ヤンキースはデリン・ベタンセスを今オフには放出?地元メディアが可能性に言及

New York Yankees Top Catch

ヤンキースのリリーフ投手陣は非常に豪華な顔ぶれで、質と量をともに兼ね備えています。

デリン・ベタンセスが不安定な投球を見せても、アダム・ウォーレンが故障者リストから復帰後がイマイチであったも、チャップマン、ロバートソン、ケインリー、グリーンの4人がいることで、不安を感じさせない状態となっています。

リーグチャンピオンシップをかけた戦いをアストロズと繰り広げているヤンキースですが、明白に上回っているのは、このブルペンです。

アストロズは信頼できるリリーフ投手が2、3名であるのに対して、ヤンキースは4人に加えて、バックアップとしてベタンセスとウォーレンを置いておける布陣となっています。

このポストシーズンでデリン・ベタンセスとアダム・ウォーレンの2人を重要な場面で起用しにくい状況となっているヤンキースなのですが、このシーズンオフにおいても2人の立場は微妙であるとニューヨーク・ポストのジョエル・シャーマン氏は記事にしています。

The emergence of Green and the acquisitions of Kahnle and Robertson have made the reduction of Betances and Warren more tolerable. It also raises questions about what is the role of Betances and Warren beyond this season, since the current main four relievers are all under control next year, though it is possible the Yankees will see if Green can start again in 2018.

「ケインリーとロバートソンの獲得、グリーンの台頭により、ベタンセスとウォーレンを重要な場面で起用しないことが可能となった。このことは同時に「来季以降の2人の立場はどうなるのか?」という疑問を生じさせることになる。というのもグリーンを先発に戻す可能性はあるものの、とりあえずメインの4人のリリーフ投手は来季も契約が残っているからだ」とシャーマン氏は述べています。

ベタンセスとウォーレンが調子を落としていたとしても、これまで残してきた実績を考えれば、来季も戦力として考えるのが普通です、そうした方がブルペンの厚みが増します。

しかし「年俸総額の抑制」という課題が、そういった編成を許容できなくなるかもしれないとシャーマン氏は続けます。

同じ記事からの引用です。

The backdrop by which to consider all offseason decision-making is Hal Steinbrenner’s demand the club drop under the $197 million luxury-tax threshold and Brian Cashman’s public vow that it will happen. It means the Yanks will look to nip and tuck payroll wherever possible. They would love to have six relievers who enjoyed extended success in 2017, but might that be a luxury that will not be affordable under the luxury tax?

シーズンオフの動きの最終決定権を持つハル・スタインブレナー共同オーナーが1億9700万ドルというぜいたく税のライン以下に年俸総額を抑制することを要求することが背景にあるため、ブライアン・キャッシュマンGMもそれを実現させると公言しています。

そうなるとヤンキースはあらゆる手段を講じて年俸総額の抑制を行うことになるのですが、「ぜいたく税のライン以下に抑えながら、2017年に成功を収めた6人のリリーフ投手を来季も抱えることは可能なのだろうか?」とシャーマン氏は投げかけています。

アロルディス・チャップマンが1720万ドル、デビッド・ロバートソンが1300万ドルと2人だけに、3000万ドルを費やすことになります。
トミー・ケインリーは2018年が年俸調停権の1年目となるため、大幅ではありませんが100万ドル以上の上昇することが確実です。さらにデリン・ベタンセスは年俸調停2年目、アダム・ウォーレンは同3年目となり、2人で700万ドルから800万ドルが必要と見込まれています。

ジョエル・シャーマン氏は両者ともに年俸調停のプロセスに入る可能性が高く、さらに高額の金額が必要になる可能性もあり、ヤンキースはその分も考慮して資金をやりくりする必要があることを指摘しています。

すでに来季確定分の契約の総額は1億1400万ドルとなっているヤンキースです。これだけを見れば余裕があるように見えるのですが、ここに保険や年金などの支払い分1350万ドル、年俸調停権を有する選手に3600-4000万ドル、25人枠の最低年俸分600万ドル、40人枠の最低年俸分250万ドル程度が加わります。

それらの金額を合計すると、すでに年俸総額は1億7000万ドルを越えることになります。にも関わらず、サバシア、ピネダ、ガルシアらがFAとなる先発ローテ、トッド・フレイジャーとマット・ホリデーが抜ける打線の補強を行う必要がありますので、大きな余裕があるわけではありません。

しかし、ややもったいないほど豪華な顔ぶれとなっているブルペン陣からベタンセスをウォーレンを2人をトレードで放出すれば、700万ドルから800万ドルの枠を作ることができ、それらの必要なピースを補強しやすくはなります。
また、リリーフ投手の価値はトレード、FA市場で高まっていますので、ベタンセスとウォーレンを放出すれば、それなりの見返りも期待できます。

特にデリン・ベタンセスは昨年の年俸調停のプロセスで、ヤンキースの球団社長であるランディ・レビンといさかいになっっていますので、可能性は十分にあると考えられます。

チーム編成の方針上、予算に制約を加えて補強を行うことになりますので、デリン・ベタンセス、アダム・ウォーレンのトレード放出はヤンキースにとって検討に値する選択肢となりそうです。

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