マイク・ブロードウェイ投手を数字で分析!DeNAベイスターズの新外国人をデータで評価

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負け越してはいるもののクライマックスシリーズ進出圏内につけている横浜DeNAベイスターズがリリーフ投手陣の補強に動きました。

高田GMは「先発、リリーフともに疲れが出てきている。これから先も大事な試合が続くので、ブルペンに厚みを持たせたい」とのコメントを出していて、ブルペンに厚みを持たせるための補強となっています。

DeNAベイスターズがマイク・ブロードウェイが正式発表間近のマイク・ブロードウェイ投手をメジャーとマイナーの成績、球種別データ、動画などで分析していきます。

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目次

このページの目次です。

1. マイク・ブロードウェイ投手のプロフィール

マイク・ブロードウェイ投手は1987年3月30日生まれの29歳の投手で、身長は190cmを越える長身右腕です。

2005年にアトランタ・ブレーブスに4巡目全体137番目で指名されてプロ入りしています。

しかし、ブレーブスではメジャー昇格を果たせず2011年11月にリリースされ、2012年はパドレス、2013年はナショナルズ、2014年以降ジャイアンツと渡り歩いています。

メジャーデビューはサンフランシスコ・ジャイアンツで28歳となった2015年6月13日となっています。

メジャーでは先発経験がなく、マイナーではプロ入り当初は先発で起用された時期がありましたが、2010年以降はリリーフ専任で、ここ2年間は3Aでクローザーを務めることもあり、2015年は13セーブ、今年も5セーブを挙げています。

2. マイク・ブロードウェイ投手のメジャーとマイナーでの成績で分析

マイク・ブロードウェイ投手のメジャーとマイナー(2Aと3A)の成績は以下の表のとおりとなっています。

Mike Broadway Stats 20160710

2015年は3Aで40試合48.1回を投げて防御率0.93/13セーブ/奪三振64/WHIP0.68、奪三振率(9イニングあたりの奪三振数)は11.92、与四球率(9イニングあたりの与四球数)は1.5と素晴らしい成績で、メジャー昇格を果たしました。

が、メジャーでは21試合17.1回で防御率5.19/奪三振13/WHIP1.56、奪三振率は6.75と通用しませんでした。

2016年は3Aで26試合29回2/3で防御率3.94/5セーブ/奪三振30/WHIP1.45で奪三振率9.10と、昨年よりも明らかに数字が落ちメジャーでは4試合5回1/3で防御率11.81、奪三振率は6.75とさらに数字が落ちました。

3A通算では104試合127回2/3で防御率2.96/奪三振144/WHIP1.07、奪三振率10.15、与四球率2.7と安定した成績ですが、メジャーでは25試合22回2/3で防御率6.75と全く通用せず、29歳という年齢を考えても行き場がなくなりつつある状態です。

2Aでは奪三振率9.47、与四球率3.3。3Aでは奪三振率10.15で与四球率2.7、メジャーでは奪三振率6.75で与四球率3.2となっています。

制球力は物凄く良いとまでは言えないもののある程度は安心して見れるレベルで、三振を奪う力は3Aレベルまでは素晴らしいものがあります。

しかし、メジャーでは奪三振率が落ち、被安打率は15.2。3Aでも被安打率は9.7、2Aで10.4とそれなりに打たれていますので、三振を奪う能力は高いものの、投球にやや単調なところがあることが予想されます。

3. マイク・ブロードウェイ投手の球種別データ

メジャーでの登板は多くないのでデータは限られるのですが、球種はフォーシームファーストボール、スライダー、チェンジアップの3種類となっています。

投球の60.48%を占めるフォーシームは2015年は平均で154キロ(95.91マイル)、最速160キロ(99.49マイル)出ていたのですが、2016年は平均151キロ(94.12マイル)、最速155キロ(96.52マイル)に落ちています。

投球の35.54%を占めるスライダーの平均球速は85.27マイル、3.18%のチェンジアップは86.22マイルと2つともに同様の球速で、フォーシームと緩急をつけれるようなオフスピードボール、ブレイキングボールがありません。

2015年のように100マイル近くを出すことができれば、それでもカバーできますが、2016年のようにメジャーの平均レベルの球速に落ちてしまうと成績が悪くなるのは当然と言えます。

基本的にはフォーシームとスライダーの2種類はつかえるようですが、フォーシームはややシュート回転し、沈む動きがあるようなのでツーシームに近い質のようです。

スライダーが三振を奪う際の重要な球種で、打者がスイングしても50%は空振りで、フェアゾーンに飛んでも50%はゴロになっていますので、この球種が日本でも操れるかどうかは重要なポイントとなりそうです。

チェンジアップはややシュート気味に沈む動きがあるようですが、たまにしか投げていないため、自信を持っている球種とは言えない可能性が高そうです。

この球種がしっかりと使えるようであればメジャーでもそれなりに通用した可能性が高いのですが、日本のボールでどれくらい使えるボールとなるのかは、成績に影響を与えそうです。

4. マイク・ブロードウェイ投手の動画

最後にマイク・ブロードウェイ投手の動画です。

2015年にメジャーで初めて三振を奪った際の動画です。

コントロールはいまいちですが、曲がりの鋭いスライダーで三振を奪っています。

続いてフォーシームです。捕手がパスボールをしていますが94マイル(155キロ)を記録しています。

長身なのですが投げ下ろすのではなく、スリークォーターからサイドハンド気味に投げています。

完全に上半身に頼って投げるフォームで、テイクバックからトップまでの動きも硬く、腕の力に頼って球速を出すタイプで、フォーシームには球速以上のキレが出にくいように見受けられます。

上の動画はいずれも2015年のもので、2016年はこれらの時よりも状態が悪いと考えられますので、その点は懸念材料ではあります。

ただ、DeNAはクローザーやセットアッパーを託す必要まではない現状で、球速も速く、空振りも奪える球種があり、制球もそこそこのため、ミドルリリーバーとしてはそこそこの数字は期待できるのではないかと予想されるマイク・ブロードウェイです。

正に高田GMが話すとおり圧倒的なグレードアップ、戦力アップというのではなく、現状のリリーフ投手陣の負担を軽減するための「ブルペンに厚みを持たせたい」補強というのが妥当な期待値となりそうです。

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