ヤンキースの先発ローテに入る若手投手は誰に?9名の候補を地元メディアがランキング

New York Yankees Top Catch

ニューヨーク・ヤンキースの2017年シーズンの先発ローテーションは5人の枠のうち、田中将大、CCサバシア、マイケル・ピネダの3人まで固まっている状況となっています。

現在、ブライアン・キャッシュマンGMは適正な価格であればトレードもしくはFAでベテラン先発投手を獲得することを示唆しています。

ホセ・キンタナ、ジェイソン・ハメルといった投手の名前が噂として出ているものの、交渉が具体的に大きく進展しているような情報もありません。

ブライアン・キャッシュマンGMは、良い先発投手が見つからない場合には、若い投手たちに4番手、5番手を争わせることでかまわないと話していますので、そのような編成になる可能性も十分にあります。

そのような状況をふまえて地元メディアの一つであるニュージャージー・ドット・コムが候補となる9名の投手を”Ranking 9 Yankees fighting for rotation spots”という記事でランキングしています。

そのランキングとコメントの要約は以下のとおりとなっています。

1. ルイス・セッサ

昨シーズンオフにタイガースからトレードで獲得。スプリングトレーニングはリリーフ投手として参加も、2016年シーズン中にはイオバルディの抜けた後に先発ローテに入る。9試合に先発して防御率4.01、2勝4敗という成績を残す。与四球率(9イニングあたりの与四球数)が1.8と90マイル中盤のファーストボール、スライダー、カーブ、チェンジアップをコントロールできる。

2. アダム・ウォーレン

MLBでの先発経験は21試合。2015年には17試合に先発して防御率3.66/6勝6敗と安定した成績。ただ、ロングリリーフとしても結果を残せることによりブルペンに回される可能性も。本人は先発をしたいかもしれないが、その役割としてもヤンキースにとっても重要な存在。

3. ブライアン・ミッチェル

2015年はブレイクイヤーとなったが2016年は故障で停滞。90マイル後半のファーストボール、鋭いカーブ、発展途上のカットボールで先発争いに。課題は制球力で与四球率(9イニングあたりの与四球数)はメジャーとマイナー通算で4.3。

4. ルイス・セベリーノ

先発候補の中では最も才能にあふれ、最も評判が高かった投手。2015年のパフォーマンスで期待されたが2016年は落胆に。ヤンキースは先発投手として多くのチャンスを与えるだろう。威力のあるファーストボール、鋭いカーブを持つが、チェンジアップは投げるのをやめていた。2016年にリリーフ投手として登板したときは素晴らしかったため、そちらで起用することへの誘惑にもヤンキースはかられることになる。

5. チャド・グリーン

セッサとともにタイガースから移籍。メジャーでの登板は素晴らしいときもあれば、打ち込まれるときもあるなどして、8試合で防御率5.94という成績に。97マイルを記録するファーストボールが武器も、課題は変化球。昨シーズンは右前腕の炎症で故障者リストで終える。

6. ジョーダン・モンゴメリー

左腕先発投手。3Aでわずかに先発6試合のため、見込みは低いものの、その期間の成績は防御率0.97、5勝1敗と素晴らしく、奪三振数も投球回数を上回った。MLB公式サイトはヤンキース内プロスペクトランキングでNO.19に。そのスカウティングリポートではMLBの先発4-5番手になれる投手、88-92マイルだったファーストボールが91-94マイルに上昇したことが躍進の要因で、これをキープできれば4-5番手以上の投手になれると評価される。

7. ディエトリッチ・エンス

2016年に3Aで防御率1.52/7勝2敗という成績で40人枠に登録された。最速92マイルと速くないものの制球力に優れ、空振りを奪えるチェンジアップを持っている。どのレベルでも良い数字を残している。MLB公式サイトのヤンキース内プロスペクトランキングでNO.24に。

8. チャンス・アダムス

昨シーズンは2Aで終えているため、2017年にメジャー昇格できない可能性もある右腕投手だが、ヤンキースチーム内では14番目に評価される投手のプロスペクト。2016年は2Aの13試合で防御率2.07/8勝1敗、奪三振率9.2。2017年は難しくても、2018年には先発ローテに加わる可能性がある投手。

9. リチャード・ブレイアー

メジャーではリリーフとして登板しているが3Aでは先発し、成績を残している。ただ、リリーフとしてMLBで23試合に登板し防御率1.96と好成績で、先発ローテ候補は他にもいるため、ブルペンで起用される可能性が高い。

というようなランキングとなっています。

アロルディス・チャップマン、アンドリュー・ミラー、カルロス・ベルトランなどのトレード放出で多くのプロスペクトを獲得したため、ヤンキースのファームはメジャーでもトップクラスの層の厚さと評価されれています。

ただ、それは野手に偏っていて、投手の層が厚いわけではありません。

それでもインディアンスから獲得したユストゥス・シェフィールドという左腕投手がMLB全体でも78位とトップ100に入る評価を得ています。ただ、まだ2Aのため2017年のメジャー昇格はあるとしても終盤になりそうです。

完全な再建モードに移行しているのであれば、これらの若い投手を積極的に起用することになります。しかし、ヤンキースは若い選手に切り替えていくと同時に、ポストシーズンを狙う姿勢も堅持しています。

先発候補の数は多いもののメジャーでの実績が乏しい投手ばかりで、なおかつ確定している田中将大、サバシア、ピネダも健康面で不安を抱えていますので、ポストシーズンを狙うには心もとない編成ではあります。

ヤンキースの2017年は野手も投手も若手の躍進の度合い次第となりそうな気配です。

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