マット・マクブライド外野手を数字で分析!DeNAベイスターズ新外国人の成績と評価

チーム防御率3.13はセ・リーグ2位と課題とされてきた投手陣が奮闘する一方で、強みと考えられていた打撃の低迷に苦しみリーグ最下位に低迷するDeNAベイスターズです。

チーム打率.223は両リーグ最下位、チーム総得点69はセ・リーグ最下位と打撃陣のテコ入れが不可欠なチーム状態でしたが、その補強としてオークランド・アスレチックス傘下の3Aに所属するマット・マクプライド(捕手/外野手)の獲得に動き、早ければ4月中にも合意すると報じられています。

そのDeNAベイスターズが獲得に動くマット・マクプライド(捕手/外野手)をデータ、動画などで分析していきます。

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マット・マクプライドの分析の目次

このページの目次です。

1. マット・マクプライドのプロフィール

マット・マクプライドは2006年のMLBアマチュアドラフトにおいて、クリーブランド・インディアンスが2巡めに指名し、プロ入りしています。

その後、2011年7月30日のトレード期限前にインディアンスがウバルド・ヒメネスを獲得したトレードの交換要員として、コロラド・ロッキーズにトレードで移籍しています。

そのロッキーズに所屬していた2012年8月4日にメジャー初昇格を果たします。

プロ入り後の数年は捕手専属だったものの、その後マイナーでは外野の両翼と一塁を守るようになり、捕手としての出場機会は減っていきました。

メジャーでの出場は外野の両翼と一塁を守っているだけで、捕手としての出場はありません。

右投右打の選手で身長は185cm、体重は97.5kgと身長は高くないものの、体は大きく、捕手や一塁手として起用されてきたことからもわかるとおり、スピードがあるタイプの選手ではありません。

2. マット・マクプライドのマイナーとメジャーでの成績

マット・マクプライドのマイナーとメジャーでのシーズン別の成績は以下の表のとおりとなっています。マイナーの成績は日本の球団が獲得の際に重視する2Aと3Aの成績のみ記載しています。

Matt McBride Stats 2007-2016

2A通算では286試合で打率.276/本塁打43/打点182/出塁率.336/長打率.483/OPS.819、3A通算では337試合で打率.316/本塁打50/打点233/出塁率.351/長打率.529/OPS.880と良い数字を残しています。

しかし、メジャーレベルではなかなか通用せず、72試合158打席で打率.199/本塁打4/打点17/出塁率.228/長打率.305/OPS.532という成績に終わっています。

2012年以降は基本的に3AとMLBでプレーしていますので、より参考になる数字は3Aのものと考えられます。

2012年には108試合469打席で打率.344/本塁打10/打点87/出塁率.365/長打率.535でOPS.900となり、2013年には48試合195打席で打率.328/本塁打15/打点45/出塁率.359/長打率.683/OPS1.042、続く2014年にも51試合206打席で打率.305/本塁打7/打点35/出塁率.345/長打率.487/OPS.831と好成績を残し続けます。

2015年も78試合337打席で打率.328/本塁打12/打点49/出塁率.380/長打率.549/OPS.929と引き続き良い結果を残したのですが、やはりメジャーでは通用しませんでした。

2012年から2015年にかけての3Aでは打率.330と非常に高い打率をキープしています。

またこの4年間の285試合で本塁打は44本と、1シーズン換算でも20本以上を打てる長打力を持っているマックブライドです。

3Aで三振率は11.3%と低いこと、そして打率が高いことからもわかるようにボールを捉えるコンタクト技術に優れ、その上、圧倒的ではないものの一発が十分に期待できる長打力も持ち合わせていると考えられるマックブライドです。

ただ、難を上げるとすればややフリースインガーの傾向があり、四球を選ぶ割合が少なく、四球率は5.3%
で、打率と出塁率の差は大きくありません。

続いて、メジャーでの球種別データで見ていきます。

ファーストボール(打率.290)やチェンジアップなどのオフスピード系にはある程度対応できるのですが、ブレーキングボールに弱い傾向があると言えるデータが残っています。

球種別の打率はスライダーが.171、カーブが.222、カットボールが.174と悪いのですが、その一方で、チェンジアップには.250、スプリットには.333と対応できていますので、かなり横変化を苦手にしている傾向があることが伺えます。

打球の傾向としては、本塁打に関しては引っ張ってレフトスタンドというものが多いのですが、安打に関しては広角に打つことができています。

ツボにハマった時には長打が期待できますが、基本的には広角に打てる中距離のアベレージヒッターという印象のマット・マクプライドです

3. マット・マクプライドの動画

最後にマット・マクプライドの動画です。

2014年8月31日に本塁打を打った際の動画です。

テイクバックから打つポイントまでがコンパクトでアベレージヒッタータイプであることがうかがえます。

本塁打にはなっていますが、圧倒的なパワーという印象ではありません。

続いて、弱いというデータが残っているブレーキングボールで空振りしている動画です。2015年8月12日のものです。

ジェイコブ・デグロムは良い投手なので仕方のない面はあるのですが、あまりにもバランスを崩されているところが気にかかるところです。

最後に守備の動画です。2014年9月15日のものです。

機敏というわけではありませんが、大きな穴になることはなさそうな印象の動きです。

アベレージヒッタータイプの中距離砲ではありますが、狭い横浜スタジアムの性質を考えれば、本塁打も期待できるマット・マクプライドです。

シーズン途中での移籍であるためアジャストする時間が少ないこと、そして変化球での勝負が多い日本の野球への対応が必要なため、柔軟な対応力が問われることになります。

それでも日本の野球で成功しやすいコンタクト技術を持っているようではあります。

ただ、気になるのは、2016年は9試合29打席だけではありますが、打率.192/本塁打1/打点3/出塁率.276/長打率.385/OPS.660と良くないことです。

カーブ、スライダー系への対応も含めて、注目したいポイントとなりそうです。

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