ジャコビー・エルズベリーが今季絶望・・・ヤンキースの来季の処遇が焦点に

ジャコビー・エルズベリーの今季の年俸は2114万ドルですが、メジャーリーグの試合はおろか、マイナーリーグの試合にも出場することができていません。

スプリングトレーニングで6試合16打席に立っただけで、後は様々な故障のリハビリに時間が費やされてきたのですが、8月6日に臀部の手術を受けたことをヤンキースが8月7日に発表し、正式にジャコビー・エルズベリーの今季中の復帰が絶望となりました。

スポンサーリンク

今季年俸の2100万ドル(23.5億円)は完全な死に金に

ジャコビー・エルズベリーの復帰までの見込みは6ヶ月のため、計算上は2019年2月のスプリングトレーニングには間に合うことになります。

ただ、ヤンキースは2018年シーズンを迎えるにあたり、外野はアーロン・ジャッジ、ジャンカルロ・スタントン、アーロン・ヒックス、ブレット・ガードナー、クリント・フレイジャーなど、すでに混み合っていました。

そのためヤンキースはジャコビー・エルズベリーのトレード放出を試みたのですが、大型契約がネックとなって引き取り手は見つからず、頭を悩ませる状況となっていました。故障者リストに入ったことは、ある面、その悩みを軽減することになったのですが、巨額の契約に加えて、故障の多さが追い打ちをかけるかたちになり、シーズンオフにトレード先を見つけることは、さらに困難になりました。

ジャコビー・エルズベリーの契約の内訳は以下の表のとおりとなっています。

年齢 年俸 試合 打率 出塁率 長打率 OPS 本塁打 盗塁 盗塁刺
2014 30 $21,142,857 149 .271 .328 .419 .747 16 39 5
2015 31 $21,142,857 111 .257 .318 .345 .663 7 21 9
2016 32 $21,142,857 148 .263 .330 .374 .703 9 20 8
2017 33 $21,142,857 112 .264 .348 .402 .750 7 22 3
2018 34 $21,142,857
2019 35 $21,142,857
2020 36 $21,142,857
2021 37 *$21,000,000
通算 7年 $153,000,000 1235 .264 .330 .386 .716 39 102 25

2021年はチーム側に選択権があるオプションですが、破棄する場合には500万ドルという安くないバイアウトを支払う必要があり、この金額はぜいたく税の計算上も年俸総額の枠を使うことになります。

移籍1年目がヤンキースでのベストのシーズンとなっているのですが、それでも149試合で打率.271/出塁率.328/長打率.419/OPS.747、16本塁打、39盗塁という数字で、打線の上位に置くには低い出塁率、打線の中軸を任せるには悪い長打率というもので年俸に見合ったものではありません。

打撃面は弱く、外野の守備力、走力も衰えを隠せないエルズベリーですが、バイアウトも含めると2年4700万ドル(約52億円)余りを負担する必要があるため、大きな不良債権となる可能性が高まっています。

仮にヤンキースが放出できたとしても、年俸の大部分を負担せざるを得なくなることは確実で、労力を費やしてトレード交渉を行うことに意味があるのかも検討せざるをえない状態です。

脇腹、そして臀部と故障が続き、今季はまったくプレーができませんでした。ヤンキースはシーズンオフ早々に4700万ドルを「死に金」として諦め、ジャコビー・エルズベリーを切り捨てる可能性も否定できません。

スポンサーリンク

フォローする

よく読まれています