ヤンキースがジョニー・クエトとマイク・リークの獲得に興味?ニューヨーク・ポストがトレード補強の可能性を報道

New York Yankees Top Catch

ヤンキースは34勝28敗で首位に立っているもののゲーム差無しでレイズ、1ゲーム差でブルージェイズ、3ゲーム差でオリオールズが接近してきたため、一時ほどの差はなくなってきました。

ヤンキースはベテラン打者が大きな故障することなく良いパフォーマンスを発揮し、チーム総得点282点は両リーグ3位と好調です。

また不安視されていた先発投手陣も防御率4.14で両リーグ17位と良くはないものの及第点といえるパフォーマンスを発揮しています。

田中将大が復帰し、クリス・カプアーノが故障者リストから復帰したものの、先発3試合で防御率6.39/WHIP1.74と悪かったためブルペンに回しています。

現時点では田中将大、マイケル・ピネダ、C.C.サバシア、ネイサン・イオバルディ、アダム・ウォーレンの5人で先発ローテを編成しているヤンキースですが、先発投手の補強に関心を示しているようだと、地元メディアのニューヨーク・ポストが伝えています。

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レッズのNO.1-2スターターのスカウティングを行っているヤンキース

ニューヨーク・ポストのジョージ・A・キング3世(George A. King III)が”Yankees eye 2 Reds pitchers as possible rentals”というタイトルで、レッズの2人の投手の獲得を検討していると伝えています。

現地時間で6月12日と13日に行われたリグリーンフィールドで行われたシンシナティ・レッズのジョニー・クエトとマイク・リークの登板をスカウティングをするために、ヤンキースはスカウト(Jeff Datz)をおくったと、ジョージ・A・キング3世が伝えています。

ジョニー・クエトとマイク・リークともに今シーズン終了後にFAとなり、レッズのチーム状態も悪くはないものの、同地区のカージナルス、カブス、パイレーツらが充実しているため、ポストシーズンには厳しい立場におかれています。

そのためレッズのこの2人には多くの球団が目をつけていて、ヤンキースもその球団の中の1つとなっているようです。

ヤンキースは昨年の4月にトミー・ジョン手術を受けたイバン・ノバが6月末から7月頭に復帰する予定で、その際にはアダム・ウォーレンがブルペンにまわることなると予想されるなど、先発ローテのコマが揃っていないわけではありません。

しかし、ジョージ・A・キング3世は、イバン・ノバが戻ってくれば先発ローテ投手があまることになる可能性はあるものの、ノバが復帰後にどれだけのパフォーマンスを発揮することは不透明だとして、ノバが戻ってきても不安定な状態になる可能性を指摘しています。

トレードに動くとなると、その交換要員が必要となりますが、多くのチームはNo.1プロスペクトのルイス・セベリーノ(投手)とNo.2のアーロン・ジャッジ(外野手)を求めてくることが常だと、ジョージ・A・キング3世は述べた上で、ヤンキースがその2人を半年しか契約の残っていない選手のために、手放すことはないだろうと予想してます。

そしてヤンキース内でのNo.14プロスペクトであるブライアン・ミッチェル(投手)、No.25のラモン・フローレス、No.26のメイソン・ウィリアムズ(外野手)あたりは、レッズがすでにスカウティングを行っていて、魅力な交換要員と感じているかもしれない、とも述べています。

先発投手陣のコマは揃っているものの補強があっても不思議ではない理由

ヤンキースの先発ローテのうち、田中将大とマイケル・ピネダはメジャーでフルシーズンを投げ切ったことがなく、イニングをこなせるC.C.サバシアは防御率5.38と先発3番手ではなく5番手クラスの数字で、ネイサン・イオバルディは防御率4.13/WHIP1.54と4番手から5番手以上のパフォーマンスとはなっていません。

頭数は揃っているものの、安心できるほどの安定感はないとも言えますので、クリス・カプアーノがイマイチで、チェイス・ホイットリーが今季絶望なった状況では、補強を模索するのは自然な流れと言えそうです。

アダム・ウォーレンは先発では64.1回で防御率3.64/WHIP1.20と安定した投球を続けているのですが、先発投手を獲得し、手薄になっているブルペンに回すことできれば、より試合の終盤が安定することになります。

ヤンキースが好調だったのは打線に加えて8回と9回を担うデリン・ベタンセス(防御率0.28)、アンドリュー・ミラー(防御率1.03)と圧倒的な力を発揮していためでした。

そのアンドリュー・ミラーが左前腕の故障で離脱し、復帰までは最短で一ヶ月とされ、場合によってはオールスター明けにずれ込む可能性があります。

現状ではクローザーをベタンセスが務め、セットアップにはジャスティン・ウィルソン(防御率3.52)、チェイスン・シュリーブ(防御率2.16)の両左腕が務めている状態で、右投げのリリーフはクリス・マーティン(防御率5.27)、エスミル・ロジャース(防御率6.27)となり右投げの信頼できるセットアップが見当たらない状態です。

仮にミラーが戻ってきても、ベタンセス以外の右投手のリリーフが弱いとされてきましたので、ウォーレンをブルペンに回すことができれば、厚みを増すことができます。

ジョニー・クエトとマイク・リークの評価は?

ジョニー・クエトは、今シーズン終了後にFAとなるデビッド・プライス、ジョーダン・ジマーマン、そしてFAを選択することが濃厚なザック・グレインキーらと並ぶオフの目玉とされるトップクラスのスターターと評価されていますので、獲得すれば大きなインパクトのある補強となります。

ジョニー・クエトの年度別成績は以下の表のとおりとなっています。

Johnny Cueto Stats 2014_150531

2015年は85.1回で防御率2.85/4勝4敗/奪三振82/WHIP0.95で、年俸は1500万ドルとなっています。

一方のマイク・リークはナ・リーグであれば先発3番手、ア・リーグであれば先発4番手クラスとの評価となるようですが、田中将大とマイケル・ピネダが健康でさえあれば、トレードの交換要員の質を落とすこともできますので、十分に獲得する価値があると言えそうです。

Mike Leake Stats 2014_150531

マイク・リークの2015年は防御率4.35/3勝4敗/奪三振48/WHIP1.26で、年俸は978万ドルとなっています。

トロント・ブルージェイズとボルティモア・オリオールズが、ここにきて調子をあげてきているのですが、ともに投手陣に不安を抱えているため、補強に動いているとの情報がすでに流れています。

1位のヤンキースから4位のオリオールズまでわずかに3ゲーム差という僅差で争いとなっていますので、ヤンキースもさらなる戦力の上積みが必要になると予想されますので、トレード期限前までの補強動向が注目されます。