ヤンキースとレッドソックスが争奪戦か!マーリンズの内野手を巡る争いに

今シーズンは宿命のライバルと言って差し支えないヤンキースとレッドソックスが、ア・リーグ東地区の覇権を巡ってしのぎを削っています。

レッドソックスは地区2連覇、ヤンキースは2012年以来の地区制覇を目指す戦い繰り広げている両チームですが、トレード市場での補強でも同様に争っているようです。

USAトゥデイのボブ・ナイチンゲール氏が以下のように伝えています。

The Yankees and Red Sox have each recently informed the Marlins that they have interest in third baseman Martin Prado, according to high-ranking officials with direct knowledge of the preliminary talks.

引用元:USA TODAY

「ヤンキースとレッドソックスの両チームが、マーティン・プラドに関心があることをマーリンズ側に伝えていると、この交渉の内容を直接知ることができるハイランクの幹部が明かした」とのことです。

ヤンキースは正三塁手のチェイス・ヘッドリーが打率.256/出塁率.341/長打率.376/OPS.717、4本塁打、32打点ともう一歩の成績にとどまっています。またバックアップとして三塁を守るロナルド・トレイエスがいるものの、三塁のポジションのOPSは.678で両リーグ24位と得点力の高いヤンキースの中で弱い部分の一つです。

本来は夏頃にトッププロスペクトのグレイバー・トーレスが昇格してくる見込みでしたが、プレー中の肘を痛めトミージョン手術に至りましたので、それが頓挫してしまい補強を模索するに至っています。

レッドソックスはパブロ・サンドバル、デベン・マレーロ、ジョシュ・ラトリッジ、マルコ・ヘルナンデスなど8人の選手を三塁に起用していますが、このポジションでのOPSは.562で最下位に沈んでいます。しかも、29位のジャイアンツが.615となっているため、大差での最下位となっています。そのためレッドソックスにとっては三塁がトレード期限前の最大の補強ポイントとなっています。

マーティン・プラドは現在33歳の右打右投の選手ですが、一番得意とするポジションはサードですが、その他にもセカンドやレフトも守ることができるユーティリティ性も持ち合わせています。

33歳の今季は5月から故障離脱していたものの、6月23日に戦列に復帰し、21試合で打率.277/出塁率.299/長打率.398/OPS.696、2本塁打、9打点とそこそこの成績となっています。また守備率.969は現役の三塁手としてはベストの数字で、クラブハウスでのリーダーシップなど人間性もヤンキース在籍時には高く評価されていました。また左投手にも強く打率.424というのも魅力的な要素となっています。

ネックとなるのは2017年から2019年の3年総額4000万ドルという契約です。しかも、今季は1150万ドルなのですが、2018年が1350万ドル、2019年が1500万ドルと上昇していくため、それなりの負担が加わることになります。

他にも三塁手としてトレード市場に出ると予想されるのがホワイトソックスのトッド・フレイジャーなどがいますが、現時点ではマーリンズが売り手の姿勢に明確に転じていることもあり、マーティン・プラドへの関心が早い段階で高まっているようです。

またヤンキースに関してはさらに一塁手のジャスティン・ボーアにも関心を示しているようです。

The Yankees also would like to acquire Marlins power-hitting first baseman Justin Bour.

引用元:USA TODAY

ジャスティン・ボーアは右投左打の29歳の一塁手です。年齢は高いのですが、メジャー定着まで時間がかかったこともり、契約を2020年までコントロールできます。

2015年は129試合で打率.262/出塁率.321/長打率.479/OPS.800/23本塁打、2016年は90試合で打率.264/出塁率.349/長打率.475/OPS.824/15本塁打、さらに2017年は65試合で打率.293/出塁率.365/長打率.572/OPS.938/18本塁打とブレイクし始めています。

マーリンズの本拠地であるマーリンズ・パークは投手有利の球場ですが、それでもこれだけの数字を残していますので、ヤンキースタジアムであれば大きな上乗せが期待できます。

ヤンキースの一塁は若いグレッグ・バードが故障がちで計算しにくく、クリス・カーターは不振でDFAされてしまいました。また中期的に見ても左打者有利のヤンキースタジアムでありながら、野手は右打ちのプロスペクトが多くなっているため、左のパワーヒッターを必要としています。

ジャスティン・ボーアは年俸も安く(55万ドル)、契約も多く残っているなど、最近のヤンキースが補強で好む要素を揃えている選手でもあります。ただ、ネックは価格は高くなることで、獲得するためには、それなりの質の高いプロスペクトが交換要員として必要になることです。

ヤンキースとレッドソックスともに、できるだけ早い段階で解決したいポジションではあるため、今後のマーリンズとの交渉の進展が注目されます。

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