ヤンキースの大型補強後のファームの評価は?プロスペクトを多数放出も高いレベルをキープ

New York Yankees Top Catch

ヤンキースの2017年のトレード期限前の補強は、シーズンオフも含めて久しぶりに活発なものとなりました。

「悪の帝国」と揶揄されることもあった、貪欲な補強の復活を思わせるものでしたが、シーズン中の補強は金銭面での痛みは大きくないものの、ファームの選手層において痛みが伴います。

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ヤンキースのファームシステムは、昨年のアンドリュー・ミラー、アロルディス・チャップマンのトレードにより強化され、ブレーブスなどと並んでトップ3にランクされるに至りました。

気になるのは大型補強の結果、少なくない数のプロスペクトをトレード補強で放出した後の評価です。

プロスペクトの査定において定評があるベースボールアメリカは、トレード期限後のヤンキースのファームを以下のように評価しています。

7. Yankees

The skinny: Even after trading to help bullpen and rotation, Yankees are still loaded.

痩せた(Skinny)と表現されています。トレードでプロスペクトを放出していますので、当然のことではあります。それでもMLB全体では7位にランクし「ブルペンと先発ローテの補強のためにトレード行った後でも、ヤンキースのファームには多くのプロスペクトがいる」と評価しています。

ちなみヤンキースより上位にランクされているのは、上から順にブレーブス、ホワイトソックスが”ベストの中でもベスト(Best of Best)”、続くのがフィリーズ、パドレス、アストロズ、レイズらで、ヤンキースとともにエリートファームシステム(Elite Farm Systems)と位置づけられています。

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ヤンキースはNO.1-2プロスペクトのグレイバー・トーレス、クリント・フレイジャーの放出に応じることはありませんでした。しかし、それなりのクオリティのプロスペクトを放出しています。

トッド・フレイジャー、デビッド・ロバートソン、トミー・カインリーらを獲得したトレードでは、2016年ドラフト1巡目指名で、その時点ではチーム内3番手の有望株だったブレイク・ラザフォードを失っています。パッケージとして放出された選手には2013年ドラフト1巡目33番目指名のイアン・クラーキンも含まれています。

それ以上に多くのプロスペクトを放出したのがソニー・グレイのトレードでした。

2015年ドラフト1巡目全体16番目指名のジェームズ・カプリエリアン、MLB公式サイトでマイナーで最もスピードのある選手との評価を得ていたホルヘ・マテオ、ヤンキース内での評価が高くクリント・フレイジャーよりも先に昇格の声がかかったダスティン・ファウラーを交換要員として失っています。

これだけ多くのプロスペクトを失うと、ファームの層がかなり薄くなってしまうのですが、それでもヤンキースはプロスペクトを抱えています。

ベースボールアメリカによるMLB全体でのプロスペクトランキング・トップ100リストには以下の選手がランクされています。

Several Yankees are in Baseball America’s top 100 prospects list: shortstop Gleyber Torres (No. 3); outfielder Clint Frazier (No. 49); starting pitcher Chance Adams (No. 56); outfielder Estevan Florial (No. 71); and starting pitcher Justus Sheffield (No. 73).

グレイバー・トーレスがMLB全体で3位、クリント・フレイジャーが同49位、すでに3Aに昇格している先発ローテ候補のチャンス・アダムスが56位、アダム・ジョーンス級の選手になれるとn声があるエステバン・フロリアルが71位、2Aに昇格している将来の先発ローテ候補の1人であるユスタス・シェフィールドが73位と、5人がトップ100にランクされています。

今回のトレードで獲得した選手はトッド・フレイジャー以外は来年以降も戦力となる選手です。

ヤンキースは黄金時代の構築に向けて着々と準備を進めつつあります。

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