クリス・カプアーノがヤンキースと1年500万ドル(約6億円)で合意!GMは先発ローテに入れることを示唆

New York Yankees Top Catch

日本プロ野球(NPB)でのプレーも視野に入れていたクリス・カプアーノが、2015年もアメリカでプレーすることが決定しました。

2014年シーズン中にヤンキースに移籍したカプアーノでしたが、1年500万ドル(5億8,640万円)で再契約したことがチームから正式にアナウンスされました。

ブライアン・キャッシュマンGMは、「カプアーノを先発ローテ5人のうちの1人にするという計画だ」と話したと、ニューヨーク・ポストのジョエル・シャーマンが伝えています。

スポンサーリンク

クリス・カプアーノはヤンキースの先発ローテの保険に

スポンサーリンク
[googlead]

クリス・カプアーノの年度別成績と通算成績は以下の表のとおりとなっています。

Chris Capuano Stats 2014

レッドソックスではロングリリーフを中心に28試合を投げたものの、防御率4.55/WHIP1.55と結果を残せず、リリースされてしまいました。

その後ロッキーズに拾われ、マイナーで結果を残していたものの昇格できずにいたところを、ヤンキースが金銭トレードで獲得しました。

そのヤンキース移籍後は、先発ローテに入って12試合に先発し、65.2回で防御率4.25/2勝3敗/奪三振55/WHIP1.31という成績を残しています。

2015年シーズン中に37歳になることもあり、大きな期待がしにくいクリス・カプアーノではあります。しかし、移籍後12試合中10試合は5回以上投げていますので、ブルペンを強化しているヤンキースの先発5番手として考えるのであれば、悪くないオプションと考えられます。

またトミー・ジョン手術を受けたイバン・ノバがオールスター前後には復帰する見込みですし、MLB.comのプロスペクトランキングでMLB全体で62位、チーム内でNO.1評価のルイス・セベリーノがシーズン中に昇格する可能性があります。

ルイス・セベリーノは20歳の右腕で、2014年に1Aから2Aまで昇格し、2Aでは6試合25.0回で防御率2.52/奪三振29/WHIP1.04、マイナー全体では24試合113.1回で防御率2.46/WHIP1.06という成績を残しています。

沈む動きを持つファーストボールは最速で98マイル、平均でも95-96マイルを記録し、曲がりが鋭いスライダーとチェンジアップは、さらに良くなる可能性を秘めていると評価されています。

クリス・カプアーノは、それらの投手がメジャーで投げるまでのつなぎとして起用され、その後はロングリリーフとスポットの先発を担当することになると予想されます。

また田中将大、CC.サバシア、マイケル・ピネダと先発ローテの1-3番手が、いずれも故障による離脱の危険性を秘めているだけに、その保険としてもクリス・カプアーノの獲得は意味あるものとなりそうです。

2015年の先発ローテと今後の動向について

これで2015年のヤンキースの先発ローテは以下のようになると予想されます。

  1. 田中将大
  2. マイケル・ピネダ
  3. CC.サバシア
  4. クリス・カプアーノ
  5. デビッド・フェルプス/アダム・ウォーレン

ブライアン・キャッシュマンGMは、シェーン・グリーンのトレード後に、デビッド・フェルプスとアダム・ウォーレンに、先発投手として準備するように指示をしていますので、補強がさらに行われなければ、この2人が5番手を争うことになりそうです。

普通に考えれば、いまだ心もとない布陣のため、この後さらに先発ローテの補強に動くと予想されるのですが、多くの資金を費やす姿勢は、いまだ見られません。

ブランドン・マッカーシーが4年4800万ドルで合意した際に、ブライアン・キャッシュマンGMは「我々が出せる金額の範囲を超えていた」と語るなど、予算に制限をかけていることを示唆していました。

残るFA投手では、マックス・シャーザー、ジェームズ・シールズ、黒田博樹、ジェイク・ピービ、エディンソン・ボルケス、ライアン・ボーグルソンなどとなります。

このうちマックス・シャーザーとジェームズ・シールズの金額は、ブランドン・マッカーシーの最低でも2倍の金額は必要なため可能性は低そうです。

ジェイク・ピービには3年もしくは2年、エディンソン・ボルケスは2年の契約を用意する必要があると予想されているため、現時点でヤンキースがその条件を飲むとは考えにくいものがあります。

後は、2014年にマリナーズで活躍したクリス・ヤング、ブレーブスで結果を残したアーロン・ハラングら35歳を越えるベテラン2人が、1000万ドル以下の年俸で獲得可能ではあります。

現在のヤンキースにとっては、ヤンキースタジアム、ア・リーグ東地区での実績もあり、1年契約ですむ黒田博樹がベストの選択肢の1つとはなりそうです。

ただ、ニューヨーク・ポストのジョエル・シャーマンは、クリス・カプアーノの獲得によってデビッド・フェルプスとアダム・ウォーレンをトレード要員にして、先発投手を獲得することもで可能になったとも記事に書いています。

黒田博樹の決断のタイミングや方向性次第で、ヤンキースはFAだけでなくトレードでも先発投手の獲得を検討することになりそうです。