ザック・ウィーラーにヤンキース、マリナーズらが興味!12球団のスカウトが視察

2018年夏の先発投手の人材が乏しく、売り手が有利なトレード市場の状況となっています。

大きく負け越し地区4位に沈んでいるメッツは若く優秀な先発投手を抱えていることもあり、多くのチームが関心を寄せているのですが、ジェイコブ・デグロム、ノア・シンダーガードを放出する方針ではありません。

しかし、2019年シーズン終了後にFAとなるザック・ウィーラーのトレード放出には前向きなメッツです。

スポンサーリンク

ザック・ウィーラーに12球団が関心

ニューヨークメディアのSNY電子版のアンディ・マティーノ氏が以下のように伝えています。

Zack Wheeler could move any minute. There is heavy interest in Wheeler, and a sense among those involved that he should net a top 10 prospect and more. At least 12 teams sent scouts to Citi Field on Tuesday for what might well have been Wheeler’s final start as a Met. Among them were the Yankees (yep), Red Sox, Mariners and Reds. The Rangers are also definitely interested.

「ザック・ウィーラーは今すぐにでもトレード移籍する可能性がある。ウィーラーに多くの球団が関心を示していることもあり、トレード交渉の関係者たちは、メッツがトップ10以上の質の高いプロスペクトを獲得できるのではないかとの感触を得ている」とのことです。

ザック・ウィーラーが7月24日の火曜日にシティ・フィールドで先発登板したのですが、12球団のスカウトが視察していて、その中には「ヤンキース、レッドソックス、マリナーズ、レッズが含まれていて」「レンジャーズも関心を示している」ようです。

28歳のザック・ウィーラーの2018年は19試合114回1/3で防御率4.33という成績となっています。防御率は目立つようなものではないのですが、奪三振率は8.6と先発投手としては高い数字で、与四球率3.2もまずまずと言えるもので、被本塁打率0.9は評価できるものとなっています。

そのため投手の実力を測る指標として用いられることが多いFIP(Fielding Independent Pitching:味方の守備の影響を排除して投手の実力を測るために使用される疑似防御率。被本塁打、与四球、奪三振などをベースに算出)は3.68と良い数字になっています。

味方の守備や運に恵まれていないところがあるものの、球団が変わることで投球内容が成績に反映されやすくなる可能性があります。

しかも年俸は190万ドルと格安です。来季は年俸調停ですが190万ドルがベースとなっての交渉となりますので、高額にはならないことが濃厚で、非常にリーズナブルです。

関心を示している球団として名前が伝えられているレッドソックスに関しては、現地の7月25日水曜日の朝にネイサン・イオバルディをトレードで獲得したため、すでにザック・ウィーラーへの関心はなくなっている可能性が高いと考えられます。

興味深いのは、ポストシーズン、地区優勝を視野に入れていて、先発投手の補強を目指しているヤンキース、マリナーズの2球団だけでなく、今季は可能性がほぼない状況のレッズとレンジャーズも関心を示していることです。

ザック・ウィーラーは今季だけでなく来季も契約をコントロール選手です。レッズとレンジャーズは来季を見据えて、早い段階での補強を目指していると考えられます。

ヤンキースはメッツの先発投手たちに関心を示しているのですが、メッツ球団内部にはヤンキースに戦力を渡すことを良しとしない雰囲気があるようで、ニューヨーク間でのトレードは長らく成立していないことが大きな障壁となっています。

メッツのそのような姿勢を覆すには、他球団を僅かに上回る程度では不十分で、ヤンキースが明らかに質と量で上回る条件を提示することが必要となりそうです。

マリナーズはフェリックス・ヘルナンデスが故障者リストに入っただけでなく、キャリアワーストのシーズンを送っていて、エースのジェームズ・パクストンも故障者リストに入る事態となっています。

マルコ・ゴンザレスが防御率3.38とブレイクの兆しを見せていることは明るい材料です。ですが、これまでの最多投球イニングは2014年の156回にとどまり、すでに今季は119回2/3を投げているため、イニング制限の問題にいずれ直面することになります。

ウェイド・ルブランが防御率3.44、6勝1敗と活躍してくれていることで、何とかローテが形を保つことができはいます。しかし、ルブランもキャリア最多タイニングは150回前後にとどまるため、どこかで負担を軽くする必要があります。

マイク・リークは防御率4.15で、チーム最多の128回を消化してくれていますが、マリナーズ全体の先発ローテは手薄感があることは否めません。

マリナーズにとって問題となるのが交換要員です。12球団も興味を示すような争奪戦を制するだけの魅力的なオファーをするには、マリナーズのファームの選手層は心もとないことは否定できません。ただ、ジェリー・ディポトGMは、大胆な交換要員を提示してトレードを多く成立させてきていますので、何とか道を見出すことは十分に考えられます。

ザック・ウィーラーはいつトレード移籍してもおかしくない状況と伝えられていますので、どのチームが争奪戦を制するのか注目されます。

スポンサーリンク

フォローする

よく読まれています