ヤンキースは早期の先発ローテ補強が必要!ニューヨークメディアが強く提言

New York Yankees Top Catch

ヤンキースは31勝15敗、勝率.674という素晴らしい成績ですが、同地区のライバルであるレッドソックスが34勝16敗、勝率.680と同様に快調なペースで勝っているため、首位に立つことができていません。

ヤンキースは打線が47試合で278得点(1試合平均5.9点)で両リーグトップ、本塁打数79も両リーグトップと、シーズン開幕前の下馬評通りのパフォーマンスを見せていることが快調な出だしの原動力となっています。

ただし、投手陣に関しては不安が残っています。

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レンジャーズ3連戦は良い教訓に?

チーム防御率3.88は両リーグ12位にとどまっているのですが、最大の強みになると見られていたリリーフ投手陣は防御率3.50で同7位にとどまっているのも誤算ではあるのですが、問題が大きくなりつつあるのが防御率4.13で同15位となっている先発投手陣です。

先発投手陣はソニー・グレイ(防御率5.48)と田中将大(防御率4.95)が苦しんでいて、ジョーダン・モンゴメリー(防御率3.62)が抜けた後にローテに入っているドミンゴ・ヘルマン(防御率7.36)も厳しい登板が続いています。

ルイス・セベリーノが10試合65回で防御率2.35とサイヤング賞級の成績を残していて、ベテランのサバシアも8試合41回1/3で防御率2.40と安定していたのが救いとなっていたのですが、レンジャーズでの3連戦では問題がより大きくなる気配を感じさせるものとなりました。

ニューヨーク・ポストのケビン・カーナン氏が以下のように書いています。

October is a long way away, but there was a valuable lesson to be learned by the Yankees with these three games at Globe Life Park against the Rangers.

The Yankees are in desperate need for more quality starting pitching.

「10月までの道のりは長く、時間はあるが、グローブライフパークで行われたレンジャーズとの3連戦は価値のあるレッスンとなった」と述べた後、「ヤンキースはもっと質の高い先発投手を心底必要としている」と現状に警鐘を鳴らしています。

サバシアが先発した5月23日の試合ではヤンキースが4点をリードしながらも1点差に追い上げられましたが、打線が得点を重ね10-5とリードしました。しかし、結果は10-12という敗戦となりました。

サバシアが崩れてしまったのが理由の一つではあったのですが、この3連戦は他の先発投手も良くなかったとカーナン氏は指摘します。

This is not just about Sabathia. It’s about all three Yankees starters this series.

There was no chainsaw, but this was a Texas massacre.

None of the starters could make it to the sixth inning. Masahiro Tanaka (4.95 ERA) managed to squeeze out a victory in the first game of the series, but he lasted just five innings in a 10-5 win.

この3連戦のいずれの先発投手も良くなかったあと述べた後、勝ったものの5イニングしか持たず4点を失った田中将大がやり玉に上がっています。

A scout who witnessed two recent starts said Tanaka’s fastball has become so mediocre, it hampers him across the board. The last time out, the fastball was better but his splitter was not effective. There are just too many question marks with Tanaka.

田中将大の最近の2試合の登板を見たスカウトが「田中将大にファーストボールは月並みなレベルになっていて、それが彼の投球を全体的に難しいものにしている」と話していることが伝えられています。

一番直近の試合では「ファーストボールはやや良くなったものの、スプリットが効果的ではなかった」とカーナン氏は述べて、田中将大にはあまりにも多くのクエスチョンマークがあると懸念を示しています。

田中将大の後を受けて、2戦目に先発したのがドミンゴ・ヘルマンが4イニングを超えることができず、3戦目のサバシアが4回1/3しか持ちませんでした。そのため、レンジャーズとの3連戦では、ヤンキースの先発投手が5回を越えてマウンドに立つことができない事態となりました。

ソニー・グレイは不安定な投球が続いているため、まだまだ安心して見ていることができる状態ではなく、蓋をあけてみないとわかりません。

当初、バックアップとして計算されていたルイス・セッサは故障し、3Aのチャンス・アダムスもシーズン序盤につまずきメジャーに昇格させるべき状態ではありません。

打線は十分すぎるほどに機能していますが、先発ローテは不安感が増しつつあります。

This series was a good wake-up call for the Yankees. Better the wheels come off the rotation at this point than much later in the season. The Yankees have the merchandise to pick up a quality starter and as much as the Yankees have fallen in love with all their Baby Bombers, it may cost them a top prospect like Clint Frazier.

「このシリーズはヤンキースにとって良いウェイクアップコールとなった。シーズンが進んでからよりも、現時点で先発ローテのテコ入れを行うほうが良い。」と述べ、ヤンキースは質の高い先発投手を獲得できるだけの交換要員をかかえているとカーナン氏は述べて、クリント・フレイジャーのようなトッププロスペクトを失うことになるかもしれないが、早い段階での先発ローテ補強を行うべきだと提案しています。

ヤンキースの先発ローテの防御率はリーグ5位で致命的な悪さではないものの、上にいる4チームはアストロズ(防御率2.25)、インディアンス(同3.35)、レッドソックス(同3.54)、エンゼルス(同3.65)と、いずれもポストシーズンでライバルになる可能性が高いチームです。

レギュラーシーズンで強力な得点力を発揮したチームでも、ポストシーズンでは簡単には点を取らせてもらえなくなるケースが多く、強力なヤンキース打線にもその不安は残ります。

カーナン氏は、このようなポストシーズンに向けた展望を踏まえた上で、ヤンキースは早い段階でコール・ハメルズのような質の高い投手の獲得に動くべきだと提案しています。

ジョーダン・モンゴメリーは左肘の故障で、5月2日に故障者リストに入りましたが、その時点でも2ヶ月ほど離脱する可能性があるとされていました。左肘の問題のため慎重にリハビリを進めざるをえず、7月の復帰も確実なものではありません。

レンジャーズはベテラン選手のトレード放出の準備を進めていると伝えられていることもあり、コール・ハメルズをヤンキースがターゲットにする可能性が高いとの予想が増えています。

レギュラーシーズンでフロントスターターを任せられ、先発ローテの左右のバランスを改善でき、なおかつポストシーズンでの実績もあるコール・ハメルズはヤンキースにフィットする投手です。この夏に注目を集める動向の一つとなります。

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