ヤンキースはベタンセスの酷使をやめるべき!地元メディアが登板過多に警鐘

New York Yankees Top Catch

黄金期にはキラ星のごとくスタープレイヤーを抱えていたヤンキースでしたが、すっかりそれは過去のものとなり2016年シーズンの目玉はアロルディス・チャップマン、アンドリュー・ミラー、デリン・ベタンセスのリリーフトリオとなっていました。

しかし、そのファンの楽しみもチャップマン、ミラーのトレードで失われ、デリン・ベタンセスだけが残りクローザーを務めることになりました。

ヤンキースは中長期的な展望を持ってベタンセスは一切動かそうとしなかったわけですが、現在のベタンセスの現状にニューヨーク・ポストのジョエル・シャーマン氏が警鐘を鳴らしています。

ジョエル・シャーマン氏は”Yankees must ease throttle on Dellin Betances”というタイトルの記事で、以下のようにデリン・ベタンセスへの負荷が過剰になっていることを伝えています。

Betances has been the most heavily used reliever since the beginning of the 2014 season.
His 225 appearances were the most in the majors entering Thursday (Mets closer Jeurys Familia was second with 206).
His 3,592 pitches were 302 more than anybody used exclusively as a reliever (Baltimore’s Brad Brach was second).
He has bridged innings (gotten at least four outs) 69 times in that span, five more than the second-place Brach.

引用元:http://nypost.com/2016/08/04/yankees-must-ease-throttle-on-dellin-betances/

ベタンセスは2014年シーズン開幕から2016年8月3日終了時点までで、最も多く起用されているリリーフ投手で、登板数225試合はメジャーで一番多く、2位のジェウリス・ファミリアの206試合よりも19試合も多いこと。

そして投球数3592はリリーフ専門として起用されている投手の中では一番多く、2位のブラッド・ブラックよりも302球も多いこと。

さらにイニング跨ぎの登板が69回あり、2位のブラッド・ブラックよりも5回多いこと、などの具体的な数字を上げてメジャーで最も酷使されているリリーフ投手であることを伝えています。

そのうえで、ヤンキースがポストシーズン、地区優勝を争っているのなら、デリン・ベタンセスを多く登板させるのは理解できるが、現状では疑問だとして、8月3日のメッツ戦で起こった出来事に言及しています。

8月3日のメッツ戦の終盤に起こったことをジョエル・シャーマン氏は以下のように伝えています。

That does not even account for how frequently Betances has been up and not used — as he was Wednesday, when he began to warm after Neil Walker’s homer turned a 9-4 lead to 9-5 against Tyler Clippard.
If the Yankees were contending strongly, that would make sense. But Given their current situation and how much they need him in the future, well, someone else has to protect a four-run lead with two outs left to get.

引用元:http://nypost.com/2016/08/04/yankees-must-ease-throttle-on-dellin-betances/

その試合で9-4でリードしている状況で、タイラー・クリッパードがソロ本塁打を浴びて9-5とリードが4点差になった途端、デリン・ベタンセスがウォームアップを始めたそうです。

ヤンキースがポストシーズンや地区優勝を接戦で争っているのなら理解できるが、現在のヤンキースの位置、そして将来的な展望上でにベタンセスの重要性を考えれば、4点リードで後アウト2つという状況で彼に準備をさせるのは、合理的ではないと指摘しています。

ジョー・ジラルディ監督の投手起用法は、困るとデリン・ベタンセスを出すという傾向が強く、それに彼が応えてきたことで、ヤンキースは昨年ポストシーズンに進出することができました。

田中将大もランナーを残してマウンドを下りながらも、ベタンセスが登場することで救われ、大量失点を免れることが幾度もありました。

素晴らしい能力があるため頼りたくはなるは理解できるのですが、現在の投球イニング数、投球数、登板試合数はいずれも酷使と言えるレベルで、今の状態が続けば故障のリスクは高いと言えます。

特に投球フォームに無駄がある上に、球速で押すタイプなだけに、余計に故障する懸念があります。

まだポストシーズンを諦めていないという上層部のスタンスに忠実なのかもしれませんが、中長期的な視点で見れば、あまり良い起用法ではないと言えそうです。

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