ヤンキースが8月にトレード獲得に動く可能性がある野手は?

レッドソックスに追いつき、逆転優勝を果たすためにザック・ブリットンらを獲得する積極的に動きを見せたヤンキースでしたが、2週間足らずで差が10ゲームに広がり、ワイルドカードの枠を確保することが現実的な目標となりました。

地区2位ではあるものの、勝率が6割を越えア・リーグ2位のためワイルドカードの枠は安泰かと思われましたが、ここ最近は失速気味で油断はできない状況になりつつあります。

8月は7勝9敗と負け越しているヤンキースですが、その原因はエースのルイス・セベリーノが調子を落としていることもあるのですが、それ以上に大きいのが得点力の低下です。

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積極補強後の8月に入って失速気味のヤンキース

アーロン・ジャッジが故障者リスト(DL)に入ってからのヤンキースの打線の攻撃力は著しく低下しています。

アーロン・ジャッジがDLに入ったのが7月27日でしたが、それ意向のチーム全体のOPS(出塁率+長打率)は.736で両リーグ14位にとどまる月並みな状態となっています。

アーロン・ジャッジの手首の回復は順調とは言えず、コルチゾン注射を行い様子を見ている状態で、復帰が9月にずれ込む可能性が浮上しています。もうひとりの主軸であるゲーリー・サンチェスに関しては復帰の時が近づいてはきているのですが、そもそも今季は離脱した時点で打率.188/出塁率.283/長打率.416と低迷しているため大きな期待はしにくいところがあります。

アスレチックスとは3ゲーム、マリナーズには5.5ゲームと安泰とは言えない差しかつけられていないため、何かしらの打線のテコ入れを行いたい状況であることは間違いありません。

すでにトレード市場で補強候補として伝えられているのがウェーバーをクリアして全球団へのトレードが可能な状態となっているブルージェイズのカーティス・グランダーソンとオリオールズのアダム・ジョーンズです。

しかし、アダム・ジョーンズは10&5 (メジャー・サービスタイム10年以上で、なおかつ直近の5年間同一チームに所属)による全球団へのトレード拒否権により、本人の同意なしにはトレードが成立しません。

一方のカーティス・グランダーソンは96試合で打率.235/出塁率.334/長打率.421/OPS.755、11本塁打という成績で、打線のアップグレードになるかどうかは微妙なラインとなっています。

そのような中、新たに補強候補として言及され始めているのがナショナルズのダニエル・マーフィーです。

このツイートの時点ではナ・リーグ首位から9ゲーム、ワイルドカードからも7ゲームという状態となり1ヶ月半が残っているものの展望は厳しいものになりつつあるナショナルズです。

そのナショナルズが選手を売り出す際に、関心を集める可能性があるのが好調なダニエル・マーフィーだとESPNのバスター・オルニー氏が述べています。マーフィーは最近の30試合で長打率.578と絶好調で、ア・リーグの球団であれば指名打者、ヤンキースであれば一塁手としてもフィットすると付け加えられています。

ヤンキースはフロント側の強い期待と信頼によりグレッグ・バードがメインで起用されていますが、打率.211/出塁率.302/長打率.396/OPS.698とレギュラーとして起用し続けるのは難しい結果しか残せていません。

一方のダニエル・マーフィーは故障から復帰した当初は低迷したもののの、最近の32試合ではOPS1.007、5本塁打と好調なためシーズン全体でも打率.307/出塁率.351/長打率.458/OPS.809と良い数字になっています。

アーロン・ジャッジの復帰が長引いた場合にはジャンカルロ・スタントンを外野で多く起用し、ダニエル・マーフィーを指名打者で起用したり、ジャッジが復帰した時にはマーフィーを一塁で起用することができるなど、ヤンキースのニーズにマッチします。

またポストシーズンの経験も豊富で、通算24試合108打席で打率.323/出塁率.407/長打率.613/OPS1.020、2015年にはリーグチャンピオンシップMVPを獲得するなど大舞台に強いことも魅力です。

ただ、ダニエル・マーフィーがウェーバーにかけられた場合には、同じア・リーグのアストロズも関心を示す可能性があり、その時の勝率次第では、すんなりと獲得できない可能性があります。

アストロズはセカンドのホセ・アルトゥーベが膝の故障による離脱し、明確な復帰時期までは定まっていませんし、ファースト全体のOPS.764は両リーグ15位、指名打者は.770で同16位と悪くはないものの物足りない数字で、ダニエル・マーフィーはフィットする選手です。

ヤンキースは野手よりも投手のために補強資金を残す方針で、打線はアーロン・ジャッジを待つ方針とされています。しかし、ジャッジの手首の回復が順調でなければ、何かしらの手を打つ必要があるため、ダニエル・マーフィーが市場に出た時には動くことになりそうです。

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