークスの先発ローテ候補と評価分析

日本一奪回のためなら青天井補強という号令のもとで、行われたソフトバンクの大型補強で、FAで中田賢一、新外国人として投手ではスタンリッジ、ウルフ、サファテを獲得しました。

攝津正しか規定投球回数に到達せず、しかもそれに続くのが帆足の98.1回と先発ローテは火の車の状態で、両リーグ最多の得点力を誇った打線を活かせませんでした。

そこで補強に動いたわけですが、日本での経験と実績のある投手を多く獲得して、計算できるメドはたったように見えるソフトバンクの先発ローテーション候補のリストとその分析・評価をしていきます。

スポンサーリンク

先発ローテ候補が両手では足りないほど控えているソフトバンクの投手陣

名前 成績
攝津 正 25試合 162.1回 防御率3.05 15勝8敗 奪三振146 WHIP1.11
スタンリッジ 26試合 160.2回 防御率2.74 8勝12敗 奪三振124 WHIP1.29
ウルフ 22試合 130.0回 防御率3.05 9勝6敗 奪三振60 WHIP1.28
中田 賢一 40試合 98.0回 防御率3.40 4勝6敗 奪三振83 WHIP1.33
帆足 和幸 19試合 98.1回 防御率4.58 8勝7敗 奪三振46 WHIP1.40
寺原 隼人 16試合 93.0回 防御率4.65 4勝7敗 奪三振56 WHIP1.37

実績と経験もある攝津正、スタンリッジ、ウルフ、帆足、寺原、中田賢一がローテに入ることが予想されます。

ただ、これはこれで問題があり、スタンリッジが35歳、帆足が34歳、ウルフが33歳、攝津正と中田賢一が31歳、寺原が30歳となり、高齢の投手ばかりです。

早ければ1年後、遅くても2、3年後には2013年と同じような問題を抱える可能性が高いです。

そのため帆足、寺原、中田をひきずり下ろせるレベルに達する若手が出てきほしいところです。

若手にも魅力的な素材がいるソフトバンク

その若手、中堅の候補も豊富なソフトバンクです。即戦力と言われながら不本意な1年目となった東浜巨、先発転向再挑戦の岩崎翔、将来のエース候補である武田翔太、難病からの復活を期す大隣憲司、6球団競合の末入団した大場翔太など、このメンバーでもとりあずのローテは組めるほどです。

素材は良い投手が多いので、投手の育成や起用に長けたコーチを連れくるだけで、先発ローテの問題は解決するのではないかと考えられます。

生え抜きの投手で、かつての斉藤、杉内、和田、新垣の4本柱、もしくは杉内、和田、摂津のような三本柱も確立できると思うほど人材はいますので、やや残念です。

特に武田翔太は終盤で勝ちきれなかったものの、93イニング投げて、防御率は3.48ですし、東浜巨は9月以降の3試合では3勝0敗で、20.1回を投げ、防御率1.33・WHIP0.74と素晴らしい結果を残しています。

これらの若手に期待をかけるという選択肢はなかったのか、ややクビを傾げる部分はあります。

30億円補強とオフ早々には言われていた、その金額を使いきることが目的になったたのかと思うほどで、大竹寛の獲得に失敗したのは不幸中の幸いかもしれません。

人数は揃ったものの不安点は残る先発ローテション

そしてこれだけの補強をして戦力的には揃ったのですが、不安材料はあり、どの投手も勝った分だけ負ける傾向の強い投手ばかりだということです。

ソフトバンクでは、単純に打線の援護があるので、勝ち星が増えると考えがちですが、投球のリズムに問題がある投手の場合は、打線も沈黙しがちです。また良い投手や調子のいい投手に当たると、どんなに良い打線でも点をとれないことが出てきます。

田中将大、前田健太、そして攝津正などが優れているのは、投球のリズムの良さと、要所要所でしっかりと抑えることができるところです。

勝ち負けが同じくらい、もしくは負け越す傾向が多い投手は、打線が点をとった後に点を失ったりなど、好投していても肝心なところで点を取られたりして、試合の流れを止めがちです。

スタンリッジやウルフなどは打線の援護がなかったのは事実なのですが、投手に全く責任がないわけではないです。単に打線の問題だったのか、それとも投手にも責任の一端があったのかは、シーズンではっきりすることでしょう。

中田賢一も波の激しい投手ですので、良い時はすば抜けて良いのですが、悪いと歯止めが効かなくなる傾向もありますので、フタをあけてみないとわかりません。

投手陣の顔ぶれを見ると、揃いはしたのですが、不安をやや感じさせる面は残っています。

あとはこの投手陣を、上手くを調整させ、十分に使いこなせるか、そして何人の有望な若手をモノにできるかなどの首脳陣の手腕次第になりそうが気がしてなりません。

スポンサーリンク

フォローする

よく読まれています