ヤンキースがブレーブスの二塁手のプロスペクト “ホセ・ペラザ” の獲得に興味

New York Yankees Top Catch

ロビンソン・カノとデレク・ジーターという生え抜きの二遊間コンビを2年で失ったニューヨーク・ヤンキースですが、ショートに関してはディディ・グレゴリウスを当面は後釜として育てる方向性となっています。

そしてセカンドにはロバート・レフスナイダー、ホセ・ピレラという3Aの選手が控えていて、2015年中にもメジャーに昇格し、その座を引き継ぐことになるとスプリングトレーニング前には予想されていました。

しかし、ヤンキースがアトランタ・ブレーブスのプロスペクトで、セカンドをポジションとするホセ・ペラザの獲得に興味を示していて、ブレーブス側にコンタクトしていることを地元紙であるニューヨーク・ポストの電子版が伝えています。

ロバート・レフスナイダーは守備面での課題が露呈

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ロバート・レフスナイダーは2012年ドラフト5巡目全体5番目でヤンキースに指名されて入団した右投右打の内野手で、セカンドがメインのポジションですが、ライトの経験もマイナーではあります。

ロバート・レフスナイダーは2015年のプロスペクトランキングではMLB.comがヤンキースのチーム内でNO.5にランクしていて、MLB全体ではセカンドのプロスペクトでは8位にランクしています。

2014年には2Aで60試合に出場し、打率.342/出塁率.385/長打率.548、3Aで77試合に出場し打率.300/出塁率.389/長打率.456という成績を残していましたので、開幕からアクティブロースターに入ることも期待されていました。

しかし、スプリングトレーニングでは打撃面では打率.364/出塁率.462/長打率.568と結果を残した一方で、守備に問題があることが露呈してしまいました。

スプリングトレーニングでは25試合92イニングでエラーを6回もおかしてしまい、守備率.864と低迷しました。そして、その問題は3Aでも続いている状況で、7試合62イニングで4つのエラーを記録したため守備率は.889と、メジャーでは起用できないレベルの守備の状態となっています。

また、もう一人期待されていたホセ・ピレラはスプリングトレーニングでの試合中にフェンスに激突して脳震盪を起こし、未だ復帰の途上にあるという状況です。

選手層が薄い状態のヤンキースのミドルインフィルダー

ヤンキースとしてはスティーブン・ドリューと1年契約を結び、今シーズン中に、そのうちのどちらかにポジションを引き継がせたかったはずですが、そのメドが立たない状態です。

さらにドリューとグレゴリウスのバックアップを務めるはずだったブレンダン・ライアンが故障者リストに入っていることもあり、ミドルインフィルダーのバックアップがグレゴリオ・ペティットという心もとない状況となっています。

そのヤンキースは、ブレーブス傘下の3Aでプレーするホセ・ペラザの獲得に関心があることをブレーブス側に伝えていて、そのペラザのスカウティングのためにデニス・トゥンブリーというスカウトを送っているとニューヨーク・ポストは報じています。

そしてその記事の中では、ヤンキースのペラザへの興味は「ヤンキースがレフスナイダーを二塁の長期的な解決策と考えていないということの強いサインではないか」と指摘しています。

そのペラザを獲得するとなると、当然のことながらトレードの交換要員が必要となるのですが、ニューヨーク・ポストのジョージ・A・キングはチーム内のNO.1プロスペクトで、MLB全体でも24位にランクされているルイス・セベリーノは出さないだろうが、ゲーリー・サンチェスにもう一人を加えた2対1というトレードの可能性が考えられると予想しています。

ゲーリー・サンチェスはヤンキースのチーム内のプロスペクトランキングでNo.7にランクされていますが、メジャーレベルではブライアン・マッキャンとの契約が4年残っていて、そのバックアップにはJ.R.マーフィーがいるため、トレード要員とできる状況ではあります。

ホセ・ペラザはスピードのあるミドルインフィルダー

ヤンキースが興味を持っていると報じられているホセ・ペラザは、MLB.comが38位、ベースボールアメリカが54位、ベースボール・プロスペクタスが92位にランクされ、ブレーブスのチーム内ではNO.1プロスペクトとの評価をされるなど、総じて高い評価を受けている右投右打の内野手です。

ホセ・ペラザの2014年はAアドバンスドの66試合で打率.342/出塁率.365/長打率.454で35盗塁(成功率83.33%)、2Aでは44試合で打率.335/出塁率.363/長打率.422で25盗塁(成功率75.8%)という成績を残すなど、スピードを兼ね備えた選手です。

打撃はコンパクトなスイングで、パワーはあまり無いタイプですが、ゴロを打つことでスピードを活かし、数字を残しているようです。

ホセ・ペラザは元々ショートとしてプロのキャリアを始めたものの、ブレーブスのショートにはフィールディング・バイブル・アワード、ゴールドグラブ賞をダブル受賞したメジャー最高の守備力を誇るアンドレルトン・シモンズがいるため、セカンドとして育成されてきました。

ホセ・ペラザがメジャー昇格すれば、アンドレルトン・シモンズと強力な守備力を誇る二遊間を形成できるとされる守備力を持っていると評価されています。

ニューヨーク・ポストのジョージ・A・キングによるとホセ・ペラザを二塁手としてヤンキースが興味を持っているとのことですが、場合によってはショートでの起用も考えている可能性がありそうです。

ジーターの後釜として、シェーン・グリーンを放出してまで獲得したディディ・グレゴリウスは、打撃面では打率.172/出塁率.219/長打率.172(2015年4月17日時点)とひどい状態の上に、守備面でも期待されたようなパフォーマンスではありません。

まだ9試合を終えた早い段階ではあるのですが、規定試合数に到達しているメジャーの遊撃手の中で、守備防御点(DRS)が-2と30人中26位、レンジファクター(RF)が3.33で30人中28位と低迷しています。

攻守ともに冴えないパフォーマンスが続いていますので、獲得した際に期待したように、ショートを長期的に任せるには不安を感じさせる状態となっています。

先発投手陣の防御率が5.07と非常に不安定で、リリーフ陣では柱と期待されていたデリン・ベタンセスが制球難(4.1イニングで与四球6個)など、様々な不安要素が短期的にあるヤンキースですが、長期的な観点で見た時にはこの二遊間のミドルインフィルダーの問題が深刻になりつつあります。

ジーターとカノが長く守ってきたヤンキースの二遊間をどうなるのか?ということは、今後も注目すべきポイントとなっていきそうです。

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