ヤンキースの2018-19シーズンオフは「悪の帝国」復活!?キャッシュマンGMが可能性に言及

New York Yankees Top Catch

ニューヨーク・ヤンキースのこの2シーズンのシーズンオフの補強は、かつて「悪の帝国」とまで呼ばれが姿とは大きくかけ離れたものとなっています。

2015-16シーズンオフにはトレードでの動きはあったものの、メジャー契約でのFA選手獲得はなく、2016-17シーズンオフもアロルディス・チャップマン、マット・ホリデーの獲得と決して目立つような動きではありません。

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そこにはぜいたく税の基準内に年俸総額を抑えたいというオーナーサイドの意向が、ブライアン・キャッシュマンGM率いる野球運営部門の方針に影響を与えているためではあります。

ブライアン・キャッシュマンGMはゼネラルマネージャーではあるものの、主要な選手のトレードにもハル・スタインブレナー共同オーナーの承諾を得る必要があることからも、オーナーサイドの方針が色濃くにじみているヤンキースの編成です。

そのヤンキースの今後についてブライアン・キャッシュマンGMが話した内容を、ニューヨーク・ポストのダン・マーティン氏がBrian Cashman: Yankees ready to be ‘big-game hunters’ in 2018という記事で伝えています。

現在他チームと契約を結んでいる選手について「獲得したい」と具体名を挙げることは、タンパリングに当たるため禁止されているため、ブライアン・キャッシュマンGMは具体名は出ていないものの、2018-19シーズンオフに大型補強に踏み切る可能性があることに言及しています。

“This is my hope: First and foremost, as you see, we’re transitioning from contracts that we vested heavily in and it did pay off for us in ’09,” Cashman said, at a town hall at the Hard Rock Cafe in Times Square, of the Yankees’ last World Series title. “So at the end of the day, we are going to be in a position to do a number of things and maybe we can turn the clock back to be big-game hunters that we have been accustomed to being.”

2009年のワールドシリーズ制覇を果たす上で大きな実りを得た大型契約からの移行期にあるものの、最終的には多くの動きができる状態に戻ろうとしていて、いずれは大物選手を獲得するという慣れたスタイルへ時計の針を戻すかもしれない、と話しています。

多くのプロスペクトを抱えているヤンキースで、その育成を重視する姿勢となっているのですが、完全に育成型のチームに移行するのではなく、時がくればかつてのように大型補強に踏み切ることも視野にいれていることがうかがえます。

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2018年シーズン終了後にはマニー・マチャド、ブライス・ハーパーという能力高い上に、年齢も若いスタープレイヤーがFAとなります。

さらにマット・ハービー、ジョシュ・ドナルドソンといった選手に加えて、クレイトン・カーショーとデビッド・プライスも契約をオプトアウトすればFA市場に出ることになり、再び大型契約の話題が飛び交うことが予想される顔ぶれとなっています。

参考:MLBの2018シーズン終了後のFA市場は超豪華な顔ぶれに!記録的な契約金額が予想される大物選手が勢揃い

事故死がなければホセ・フェルナンデスもこのシーズンオフにFA市場に出るはずで、それがなくなってしまったのは非常に残念なことではありますが、それでも多くのスタープレイヤーがFAとなります。

ヤンキースがこの2年間補強を抑えめにしているのは、このシーズンオフに備えているためだという声がメディアでは流れて続けているのですが、それは当然のことながらブライアン・キャッシュマンGMの耳にも入っているようです。

“I know the talk of the big free-agent class of 2018 already had been discussed before the 2016 season started like, ‘Ah, the Yankees are going to wait and reset the clock and go after these guys,’” Cashman said. “And since this time, you saw one of our golden nuggets pop out of our system [as Sanchez] established himself as potentially one of the high-end young players in the game. We could have a few more of those, and it will allow us to have a lot of different choices to see what’s on the open market at the time.”

2016年シーズンが始まる前の時点で、ヤンキースは今は待って、色々なものをリセットして、2018-19シーズンオフのFA選手を追いかけようとしている、というような話があったのを私は知っていると、キャッシュマンGMは話しています。

その上で「ゲーリー・サンチェスのようなMLB全体でもスターとなれるようなプレイヤーが登場し、さらに同様の期待ができるような選手が数名いるので、それらの選手の成長次第では、非常に多くの選択肢を持つことができるようになる。」と話しています。

以前からよく話題になっているのが、子供の頃はヤンキースファンだったというワシントン・ナショナルズの外野手のブライス・ハーパーです。

ただ、ヤンキースには外野にアーロン・ジャッジ、クリント・フレイジャーといった期待の選手がいます。

そしてショートとサードを守れるマニー・マチャドもいますが、現時点ですでにディディ・グレゴリウスがいて、マイナーにはMLB全体でトップ20にランクされているグレイバー・トーレス、ホルヘ・マテオらも遊撃をポジションとしています。

これらの選手がブレイク・アウトした場合には、ブライス・ハーパーやマニー・マチャドではなく、クレイトン・カーショーやデビッド・プライスに資金を投入することをヤンキースは選択することになるかもしれません。

ヤンキースは2016年の観客動員でア・リーグ1位の座をブルージェイズに譲り、1998年以来の300万人割れ目前の306万3405人まで数字を落としています。

大きな問題になるほどの状況ではありませんが、2008年には429万8655人でしたので、この8年間で123万5250人減、28.73%減という急落していますので、良い状況ではありません。

強いチームにすると同時に、観客を呼べるスター選手も必要としているヤンキースのため、これからの2年間の若い選手の育成の結果がどのように2018-19シーズンのFA市場での動きに影響を与えるか注目されます。

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