ヤンキースはJ.A.ハップを見過ごすべきではない!地元メディアが獲得を提言

New York Yankees Top Catch

ニューヨーク・ヤンキースがウェーバー公示なしのトレード期限である7月末までに、先発投手をトレードで獲得する可能性が高いというのが海外メディアの共通認識になりつつあります。

トレード市場の中でヤンキースが獲得に動く可能性が高いとされていて、注目を集めているのがレンジャーズのコール・ハメルズです。

レギュラーシーズン、ポストシーズンともに実績と経験のあるビッグネームのため、大きな関心を集めています。ですが、そのハメルズと遜色のない活躍が期待できる可能性がある投手として、ブルージェイズのJ.A.ハップの獲得をニューヨーク・ポストのジョエル・シャーマン氏は提言しています。

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ブルージェイズのJ.A.ハップの獲得に動くべき理由とは?

シャーマン氏はコール・ハメルズとJ.A.ハップには不思議な共通点があると述べて以下のような内容を紹介しています。

  • 2018年5月27日日曜日に両投手が先発
  • 両者ともに今季11試合目の登板
  • 両者ともに2015年7月31日に現在のチームにトレード移籍している
  • 5月27日の試合が両者ともにトレード移籍後79試合目の登板

ここで紹介されている共通点は些細なことといえば些細なことで、投手としての能力などに関係するものではありません。

しかし、次にシャーマン氏が述べている事実は投手としての能力に関する部分となります。

  • J.A.ハップは2015年7月31日に移籍して名伯楽のレイ・シーレージの指導を受けた後、防御率3.20、44勝20敗、与四球率2.6、奪三振率8.7、被打率.236/被出塁率.293/被長打率.370。同じ期間のコール・ハメルズの成績は防御率3.69、36勝17敗、与四球率3.2、奪三振率8.1、被打率.237/被出塁率.313/被長打率.392。
  • 今季のハップの成績は防御率3.84、7勝3敗、与四球率2.5、奪三振率10.8、被打率.224/被出塁率.285/被長打率.363。一方のハメルズは防御率
  • 3.74、3勝5敗、与四球率3.6、奪三振率10.8、被打率.230/被出塁率.320/被長打率.431。
  • WAR(Win Above Relacement: 同じポジションの代替可能な選手に比べてどれだけ勝利数を上積みしたか)はベースボール・リファレンスはハメルズが1.6、ハップが1.2で、ファングラフスはハップが1.4で、ハメルズが0.1。

これらの数字を見た時にJ.A.ハップの数字はコール・ハメルズと遜色のないもので、見方によってはハメルズ以上とも受け取ることができます。

この3年間の成績は大きな差がないのですが、両者に大きな違いがあるのは契約です。

  • コール・ハメルズ:今季の年俸は2400万ドルでトレード期限前に移籍した場合には、800万ドル程度の負担が残る。2019年の契約を2000万ドルで更新できるオプションがある一方で、破棄する場合には600万ドルのバイアウトの支払いが生じる。
  • J.A.ハップ:今季の年俸は1300万ドルでトレード期限前に移籍した場合には、400万ドル程度の負担が残る。今季終了後にFA。

コール・ハメルズの来季契約をコントロールできるのは魅力ですが、35歳のシーズンを2000万ドルで買い取るのはリスクも伴います。もしオプションを破棄する場合にはバイアウトの600万ドルが年俸総額を圧迫しますので、デメリットも存在します。

J.A.ハップは来季契約をどうすることもできないレンタル選手となります。ただ、来季は36歳となりますので、契約が残っていないほうが良いとも言えます。

ぜいたく税回避のために1500万ドル程度しか補強予算が残っていないヤンキースにとって大きい魅力なのが、400万ドル程度と負担が小さいことです。これだけの金額で先発ローテが補強できれば、さらにリリーフ投手の補強などに予算を回すことも可能となります。

トレードの交換要員の質もコール・ハメルズよりもJ.A.ハップのほうが抑えられる可能性が高いため、短期的にも中長期的にもチームにとって都合の良い選手であることは間違いありません。

先発投手の補強にはヤンキースの他に、エンゼルス、ブレーブス、ブルワーズ、ドジャース、フィリーズなどの球団が積極的に動きとみられています。コール・ハメルズに関心が集まる中、間隙を縫ってJ.A.ハップを獲得するというのも悪くない選択肢と言えそうです。

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