大谷翔平を逃したヤンキースの次の一手は?今後の先発ローテ補強を地元メディアが予想

New York Yankees Top Catch

ヤンキースにとって、このオフの最大のターゲットは大谷翔平で、そのことを地元メディアも認識していました。

大谷翔平が早々にヤンキースを脱落させたことのフロント幹部たちへの衝撃は大きく、一部の地元メディアに至っては落胆をとおりこして、攻撃するところまで至っています。

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ヤンキースは大谷翔平のために以下のような準備をしてきました。

  • レギュラーシーズンの山場を迎えていたニューヨークでのレッドソックスとの4連戦が始まるその日に7000マイルを移動して日本を訪れて、サブリミナルなメッセージを送った
  • 本気度と敬意を示すために、契約金の金額を大きくすることを試みた。4つのトレードを成立させてインターナショナル契約の枠を買い取り、レンジャーズに続く350万ドルの枠を確保した。
  • 他にも考えうるすべてのことは取り組んだようで、ブライアン・キャッシュマンGMは以下のように話しています。

    ニューヨーク・ポストの記事からの引用です。

    “We can put our heads on our pillows and land safely and sleep well that we did everything possible,” Cashman said. “We acquired the second-most pool money. Our presentation [sent to Ohtani and his CAA reps] speaks for itself. I think you will hear [from his reps] that it was second to none. We flew over to pay our respects. We did not interfere with him over there or tamper. We have a great fan base and an exciting team. But we’re not in it.”

    『私たちはできる限りのすべてのことはやったので、ゆっくりとベッドに体を沈め、枕に頭をおき休むことができる。』『契約金も2番目に多い金額を用意し、敬意を示すために日本も訪れたが、邪魔したりすることもなかった。素晴らしいファンを抱え、エキサイティングなチームだ。しかし、私たちは残ることができなかった。』

    ただ、問題は大谷翔平をあてにしていた先発ローテーションをどうするのか?ということになります。

    ニューヨーク・ポストのジョエル・シャーマン氏は以下のように書いています。

    The Yanks were always hoping to add two starters this offseason and — beyond his talent and marketability — Ohtani was ideal because he would count just the $545,000 minimum major league salary against the luxury tax, when, as Cashman reiterated: “We have been very public that we are re-setting our luxury tax (dropping below the $197 million threshold).”

    「ゼイタク税の基準である1億9700万ドルに年俸総額を圧縮」することをブライアン・キャッシュマンGMらは公言し続けています。その目標を達成しながら、先発ローテーションに1人ではなく2人を加えてワールドシリーズ制覇の可能性を高めるには、54万5000ドルしか年俸総額に負担をかけない大谷翔平は理想的なターゲットでした。

    しかし、その目論見どおりにはことが運ばなかったあため、ヤンキースは限られた資源で先発ローテーションの補強を行うことになりました。

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    ヤンキースは確定している契約分、年俸調停権を有している選手分、メジャーリーグ最低年俸の選手分、保険と年金の支払いなどを合計すると、すでに1億5617万ドルに達しています。

    しかし、この後シーズン途中のマイナーからの昇格、トレード期限前の補強などの資金も必要となるため、実質的にシーズンオフの補強に使えるのは2500万ドルくらいだろうと、ジョエル・シャーマン氏は試算しています。

    それをベースにシャーマン氏はヤンキースの今後の先発ローテ補強の方向性についても言及しています。

    Barring a trade of some or all of the salary of a Starlin Castro, Jacoby Ellsbury or Chase Headley, that may leave roughly $25 million-ish to spend this winter. I wonder if the Yanks could get Sabathia for $10 million on a one-year deal and Alex Cobb at, say, $15 million per on a four-year pact. A Yu Darvish or Jake Arrieta at the top of the free agent market would be difficult to shoehorn into the payroll.

    『スターリン・カストロ、ジャコビー・エルズベリー、チェイス・ヘッドリーらをトレード放出しない限り、シーズンオフの補強資金は2500万ドル程度となるかもしれない。私が思い巡らしているのは「CCサバシアと1年1000万ドル、アレックス・カッブと年俸1500万ドルの4年契約が可能だろうか」ということだ。

    サバシアは2017年にまだまだMLBの先発ローテでやれることを証明したこと、アレックス・カッブはア・リーグ東地区での実績があり、クラブハウスでの評判が良いこと、などを評価した上で年俸とのバランスを考慮し、シャーマン氏はこの2人をピックアップしています。

    先発ローテーションにはルイス・セベリーノ、田中将大、ソニー・グレイ、ジョーダン・モンゴメリーという4人に加えて、ユスタス・シェフィールド、チャンス・アダムスのマイナーのプロスペクト、ブルペンからチャド・グリーンも候補となります。

    すでに悪くない先発ローテとバックアップとも考えられるのですが、シャーマン氏は「ソニー・グレイと田中将大は健康面の問題でフルシーズンを投げることに苦労しているし、ルイス・セベリーノとジョーダン・モンゴメリーは初めてのフルシーズンを終えたばかり」であることを指摘します。

    そのような現状があるため、仮にヤンキースが大谷翔平を獲得できていたとしても、「より計算できる投手をもう1人獲得したい」とフロント陣が考えていたことをシャーマン氏は伝えています。

    2500万ドルという限られた予算でやりくりして先発ローテを厚くするのか?それともベテランの野手を放出して予算枠を増やした上で先発ローテ補強に動くのか?さらには余剰気味になっているメジャーとマイナーの若い外野手を使ってトレードで先発投手を獲得するのか?

    ウインターミーティングで、どのような方法で先発ローテを補強していくのか、ヤンキースの次の一手が注目されます。

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