MLBのNO.1有望株のヨアン・モンカダが昇格!でもファンは期待し過ぎないほうが良い?

Boston Redsox Top Catch

ベースボールアメリカとMLB公式サイトが2016年のプロスペクト(有望株)ランキングで全体1位にランクしたのボストン・レッドソックスのヨアン・モンカダです。

サードのパブロ・サンドバルが期待はずれの上に故障離脱して今季絶望となった中、代役の選手たちもイマイチのため、セプテンバーコールアップによる昇格でヨアン・モンカダをロースターに加えたレッドソックスです。

地区優勝とワイルドカードを争う只中にあるレッドソックスにとって期待をかけたい1人なのですが、過剰な期待はやめたほうが良いのではないかとFOXスポーツのケン・ロンゼンタール記者は述べます。

FOXスポーツのケン・ローゼンタール記者は9月1日の”Why Yoan Moncada won’t have an instant impact for the Red Sox”というタイトルの記事で、ヨアン・モンカダは期待するようなインパクトはもたらさいないかもしれないと指摘しています。

今シーズン途中のプロスペクトの昇格として注目を集めているのがニューヨーク・ヤンキースのゲーリー・サンチェスです。

23歳のゲーリー・サンチェスは8月3日に昇格してから20試合で11本塁打を放つなど、ヤンキースを再びワイルドカード争いに押し上げる大きな原動力となっています。

MLBのNO.1プロスペクトの昇格のため、それと同様のインパクトが期待されるのですが、マイナーでほとんど守っていなかった三塁を守ること、そしてマイナーでの経験も少ないことなどを不安材料であるとケン・ローゼンタール記者は指摘します。

そのヨアン・モンカダについて、ライバルチームの2人のスカウトが以下のように評価しているとケン・ローゼンタール記者は伝えます。

“He certainly has the ability, but I think when he learns to use the (left-field) wall (at Fenway Park) next year, it will happen then,” the first scout said of Moncada, a switch-hitter.

“He can hit a fastball so I think he’ll hold his own right now, but it’s still a lot to ask. And moving to third base, that’s a lot to expect. I think he’ll tease now but not come near Sanchez.”

能力は高いが、フェンウェイパークのレフトの高いフェンスを利用した打撃を覚える必要があり、それは来年になると1人のスカウトは話し、もう一人のスカウトはファーストボールを打つことはできるが、多くの期待をしすぎであるし、サードにコンバートするのも同様で、期待をさせる存在ではあるが、ゲーリー・サンチェスのようなパフォーマンスにはならないだろうと評価しています。

モンカダはここ2年は二塁手として経験を積んでいて、最近、三塁守備をはじめたところで、2Aで10試合の経験しかありません。

オリオールズのマニー・マチャドもメジャー昇格時にはサードの経験が2試合しかなかったのですが、モンカダとの大きな違いは、マチャドは遊撃手としてかなり守備が優れ、2ヶ月あまりもサードでノックを受けていた一方で、モンカダは守備力はそこまでではないし、練習も少ないとケン・ローゼンタール記者は述べ、三塁へのアジャストするに苦労する可能性があることを指摘しています。

また打撃面でも、過大な期待はしないほうが良いとケン・ローゼンタール記者は続けます。

あるスカウトが以下の様な評価をしていることを伝えます。

Offensively, some rival scouts rate Moncada behind outfielder Andrew Benintendi, the Red Sox’s other top position prospect, citing Benintendi’s advanced approach at the plate.

数人のライバルチームのスカウトが攻撃面に関して、アンドリュー・ベニンテンディは打席での忍耐力や選球眼のほうが優れていて、モンカダはベニンテンディよりも劣ると評価しているとのことです。

今季のヨアン・モンカダは1Aアドバンスドと2Aで打率.294、出塁率.407、OPS.918という成績を残していますが、2Aでは177打数で64三振を喫しています。

そしてスイッチヒッターなのですが、右打席で苦しんでいて、対右投手(左打席)では打率.305と良い一方で、対左投手(右打席)での打撃に苦しみ同.167と低迷しています。

ただ、これはマイナーでの経験が少ないことを考えれば致し方ない面もあります。

ヨアン・モンカダはマイナーでの経験は711打席ですが、ゲーリー・サンチェスは16歳の時にヤンキースと契約してから2500打席近くの経験を積んでいますので、その差は小さくありません。

本来であれば、ヨアン・モンカダは経験不足で粗削りな面があるため、1年マイナーで経験を積ませることが理想ではあります。

それでも2Aから昇格させて期待をせざるを得ないレッドソックスの事情もあります。

レッドソックスの三塁はトラビス・ショーとトレードで獲得したアーロン・ヒルを併用している状態ですが、パフォーマンスはイマイチです。

パブロ・サンドバルをはじめ8人が三塁で起用されているのですが、このポジションの合算でのOPSは.703でメジャーリーグで28番目と下位に沈んでいます。

そのためゲーリー・サンチェスのような活躍というよりも、現在の選手よりは少なくともアップグレードになるとレッドソックスは期待しているのだろうとケン・ローゼンタール記者は分析しています。

ファンとしては大きな期待したくなる選手なのですが、過剰な期待はしないほうが良いのかもしれません。

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