ここ20年の歴代最多奪三振王の奪三振数と投球回数について

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歴代の奪三振王は投球回数を上回る三振を奪っていたのかを検証

昨日の記事でDeNAの三嶋一輝が、規定投球回数に到達している先発投手で唯一、投球回数を上回る奪三振を記録していることを紹介しました。(参考記事:小川が14勝目!菅野に2つの差をつけ、新人王に近づく!)

そのことを書いた後に、ふと歴代最多奪三振王はどうだったのだろうかということが、頭をよぎりました。

そこで、近年20年間での歴代最多奪三振王の奪三振数と投球回数について、両リーグともに調べてみましたので、紹介したいと思います。

1993年-2012年セ・リーグ歴代最多奪三振王の奪三振数と投球回数

1993年-2012年セ・リーグ歴代最多奪三振王の奪三振数と投球回数

背景が黄色の選手が、奪三振数が投球回数を上回っています。

近年20年間のセ・リーグの最多奪三振王で、奪三振数が投球回数を上回っているのは、6回だけです。石井一久とC・ルイスが2回に、井川慶と齋藤隆が1回ずつです。

意外だったのが、斎藤雅樹や今中が超えていなかったことです。また、黒田博樹が1回もタイトルをとっていないのも意外でした。

こうした顔ぶれを見ていると、三振をたくさん奪うことのできる速球派といわれるような投手が、ここ20年間はセ・リーグでは、少なかったことがわかります。

ところが、パ・リーグはセ・リーグとは違ったものが見えてきます。

1993年-2012年パ・リーグ歴代最多奪三振王の奪三振数と投球回数

1993年-2012年パ・リーグ歴代最多奪三振王の奪三振数と投球回数

パ・リーグの奪三振王で、奪三振数を上回るのは11回あり、野茂英雄と斉藤和巳が1回、伊良部秀輝、杉内俊哉、西口文也、工藤公康が2回、ダルビッシュが3回、松坂大輔が4回となっています。

ちなみに野茂英雄は1990年には235.0回で287個、1991年は242.1回で287個、1992年は216.2回で228個、1993年は243.1回で276個ですので、先発投手としては、とんでもない奪三振率です。

日本最後の年も114.0回で126個の三振を奪い、>日本通算で1051.1回で1204個の三振を奪っています。

日本の野球ファンが熱狂したのが、うなずける素晴らしい成績です。

こうしてパ・リーグの奪三振王の顔ぶれを見ていると、本格派・速球派がズラリと顔を並べます。しかも、右腕の本格派が多いです。

パ・リーグがセ・リーグと比較して、力対力の勝負が多いと言われてきました。ホームランか三振かというような、力勝負の多さが、本塁打の多さにもつながり、奪三振の多さにもつながっていると思われます。

奪三振王はメジャーにわたる?

こうして奪三振のタイトルをとり、奪三振数が投球回数を上回った日本人先発投手の多くがメジャーに渡っています。

野茂、伊良部からはじまり、斎藤隆、石井一久、井川慶、松坂大輔、ダルビッシュなどです。

また他にも奪三振王がメジャーにわたっていることがわかります。上原浩治や川上憲伸など。

そして確実にメジャーにいくと言われている田中将大や前田健太も奪三振のタイトルをとっています。

こうして歴代最多奪三振のタイトルを見ていると、今後メジャーに渡って行くであろう先発型の投手がイメージできるのではないかと思います。

オリックスの金子千尋などもいずれ名前が上がるのではないでしょうか?

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