なぜヤンキースはK・シュワーバーを獲得すべきなのか?地元メディアがトレード獲得を提言

New York Yankees Top Catch

ヤンキースにとって大谷翔平の獲得は、先発ローテ補強にとどまらず、マット・ホリデーがFAとなった指名打者の補強としての期待もあった動きでした。

大谷翔平を指名打者で50-60試合起用できれば、残る100試合をゲーリー・サンチェス、アーロン・ジャッジらの主力、ベテラン選手の休養としてローテーションで埋めることが可能となるためです。

しかし、大谷翔平の獲得の可能性がなくなった今、指名打者のポジションに不透明感が漂うことになりました。

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ヤンキースの指名打者の問題について、ニューヨーク・デイリーニューズのジョン・ハーパー氏が以下のように記事の冒頭で述べています。

The Yankees wanted Shohei Otani mostly for his pitching, but they were also willing to let him hit as a DH when he wasn’t on the mound, so his refusal to consider playing in the Bronx raises the question of who will get those at-bats.

GM Brian Cashman could plan on dividing them up among his surplus of position players, but here’s a better idea: trade for Kyle Schwarber.

ヤンキースは大谷翔平を投手として大きく期待すると同時に、マウンドにたたないときに指名打者で起用することに前向きだった。しかし、彼がヤンキースでのプレーを望まなかったことは、誰がそこのポジションで多くの打席に立つのか?という問題を生じさせることになった。ブライアン・キャッシュマンGMは余っているポジションプレイヤーを起用することで埋める計画を立てることも可能だが、もっと良いアイディアがある。それはカイル・シュワーバーをトレードで獲得することだ。

「ヤンキースがカイル・シュワーバーをトレードで獲得する」というアイディアは目新しいものではなく、2016年のトレード期限前にも話題となりました。

(参考記事:ヤンキースが欲しいのはカブスのカイル・シュワーバー?!キャッシュマンGMの意中の選手か

ヤンキースはアロルディス・チャップマンをカブスにトレードする交渉の際に、カイル・シュワーバーを交換要員として希望しました。しかし、カブス側も「出せない選手」として代わりにグレイバー・トーレスを放出することに応じています。

セオ・エプスタイン社長を始めとするカブスの幹部が、カイル・シュワーバーを非常に高く能力を評価していたため放出には応じなかったのですが、今はそれに応じるだけの合理的な理由が存在するとジョン・ハーパー氏は指摘します。

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ジョン・ハーパー氏の記事からの引用です。

Above all, Schwarber is no longer off-limits. The Cubs were more than willing to find a position for him when it appeared he was going to be a superstar with the bat, but his defensive shortcomings aren’t nearly as easy to overlook after he hit .211 last season with 150 strikeouts in 129 games.

Of course, he still hit 30 home runs, but in this longball era of big-league baseball, that power has been devalued a bit.

素晴らしい打撃でスーパースターになれると考えていたカブスは、なんとかして彼のポジションを探そうとしていました。
しかし、2017年に129試合で打率.211、三振150という数字に終わったことにより、守備力の問題を見過ごすことはできなくなっているし、30本塁打を打ってはいるが、これだけ本塁打が多くなった時代では、そのパワーの価値は目減りせざるを得ないとハーパー氏は述べます。

In addition, the Cubs are also loaded with young position players, and the emergence last season of rookie Ian Happ, a power-hitting switch-hitter who played infield and outfield, allows them more freedom to move Schwarber.

さらにカブスには内外野を守ることができるスイッチヒッターのイアン・ハップのような能力の高いポジションプレイヤーがいるため、シュワーバーは必ずしも必要な選手ではなくなっていることもハーパー氏は指摘します。

元々は捕手でしたが、カブスはそれが難しいと判断を下しているため「パワーだけの野手」という状態になってしまっているだけというのが現状です。

しかし、ヤンキースであれば指名打者が空いているため、守備をさせる必要はないし、ヤンキースタジアムであれば40本塁打を打つ期待ができると述べて、シュワーバーを獲得して指名打者を任せるのは賢明な補強だとハーパー氏は述べています。

トレードとなると交換要員が必要となりますが、カブスが投手を補強ポイントとしているため、以下のような選手をトレードで出せば応じるのではないかと提言しています。

So how about Dellin Betances and Chance Adams for Schwarber?

カブスはクローザーのウェイド・デービス、先発ローテのジェイク・アリエッタ、ジョン・ラッキーがFAとなりましたが、それを埋めるような期待ができるプロスペクトが見当たりません。

デリン・ベタンセスであればクローザーとしても期待できますし、チャンス・アダムスも3Aで21試合115回1/3で防御率2.89と結果を残していて、メジャーレベルで起用しても問題ないレベルに達しています。

ヤンキースのブルペンは質と量ともに豊富で、アロルディス・チャップマン、デビッド・ロバートソン、チャド・グリーン、トミー・ケインリーらの4人で勝ちパターンに不安はありません。加えてデリン・ベタンセスはFAまで残り2シーズンで、昨年の年俸調停で揉めた経緯もあるため、フロントが放出に踏み切りやすい要素もあります。

カブスは「どのプレイヤーを長期的なコアとして残すか」を精査し、優先順位が低くなった選手は、投手の補強のために交換要員にすることも視野に入れています。

(参考記事:カブスは「主力クラスの放出」でフロントスターター獲得の可能性も!MLB公式サイトが伝える

アンソニー・リゾ、クリス・ブライアント、ウィルソン・コントラレスの3人以外は、トレードの可能性が完全には否定できないシーズンオフで、カイル・シュワーバーもアンタッチャブルな存在ではありません。

ただ、ジョン・ハーパー氏が書いている内容は提言であって、実際の動向に基づいたものではありません。

それでも、ヤンキースのラインナップにアーロン・ジャッジ、ゲーリー・サンチェス、カイル・シュワーバーが並ぶところは大きな魅力で、ピーク時よりも100万人以上も減っている観客動員の面で大きな起爆剤となることは確実です。ブライアン・キャッシュマンGMもシュワーバーのパワーを高く評価し、すでにトレード交渉で要求したこともあるため、このオフに実現しても驚きではありません。

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