2017年ヤンキース打線の大きな不安となる可能性があるポジションは?

New York Yankees Top Catch

ニューヨーク・ヤンキースの2016年は得点680がアメリカン・リーグ15チーム中12位となるなど、攻撃力不足に悩まされました。

その2016年の数字にはカルロス・ベルトランやブライアン・マッキャンの数字が含まれていましたが、ともに2017年は他チームでプレーするため、計算できない数字となっています。。

しかし、主な打線の補強は一塁、指名打者を任される予定のマット・ホリデー1人にとどまっています。

ヤンキースは2016年シーズンにおいて2つのポジションで、出塁率と長打率を合計したOPSが最下位となっていることをニューヨーク・ポストのKen Davidoffは“The risk-filled position that could break the Yankees offense”に記事で指摘し、ヤンキース打線を崩壊させるリスクが残っていることを指摘しています。

その2つのポジションは引退を決断するほどの低迷したマーク・テシェイラが守っていた一塁、そしてカルロス・ベルトランが守っていたライトです。

2016年のヤンキースの一塁手のOPSは.673と、打線の中核を担う選手が座ることが多いポジションでありながら機能しませんでした。

その一塁は2016年を右肩の故障で完全に棒に振ったグレッグ・バードをメインに据え、マット・ホリデーを指名打者との併用でバックアップさせるプランとなっています。

そしてもう一つのポジションであるライトで出場した選手のOPSは.703とア・リーグ最下位なのですが、これはこのポジションで232打席に立ち打率.300/出塁率.341/長打率.521の成績を残したカルロス・ベルトランを含めた数字です。

カルロス・ベルトラン以外でライトを守った選手はアーロン・ヒックス、アーロン・ジャッジ、ロブ・レフスナイダー、ダスティン・アクリー、メイソン・ウィリアムズ、ベン・ギャメル、タイラー・オースティン、ロナルド・トレイエズらとなっています。

最も多く出場してベルトランの数字が良かったにも関わらず、ライト全体で悪くなっているのは、これらの選手の数字が酷かったためで、打率.210/出塁率.287/長打率.322/OPS.609と攻撃面が期待される外野の両翼として厳しい数字となっています。

しかし、ヤンキースはこのライトに関してはテコ入れをすることなく、2017年シーズンを迎えようとしています。

すでにダスティン・アクリーはリリースされ、ベン・ギャメルはトレードされているため、ヒックス、ジャッジ、レフスナイダー、ウィリアムズ、オースティン、トレイエズさらに期待している状態です。

しかし、これらの選手が残している数字はライトのレギュラーには相応しいものとはほと遠いものとなっています。

このような事実をKen Davidoffは指摘した上で、OPSが最下位となったポジションを抱えている他チームは何かしらのテコ入れを行っているにも関わらず、ヤンキースは全く行っていないと述べています。

例を挙げるとショートのOPSが最下位となったマリナーズはケテル・マルテを放出し、ジーン・セグラを獲得し、指名打者が最下位だったアストロズはカルロス・ベルトランを獲得するなどの補強をしています。

このような各チームの動向をKen Davidoffは紹介した上で以下のように皮肉めいたコメントをしています。

On this spectrum, the Yankees rank among the most optimistic of the bunch. They are returning the worst components of an under-performing position — a corner position from which good offense is expected — while the best, Beltran, is already on his second team since departing.

この分野において、ヤンキースはベンチの選手に対して最も楽観主義的なチームにランクされる。攻撃面での期待がされるポジションでありながら低迷し、その中でベストのプレイヤーであるベルトランが去ったにも関わらず、その低迷を作り出した選手たちに期待しようとしている、と皮肉交じりのコメントをしています。

このあたりの動きが中途半端などっちつかずの姿勢に映り、アロルディス・チャップマンに5年8600万ドルを投資することに疑問の声が上がる原因ともなっています。

このライトと一塁以外にも、高額契約を抱えながら低パフォーマンスが続くセンターのジャコビー・エルズベリーや、お世辞にも良い成績を残しているとは言えないサードのチェイス・アトリーも不安が残るポジションです。

このように優勝やポストシーズンを狙うには先発ローテと打線において戦力が整っていないにもかかわらず、勝ちパターンが増えないと登板の機会すらないクローザーに大金を使っていますので、メディアから懐疑的な声が上がるのも致し方ない面はある現状です。

ア・リーグのポストシーズンの5枠のうち3枠をもぎとった激戦の東地区を勝ち抜くためには、複数の若い選手たちのブレイクが必要す。

スポンサーリンク

フォローする

よく読まれています
スポンサーリンク