ヤンキースはグレイバー・トーレスを二塁と遊撃の併用で育成!中長期的な編成を考慮か

New York Yankees Top Catch

ヤンキースの2018年スプリングトレーニング開始時には、サードにミゲル・アンドゥハー、セカンドにグレイバー・トーレスという2人のプロスペクトがレギュラーとなる可能性が高い状態でした。

しかし、その後、サードにはトレードでブランドン・ドルーリー、セカンドはFAでニール・ウォーカーを獲得したことで、両者ともにマイナーでシーズン開幕を迎えることが濃厚となりました。

ヤンキースは、そのグレイバー・トーレスに二塁と遊撃を同じ割合で守らせながら育成する方針であることをブーン監督が明かしています。

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トーレスは中長期的な観点で正遊撃手になる可能性も

MLB公式サイトのブライアン・ホック氏が以下のように伝えています。

アーロン・ブーン監督が、3Aではグレイバー・トーレスにセカンドとショートを、ほぼ同じ割合で守らせるプランを、ヤンキースが持っていることを明かしています。

グレイバー・トーレスは、カブス傘下在籍時は遊撃を守り続け、ヤンキースに移籍後にセカンドとサードも守ることになりました。トーレスのメジャー昇格が近づいていたものの、ショートにはディディ・グレゴリウスがいたため、ポジションがブロックされている状態でした。

他のポジションでも起用できるようというロースター編成上の理由で、他のポジションを守ることになったのですが、本来のポジションは遊撃ではあるグレイバー・トーレスです。

ディディ・グレゴリウスはヤンキースの正遊撃手としての地位を確固としたものにしているのですが、2019年シーズン終了後にFAとなるため、コントロールできるは2シーズンしか残っていません。

そのため今年はショートをメインで守ることになり、シーズン終了後にFAとなるマニー・マチャドの獲得が噂されていました。しかし、一部報道によるとオーナーであるハル・スタインブレナー氏は、ジャンカルロ・スタントンと同様の10年という長期契約は増やすことを望んでいないともされています。

また、仮にヤンキースが契約を望んだとしても、他球団との競争となりますので、獲得できる保証があるわけでもありません。そのためディディ・グレゴリウスの流出に備えることが必要となるのですが、一つの対応策として「グレイバー・トーレスにショートとセカンドを同じ割合で守らせる」ことが選ばれたと考えられます。

スプリングトレーニングでは内野と外野を守れるスーパーユーティリティとして期待されていた23歳のタイラー・ウェイドが打率.313/出塁率.452/長打率.375/OPS.827と好調です。ウェイドの守備面への評価も高く、2018年シーズンは、セカンドでニール・ウォーカーと併用されるのではないかとの声も上がるほどです。

ヤンキースのファームではトップクラスの評価ではありませんが、2017年シーズン開幕前にはベースボールプロスペクタスがMLB全体で101位にランクするなど、質の高い有望株の一人ではあったタイラー・ウェイドです。

タイラー・ウェイドが、ニール・ウォーカーと併用されながらセカンドで実績を残してくれれば、このポジションを中長期的に任せることになる可能性もありますし、そこまでいかなくても2019年にグレイバー・トーレスとの併用も期待できることになります。

このようなタイラー・ウェイドの台頭もあり、ヤンキースはグレイバー・トーレスをセカンドに固定して育成する必要性が低くなりました。

グレイバー・トーレスが遊撃手としてメジャーレベルで十分に通用するクオリティに育成できた場合には、10年3億ドルから4億ドルとも言われる高額契約をマニー・マチャドに提示せずとも、長期的にポジションを埋める見込みを立てることもできます。

2018年シーズンでグレイバー・トーレスが「メジャーレベルで平均以上の選手にステップアップできるかどうか」は、2018-19シーズンオフのFA市場の動向にも影響を与える可能性がありそうです。

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