大型トレード成立後のヤンキースのロースターはどうなる?ブルペンはMLB屈指のレベルに

New York Yankees Top Catch

ニューヨーク・ヤンキースが三塁手のトッド・フレイジャー、クローザーのデビッド・ロバートソン、リリーフ投手のトミー・ケインリーを獲得しました。

その代償として、チーム内のNO.3プロスペクトであり、MLB全体でもトップ30にランクされていた2016年のドラフト1巡目指名のブレイク・ラザーフォード、2013年ドラフト1巡目指名のイアン・クラーキンらを失いました。

が、ラザーフォードは、ヤンキース内で人員がダブついている外野手のプロスペクトということで、放出に応じれる選手ではありましたので、将来的なビジョンを大きく狂わせるようなトレードではないと考えられます。

一塁手の補強が最優先の課題であると考えられてきたヤンキースで、三塁はさらに先発投手、リリーフ投手の補強が終わった後に余裕があればというポジションでした。

しかし、獲得したのは三塁手のトッド・フレイジャーでした。ただ、多くはないものの一塁守備の経験もあるため、対応ができるのではないかと考えられます。三塁を守っているチェイス・ヘッドリーも同様に多くはありませんが、一塁の守備をやったことがありますので、この両者が内野の両コーナーで併用される可能性が高そうです。

トレード補強が終わった後のヤンキース打線の予想されるラインナップは以下のとおりとなります。

  1. ブレット・ガードナー(LF)
  2. ゲーリー・サンチェス(C)
  3. アーロン・ジャッジ(RF)
  4. マット・ホリデー(DH)
  5. ディディ・グレゴリウス(SS)
  6. スターリン・カストロ(2B)
  7. トッド・フレイジャー(1B)
  8. ジャコビー・エルズベリー(CF)
  9. チェイス・ヘッドリー(3B)

外野に関してはベテランのガードナー、エルズベリーを休ませながら、クリント・フレイジャーを起用していくことが予想されます。アーロンヒックスが7月中には復帰すると見込まれていますので、そこでクリント・フレイジャーを一旦3Aに降格させることを検討することになるかもしれません。

これまで一塁で併用されてきたチェ・ジマンとギャレット・クーパーのうち、どちらが3Aに降格になると予想されます。

続いて、投手陣の編成です。

当面の先発ローテは以下のとおりとなっています。

  1. 田中将大
  2. CCサバシア
  3. ルイス・セッサ
  4. ジョーダン・モンゴメリー
  5. ルイス・セベリーノ

一番流動的なのがルイス・セッサで、次回の登板でも良くなければ他の若い投手が代わって投げることになりそうです。後は、3Aにいるプロスペクトのチャンス・アダムスが取り組んでいる制球面で目途が立てば、彼にチャンスが与えられることが予想されます。

先発ローテに何かしらの補強を行う可能性も残されていますので、この部分に関しては今後の動向次第となりそうです。

今回2選手を獲得したブルペンの編成です。

  • Closer:アロルディス・チャップマン(左)
  • Setup:デビッド・ロバートソン(右)
  • Setup:デリン・ベタンセス(右)
  • Middle:アダム・ウォーレン(右)
  • Middle:トミー・ケインリー(右)
  • Middle:チェイスン・シュリーブ(左)
  • Long:チャド・グリーン(右)

奪三振率(9イニングあたりの奪三振数)の高いリリーフ投手がずらりと並ぶ編成となりました。それぞれの今季の防御率と奪三振率は以下のとおりとなっています。

  • アロルディス・チャップマン(防御率3.57・奪三振率13.9)
  • デビッド・ロバートソン(防御率2.70・奪三振率12.7)
  • デリン・ベタンセス(防御率2.97・奪三振率16.9)
  • アダム・ウォーレン(防御率1.91・奪三振率8.8)
  • トミー・ケインリー(右)(防御率2.50・奪三振率15.0)
  • チェイスン・シュリーブ(防御率2.92・奪三振率10.6)
  • チャド・グリーン(防御率1.75・奪三振率12.3)

ヤンキースと対戦する打線の6回以降の攻撃は、三振の山となりそうです。

MLB屈指と言えるほどのレベルまでブルペンを強化していますので、ホセ・キンタナのようなフロントスタータークラスを獲得に動くかどうかは微妙になったとも考えられます。

2015年のロイヤルズのように強力なブルペン陣によって、先発投手が投げるイニング数を少なくすることで、ローテの弱さをカバーしていくつもりなのかもしれません。

トッド・フレイジャーの獲得も打線に厚みを加えることになるのですが、それ以上にロバートソンとケインリーを加えたブルペン陣の方が、対戦相手には脅威となるかもしれません。

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