ヤンキースがJ.A.ハップを獲得!交換要員はブランドン・ドルーリーを含む2選手に

ヤンキースが積極的に獲得に動き、ブルージェイズもトレードを決断すると時が近づいていると報じられていたのがJ.A.ハップでした。

ア・リーグ東地区でハイレベルな優勝争いを繰り広げているレッドソックスとヤンキースですが、トレード市場での補強においても、激しいつばぜり合いの...

そのJ.A.ハップをヤンキースが1対2のトレードで獲得しました。

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ヤンキースが最大の懸案事項に取り組む補強に成功

ヤンキースはJ.A.ハップを獲得し、ブランドン・ドルーリー、ビリー・マッキニーを交換要員として放出したことをアナウンスしています。

2018年のJ.A.ハップは20試合114回で防御率4.18、WHIP1.18と表面上の数字は目立つようなものではありません。が、奪三振率10.3、与四球率(9イニングあたりの平均与四球)も2.8と内容は安定していて、被本塁打率1.3が少々高めになっているものの酷い数字でもありません。

そのため投手としての実力を示す指標であるFIP(Fielding Independent Pitching:味方の守備の影響を排除して投手の実力を測るために使用される疑似防御率。被本塁打、与四球、奪三振などをベースに算出)は3.84と防御率よりも良い数字を記録しています。

FIPの方が防御率より良い数字のため、基本的には味方の守備などに足を引っ張られている面があると考えられるJ.A.ハップで、投手としての内容、実力は良い水準を維持していると言えるJ.A.ハップです。

ヤンキースは交換要員としてブランドン・ドルーリーと今年メジャーデビューを果たしたビリー・マッキニー外野手を放出しています。

ブランドン・ドルーリーは2018年2月にレイズも含めた3球団間のトレードでダイヤモンドバックスから獲得した選手です。年俸総額削減のために放出したチェイス・ヘッドリー、FAとなったトッド・フレイジャーに代わって正三塁手として期待しての補強でした。

開幕からの数試合は活躍したものの、次第に数字が落ちてきたところで故障者リストに入ってしまいました。その間にセカンドはグレイバー・トーレス、サードはミゲル・アンドゥハーが台頭したことで、メジャーリーグでのポジションを失ってしまいました。

ヤンキースはトレードで獲得したときと変わらず、ブランドン・ドルーリーを平均以上の三塁手として評価していて、それは他の複数球団も同様だったようです。しかし、先発ローテーションの層を厚くすることを重視したことと、アンドゥハーの台頭もあり、放出に踏み切ったとニューヨーク・ポストのジョエル・シャーマン氏は説明しています。

ブルージェイズはジョシュ・ドナルドソンが今季終了後にFAとなりますし、7月は難しくても、8月には放出に踏み切る可能性が高いため、その後釜の候補として、2021年まで契約をコントロールできるブランドン・ドルーリーに目をつけていたと考えられます。

ビリー・マッキニーは2013年ドラフトで1順目全体24番目にアスレチックスに指名されてプロ入りした選手です。2014年7月にジェイソン・ハメル、ジェフ・サマージャとのトレードで、アディソン・ラッセル、ダン・ストレイリーらともにカブスに移籍し、さらに2016年7月にアロルディス・チャップマン獲得の交換要員としてグレイバー・トーレス、アダム・ウォーレンらとともにヤンキースに移籍していました。

カブス傘下で迎えた2016年シーズン開幕前にはMLB公式サイトがMLB全体で88位、ベースボール・プロスペクタスも同74位とトップ100にランクしました。ただ、ヤンキース移籍後はトップ100に入ることはなく、チーム内でもトップ20にランクされる程度の評価にとどまっていました。

ヤンキースは25歳でありながら、すでにメジャーでの実績があり、正三塁手としてだけでなく、二塁手としても期待ができる、2021年まで契約が残り、年俸も60万ドルと格安のブランドン・ドルーリーを手放し、ミドルレベルではありますがプロスペクトも放出しています。

残り2ヶ月から3ヶ月のレンタル選手に支払う代償としては、それなりのものを支払ったと言えるトレードで、ヤンキースがJ.A.ハップを高く評価していることが伺えます。

J.A.ハップを加えたヤンキースの先発ローテは以下のとおりとなります。

  1. ルイス・セベリーノ
  2. CC.サバシア
  3. 田中将大
  4. J.A.ハップ
  5. ソニー・グレイ

現在のソニー・グレイを先発ローテ3番手、4番手に置くのはリスクが高い編成ですが、5番手であれば強力な打線とザック・ブリットンを加えたブルペンの援護を借りながら、復調を期待しつつ起用していくことができると考えられます。

特にポストシーズンでは先発ローテ5番手は必要ではありませんので、J.A.ハップ、ザック・ブリットンの獲得で、レギュラーシーズンとポストシーズンの両方で投手陣のメドはたったと言えるヤンキースです。

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