ヤンキース内部はトレード期限前の動きで対立か!複数選手への他チームの関心は高まる

New York Yankees Top Catch

ヤンキースがオールスターブレイク後に勝率5割を割るのは、実に1995年以来のこととEPSNが報じていました。

この情報は後半戦開幕直後のレッドソックス戦に敗れたときのものですが、さらに次の試合でも敗れて2連敗を喫したヤンキースは首位のオリオールズとは9.5ゲーム差、ワイルドカードまでは5チームを間に挟んで5.5ゲーム差となりました。

ヤンキースはオールスター直後にレッドソックス、オリオールズ、ジャイアンツとホームで10連戦、そして移動日無しでヒューストンでアストロズと3連戦をするスケジュールとなっています。

特にこのホーム10連戦でヤンキースの方向性が決まるとも言われていますが、ヤンキース内部ではトレード期限前の動きをめぐって意見が対立しているようです。

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トレード期限前の動きについて内部で意見が対立中のヤンキース

ESPNのWallace Matthewsが現地の7月16日付けのYankees baseball operations at odds with business sideの記事で以下のようにヤンキースの内部での対立を伝えています。

And yet, there is a division within the inner ranks of the organization as to whether the team should be buyers or sellers at the upcoming non-waiver trade deadline.
According to a baseball source who spoke to ESPN on condition of anonymity, the opposing factions are composed of the baseball operations people, led by general manager Brian Cashman, who believe the team should sell off its assets and plan for the future, and the business side, which is led by owner Hal Steinbrenner and team president Randy Levine, who hold to the belief that the club is still in contention.

トレード期限前に売り手になるか、買い手になるかについてヤンキースの組織内で意見が対立していて、ブライアン・キャッシュマンGM率いる野球運営部門は売り手になって将来への布石を打ちたいものの、オーナーのハル・スタインブレナーと球団社長のランディ・レビンが率いるビジネス部門がまだポストシーズンを狙えるとして譲らない、とのことです。

ブライアン・キャッシュマンGMは編成したロースターが上手く機能していないことは認識していて、さらに中長期的な観点からトップクラスのプロスペクトを放出するトレード補強も動けないので、今年は諦めて来年以降に向けて動きたいようです。

ですが、ビジネスサイドはそれを認めていないわけですが、その理由として考えられるのはヤンキーススタジアムの観客動員数が落ちていることです。

現在のヤンキースのラインナップと、先発ローテには集客力のあるようなスタープレイヤーが見当たらない中で、デリン・ベタンセス、アンドリュー・ミラー、アロルディス・チャップマンのトリオが目玉となっています。

そのトリオを解体したらファンは白旗を上げたと受け止め、現状よりも、さらに観客動員数が落ちることは確実です。そして低迷した翌年はどの球団もシーズンチケットの売れ行きが落ち、さらに観客動員が落ちますので、それらの現象を嫌っている面もありそうです。

ただ、13連戦の残り11試合で状況が悪くなれば、さすがにビジネスサイドも売り手になることを承認せざるをえなくなりそうです。

ヤンキースが後半戦開幕直後に2連敗したこともあり、トレードの噂は増えつつあります。

FOXスポーツのケン・ローゼンタール記者がビデオ動画で、ヤンキースは状況が好転しなければ今季終了後にFAとなるカルロス・ベルトランとアロルディス・チャップマンをトレードに出す用意があると伝えています。

この動画の中ではアンドリュー・ミラーに関しては現時点ではトレードに出さない方向のようですが、先発投手のCCサバシア、マイケル・ピネダ、ネイサン・イオバルディはトレードに出す可能性があることも言及しています。

ネイサン・イオバルディにはピッツバーグ・パイレーツがすでに興味を示していることが報じられていて、The Pittsburgh Tribune-Reviewが以下のように報じています。

As they look to recast their pitching staff for the second half of the season, the Pirates have talked with the New York Yankees about a possible trade for right-hander Nathan Eovaldi, a source told the Tribune-Review on Saturday.

パイレーツは先発投手の補強を目指していて、ヤンキースにネイサン・イバルディのトレードについて打診したとのことです。

他にはEPSNのジム・ボウデン氏がカルロス・ベルトランについて以下の様な情報を伝えています。

Toronto Blue Jays have had internal discussions about possible interest in acquiring Carlos Beltran if the Yankees decided to move him at the trade deadline according to a club source. They have also been linked to Melvin Upton Jr. Not sure of the fit for either one unless plan would be to put Edwin Encarnacion at 1B.

ヤンキースがカルロス・ベルトランをトレードに出す決断をした場合には、獲得に動くかどうかについてブルージェイズ内部で話し合いがもたれたとのことです。

ブルージェイズは先発投手を必要としているのですが、マーケットの人材不足もあり打線の強化でカバーしようとする動きが強まっていて、他にはメルビン・アップトン・ジュニアに興味をしているようですし、他の報道ではレッズのジェイ・ブルースの獲得も検討しているとされています。

アロルディス・チャップマンについてはジャイアンツ、レンジャーズ、カブスなどのリリーフ投手を補強を目指しているチームが関心を持っているとされていますが、インディアンスも興味を示しているようです。

インディアンスはミラー、チャップマン争奪戦のスリーパー、つまり大穴だとESPNのBuster Olenyが伝えています。インディアンスにとってチャップマン、ミラーはフィットするし、そのトレードを成立させるだけのプロスペクトも抱えているとしています。

ヤンキースのホーム10連戦、ロードも含めれば13連戦はすでに2試合を消化しましたが、早ければその半分を過ぎた時点で大勢が見えてくる可能性もあります。

ヤンキースが売り手になれば市場の動きは一気に変わってきますので、勝敗は多くのチームが注目することになりそうです。

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