ヤンキースがザック・ブリットンのトレードで基本合意!メディカルチェック後に正式に成立

ケルビン・ヘレーラ、ブラッド・ハンド、ジェウリス・ファミリアがトレード市場を去った今、オリオールズのザック・ブリットンがリリーフ投手としては最大の注目株となっています。

すでに交渉は、アストロズ、ヤンキース、カブス、レッドソックスの4球団に絞り込まれていて、最終的な段階になっていました。

ザック・ブリットンは直近8試合の登板で8イニングを投げて失点なし、奪三振6、与四球4という結果を残しています。さらに、球速も95-96マイル...

その争奪戦をヤンキースが制しました。

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18/07/25 09:30 ヤンキースがザック・ブリットン獲得に近づく

FOXスポーツ/ジ・アスレチックのケン・ローゼンタール氏が以下のように伝えています。

「ヤンキースがザック・ブリットン争奪戦を明らかにリードしている」との情報を関係者から得たようです。それと関連する動きとして、「ヤンキースは先発予定だった2Aのディロン・タテの登板を回避させている」ことも合わせて伝えられています。

ただ、トレードが完全に成立したわけではなく、両チームによるメディカルチェックなどの作業が残っているとも付け加えています。

SNYのアンディ・マーティノ氏もヤンキースとオリオールズのザック・ブリットンのトレードが合意間近と伝えています。

さらに交換要員として先に名前が出ていたディロン・タテに加えて、ブランドン・ドルーリーも交換要員として交渉されていたことをマーティノ氏は伝えています。

ディロン・タテはMLB公式サイトがヤンキース内で9番目にランクしているプロスペクトですが、トップ100には入っていません。ただ、2015年ドラフトで1巡目4番目指名を受けるなど、ポテンシャルは評価されている投手です。

ブランドン・ドルーリーは正三塁手、もしくは二塁手として期待されていたのですが、故障で離脱する間に、グレイバー・トーレス、ミゲル・アンドゥハーが台頭したことによりポジションを失ってしました。

オリオールズは投手のプロスペクトの層が薄く、ファイヤーセールで選手を獲得していく必要がある状況です。

ブランドン・ドルーリーは25歳と若く、2021年まで契約をコントロールでき、年俸も62万1000ドルと格安です。2016年に134試合、2017年に135試合に出場するなどメジャーレベルとして十分に通用するため、ヤンキースとしては抱えておいて損がない選手です。

ただ、ポジションがなく、本人も不満を漏らす状況となっていましたので、高い価値がある今の段階で手放すのは悪くありません。

オリオールズはマニー・マチャドを放出した後、ティム・ベッカムをショートに戻し、33歳で1年契約のダニー・バレンシアにサードを守らせています。

ブランドン・ドルーリーは二塁と三塁を守ることができるため、セカンドのジョナサン・スクープ、そしてサードのダニー・バレンシアも放出に踏み切ることができるようになります。

ブランドン・ドルーリーに関しては、今日の試合で先発出場しているため、最終的な交換要員には含まれていない可能性が高いとの指摘もありますし、そのような情報を得ている記者もいます。

ザック・ブリットンのトレードの合意内容がどのようなものとなるのか注目されます。

18/07/25 09:40 1対3のトレードでディロン・タテが交換要員の軸に

SNYのアンディ・マティーノ氏が以下のように伝えています。

ディロン・タテが交換要員の軸となる選手で、それ以外にも複数のプロスペクトがパッケージになると伝えています。

ボルティモアメディアのMASNスポーツのロック・クバコ氏は以下のように伝えています。

オリオールズ側が手にするプロスペクトは3名になる見込みのようです。完全にトレード成立には至っていませんが、フィニッシュラインには前進していると伝えられています。

18/07/25 09:45 3人の投手のプロスペクトが交換要員に

ニューヨーク・ポストのジョエル・シャーマン氏が以下のように伝えています。

トレードが正式に合意した場合には、「3人の投手が交換要員としてオリオールズに移籍することになる」と伝えています。その中にディロン・タテが含まれることは間違いなく、左腕のジョシュ・ロジャースという投手をオリオールズが気に入っているという情報も得ているようです。

ジョシュ・ロジャースは2015年ドラフトで11巡目に指名された24歳の左腕投手です。今年はすでに3Aに昇格していて、先発ローテを守り19試合109回1/3で防御率3.95、WHIP1.35、奪三振率6.8、与四球率2.4という成績を残しています。MLB公式サイトのプロスペクトランキングではヤンキース内でNO.15の評価を得ています。

シーズン後半にもヤンキースでチャンスが与えられる可能性があると考えられていたメジャーレベルに近い投手です。

18/07/25 10:00 ヤンキースとオリオールズがトレードの条件面で合意

ファンクレド・スポーツのジョン・ヘイマン氏が以下のように伝えています。

ヤンキースとオリオールズの間で条件面は合意に達したようです。

ただ、メディカルチェックが残っているので、正式なトレードとして発表されてはいないようです。

交換要員に関してはニューヨーク・ポストのジョエル・シャーマン氏がさらに詳しく伝えています。

ディロン・タテ、ジョシュ・ロジャースに加えて、3Aのリリーフ投手であるコディ・キャロルが交換要員として移籍することになるようです。

ファンクレド・スポーツのジョン・ヘイマン氏も同様の情報を確認しています。

コディ・キャロルは2015年ドラフトの22巡目指名の25歳の右腕で、今季は3Aの32試合41回2/3で防御率2.38、奪三振率11.9、与四球率3.9と素晴らしい成績を残し、フューチャーズゲームにも選ばれて出場しています。

ヤンキースでなければすでにメジャーでチャンスを与えられるレベルの成績ですが、MLB屈指のブルペンのため昇格できていませんでした。

オリオールズはメジャー即戦力レベルの先発投手とリリーフ投手、さらに全体4番目指名の投手のプロスペクトを獲得することになります。

トレードの概要

ザック・ブリットンの絡んだ1対3のトレードの概要です。

ヤンキース オリオールズ
ザック・ブリットン(RP) ディロン・タテ(SP)
ジョシュ・ロジャース(SP)
コディ・キャロル(RP)

ザック・ブリットンの年俸は1200万ドルですが、残る438万ドルをヤンキースが負担することになる見込みです。

ヤンキースが手放した投手3人はプロスペクトランキングのトップ100という評価を得てはいませんでしたが、質が高く、そう遠くない段階でメジャーレベルの戦力になる選手たちでした。

  • ディロン・タテ(2A・先発投手)2015年ドラフト1巡目全体4番目指名の24歳右腕。2016年開幕前にはMLB公式サイトがMLB全体で36位、ベースボール・プロスペクタスが59位、ベースボール・アメリカが69位にランク。2018年は2Aの15試合82回2/3で防御率3.38、与四球率2.7、奪三振率8.2。2018年はMLB公式サイトがヤンキース内のNO.9にランク。
  • ジョシュ・ロジャース(3A・先発投手)2015年ドラフトで11巡目指名、24歳、左腕の先発投手。2018年は3Aで19試合109回1/3で防御率3.95、WHIP1.35、奪三振率6.8、与四球率2.4
  • コディ・キャロル(3A・リリーフ投手)2015年ドラフトの22巡目指名、25歳、右腕リリーフ投手。2018年はは3Aの32試合41回2/3で防御率2.38、奪三振率11.9、与四球率3.9。フューチャーズゲームにも出場。2018年はMLB公式サイトがヤンキース内でNO.15にランク。

ディロン・タテはトップ100には入っていないものの、高速のファーストボール、質の高いスライダー、まずまずのチェンジアップを持っていて、メジャーの先発ローテで4番手クラスになれるとの評価があります。

先発でうまくいかない場合には、強力なリリーバーになれるタイプとも評価されていて、オリオールズにとって大きなハズレになりにくい投手と言えそうです。

すでに2Aで結果を残していますので、今季中に3Aに昇格することが予想され、他の2人はすでに3Aで結果を残しています。3人共に来季のメジャーレベルの戦力として期待できる選手のため、オリオールズが比較的早い段階で、ポストシーズンを狙う状態に戻すことを想定していることが伺えるトレードとなっています。

一方のヤンキースにとっては、トップレベルではないものの、メジャーで戦力として期待できる投手ばかりで、全く痛みながないわけではありません。

ただ、シーズンオフにルール5ドラフトで失う可能性が高い選手ばかりで、そうなるよりはトレードでメジャーレベルの戦力を獲得するということをヤンキースは選んだということになります。

ヤンキースのブルペンはザック・ブリットンを加えたことで、さらに強力になりました。

  1. アロルディス・チャップマン(左)
  2. ザック・ブリットン(左)
  3. デリン・ベタンセス(右)
  4. デビッド・ロバートソン
  5. チャド・グリーン(右)
  6. ジョナサン・ホルダー(右)
  7. アダム・ウォーレン(右)

先発投手は5回を投げきれなくても問題がないほどの質と量になっています。

ヤンキースにとって大きいのは自チームの戦力アップになっただけでなく、クローザーを必要としていたアストロズ、キンブレルの前を任せるセットアップマンを必要としていたレッドソックスの補強を阻止できたことです。

ポストシーズンで争う可能性が高い2チームの戦力アップを妨げ、なおかつ自チームは戦力アップしていますので、多くの面で価値がある補強となりそうです。

この補強によりヤンキースはフロントスターターを獲得する必要性は低くなったと考えられます。

ブリットンの獲得により、補強予算は1000万ドルを切る程度になったと見込まれますが、イニングをある程度消化できるイニングイータータイプでも十分と言える強力なブルペンのため、先発投手補強の大きな足かせになることはなさそうです。

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