ヤンキースにグレゴリウスとの契約延長を名物記者が提言!5年7000万ドルが最低ラインか

シーズンを重ねるごとにヤンキースの中での存在感が増しつつあるプレイヤーがディディ・グレゴリウスです。

ヤンキースがジーターの後釜候補として獲得した時は、メジャーレベルにはありましたが、トップクラスにランクされるようなプレイヤーではありませんでした。

しかし、2016年から3年連続20本塁打、2018年はキャリアベストとなる27本塁打を記録し、OPSも.829を記録するなど、メジャートップレベルの遊撃手へとステップアップしてきました。

ヤンキースの2017年と2018年の躍進において、ディディ・グレゴリウスの果たした役割は大きいのですが、その影響力はフィールド内だけではないようです。

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ディディ・グレゴリウスは2019年がFA前最終年に

ニューヨーク・ポストのジョエル・シャーマン氏が以下のように伝えています。

He has gotten better in each of his four Yankees seasons. Gregorius not only has demonstrated he can flourish in New York, he did it as the successor to Derek Jeter. He has evolved into an important clubhouse voice just as the terms of Gardner and CC Sabathia are nearing an end.

『ヤンキース移籍後の4シーズンで、毎シーズン良くなっている。グレゴリウスはニューヨークでも活躍できることを見せただけでなく、それをジーターの後継者としてやってのけている。彼はCC.サバシアやブレット・ガードナーが役割を終えようとしているクラブハウスでも、同様に重要な存在へと進化している。』

ニューヨーク、とりわけヤンキースはメディアとファンから非常に厳しい目を向けられるため、誰もが能力を発揮できるわけではありません。それに加えて、デレク・ジーターの後継者という大きな重圧のかかるポジションで、それをやってのけたことは大きな評価に値するものです。

そのメンタル面の強さはクラブハウスでも良い方向に発揮されているようで、これまで投打のリーダーとしてチームをまとめていたCC.サバシアとブレット・ガードナーに代わる存在にまでなっていることが伝えられています。

さらにグレゴリウスは、ヤンキースの中長期的な編成面でも価値が高いものとなります。

He is a lefty hitter among the Yankees’ overly righty lineup. He is a serious-minded gifted athlete who should age well.

Plus, unless the Yankees are committed to moving Gleyber Torres to shortstop in 2020, there is no obvious internal replacement.

『右打者に偏っているヤンキース打線にあって貴重な左打者であり、グレイバー・トーレスをセカンドからショートに戻さない限り、2020年以降にグレゴリウスの穴を埋める選手が内部にはいない。』

ディディ・グレゴリウスは2019年が年俸調停3年目で、フリーエージェント前の最終年となります。2018年の年俸は825万ドルですが、今季は27本塁打、OPS.825、WAR(Win Above Replacement: 同じポジションの代替可能な選手に比べてどれだけ勝利数を上積みしたか)4.2と活躍したため、1200万ドルを越えるところまで上昇することが予想されています。

グレゴリウスの貢献度の高さを考えれば、1200万ドルという金額はお買い得と言えるものとなるのですが、問題はその後釜となる選手が見当たらないことです。

このような編成上の理由とフィールド内外での貢献度の高さを考慮すると、そのまま契約最終年を終わらせてしまうのではなく、ヤンキースが契約延長を試みるべきだとシャーマン氏は考え、具体的な金額のラインにも言及しています。

Think five years at $70 million as a starting point. That is what Jean Segura received in an extension from the Mariners, and there are many similarities with him and Gregorius, beginning with the fact they were born 27 days apart in 1990.

Over the past four years, Gregorius has a .765 OPS and 13.3 Wins Above Replacement, Segura .758 and 13. Segura has more speed, Gregorius more power and they are strong defenders.

同じショートをポジションとし、同じ1990年生まれで27日しか違わないジーン・セグラが、マリナーズと結んだ5年7000万ドルの契約延長が交渉のスタート地点になるのではないかと予想されています。

その根拠として「過去4シーズンの成績がグレゴリウスがOPS.765、WAR13.3で、セグラがOPS.758、WAR13.0」とほぼ同じ数字で、ともに守備力が高く、セグラの方がスピードがあるものの、グレゴリウスの方がパワーがあると述べて、同様の条件が妥当なラインではないかとシャーマン氏は予想しています。

またセグラはFA前の最終年が1200万ドル(契約金300万ドル+年俸900万ドル)で、グレゴリウスの予想される2019年の年俸が同程度となることも、5年7000万ドルの根拠として指摘されています。

さらに、様々な事情を考慮すると6年8600万ドルという規模になるかもしれないともシャーマン氏は予想しています。

Two years have gone by since the Segura deal was struck, and Gregorius is vital to the Yankees, so perhaps the Yankees have to guarantee a sixth year (including Segura’s option, his deal would be six years at $86 million), or sweeten the average value a bit.

『ジーン・セブラの契約延長から2年が経過していること、ヤンキースにとってのグレゴリウスの重要性を考慮すると、6年目を保証する(セグラの契約はオプションも含めると6年8600万ドル)か、年俸の総額を少々上積みする必要があるかもしれない。』

シャーマン氏はグレゴリウスの重要性を考えると、この金額を提示することをヤンキースは検討しなければならないだろうとも述べています。

状況がやや複雑なのがグレゴリウスがトミー・ジョン手術を受けたことです。2019年シーズンの早い段階で復帰できると見込まれているものの、完全に復帰できていないシーズンオフに契約延長をするのはリスクが高い動きとなります。

グレゴリウスは2019年シーズン開幕時で29歳となるため、5年の契約延長の最終年は34歳、6年であれば35歳となりますので、いつまでショートを守れるかに不安は残ります。

また、ヤンキースはこのオフにFAとなるマニー・マチャドを獲得するかどうかも、グレゴリウスの契約延長に影響を与えることが確実です。マニー・マチャドの大金を支払った場合には、グレゴリウスにまわすお金が残らないことは確実です。

記事の内容からは、ジョエル・シャーマン氏はマニー・マチャドと大型契約を結ぶよりも、ディディ・グレゴリウスとの契約延長のほうが良いのではないかと考えているようではあります。

ヤンキースはマニー・マチャドを獲得できた場合には、2019年開幕時から正遊撃手を固定できるだけでなく、それから向こう5年は大きな心配はなくなると考えられます。

ディディ・グレゴリウスとの契約延長を模索するのか、マニー・マチャドを獲得するのか、それとも第3の道を模索するのかは、来季だけでなく中長期的な観点からも注目したい動きとなっています。

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