ヤンキースのGMミーティング前後の動向は?地元メディアがトレードの成立を予想

New York Yankees Top Catch

ニューヨーク・ヤンキースは田中将大が契約を破棄してのFAではなく、残留を選んだことにより大きな補強ポイントが見当たらなくなりました。

ただ、それと同時に年俸総額を1億9700万ドル以下に圧縮することを目指していることもあり、補強資金の枠はかなり小さくなりました。

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契約確定分、年俸調停分、MLB最低年俸分、保険・年金などの支払いを合計したヤンキースの年俸総額はすでに1億7000万ドルが見込まれる状態となっています。

これはあくまでも開幕時の数字で、最終的なぜいたく税の判断はシーズン終了時点の年俸総額となりますので、シーズン中の補強、マイナーからのメジャー昇格選手の年俸のために1000万ドルの枠を確保しておく必要があります。

そうなるとヤンキースの実質的な補強資金の枠は1500万ドル程度になると見込まれますので、補強に動くとすればFA市場ではなく、トレード市場のほうで活発になることが予想されます。

GMミーティングが11月13日から16日に行われるのですが、早速その期間中、直後にはヤンキースがトレードに動く可能性があるとニューヨークポストのジョエル・シャーマン氏が予想しています。

2. Yankees send Starlin Castro, Tyler Austin and Luis Cessa to the Giants for Joe Panik.

The Giants are looking to add power, specifically righty power. Panik loses homers at AT&T Park that I believe he adds with his lefty stroke at Yankee Stadium. Just as attractive is that no qualified hitter struck out a lower percentage last year than Panik, and the Yankees might have been too susceptible to the whiff in the past playoffs. He’s a better defender than Castro. He grew up a Jeter/Yankees fan, went to St. John’s and lives in Duchess County in the offseason. In the short term, he plays second with Gleyber Torres becoming the regular third baseman.

And Panik is just entering arbitration, which would help with the Yanks’ plan to get under the $197 million luxury-tax threshold. Conversely, because adding Castro’s two-year, $22 million remainder would further push the Giants over the threshold, the Yanks have to sweeten the deal with extra stuff.

ここでシャーマン氏が予想しているトレードはサンフランシスコ・ジャイアンツとのトレードで、二塁手のジョー・パニックを獲得し、交換要員としてスターリン・カストロ、タイラー・オースティン、ルイス・セッサを放出するというものです。

その理由について説明の要約は以下のとおりです。


  • ジャイアンツは右のパワーヒッターを必要としている
  • ジョー・パニックは左打ちでAT&Tパークでは厳しいが、ヤンキースタジアムにはマッチして本塁打が増える期待ができる
  • パニックは規定打席に到達した選手の中で最も三振率が低く、ポストシーズンで三振の多さが目立った打線に必要なタイプの選手
  • パニックはスターリン・カストロより守備力で勝っている
  • パニックはこのオフに年俸調停1年目となるところで、年俸が安く、ヤンキースがぜいたく税を回避する助けとなる
  • スターリン・カストロは2年2200万ドルが残っているため、ぜいたく税の基準を越えているジャイアンツにとって負担が大きいため、ルイス・セッサ、タイラー・オースティンという若い選手をパッケージに

シャーマン氏はルイス・セッサ、タイラー・オースティンをとりあえず選んだものの、他にはギャレット・クーパー、ブライアン・ミッチェルなどに入れ替えることも可能だろうと、付け加えています。

ただ、どうしても必要なトレードではないようにも思えるのですが、そこに影響を与えているのがルール5ドラフトだとシャーマン氏は述べています。

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今年は11月20日までにルール5ドラフトで、奪われたくない選手を40人枠に入れる必要があります。

とは以下のようなものです。

ルール5ドラフト:有望でありながらもメジャーレベルのロースターの影響で、マイナーリーグでプレーし続けている選手を救済する制度

  1. 40人枠から外れているマイナーリーガーを、他チームが指名し獲得できる。
  2. 40人枠が空いているチームのみルール5ドラフトに参加可能
  3. 指名できるマイナーリーガーは「18歳以下で入団した選手はドラフト実施日時点で在籍5年以上」、「19歳以上で入団した選手はドラフト実施日時点で在籍4年以上」
  4. 獲得した選手はアクティブロースター(25人枠)に1年間入れる必要があり、外す場合には元のチームに選手を戻すことになる。しかし、元のチームがそれを望まない場合にはウェーバーに。

40人枠から外れたマイナーリーガーで「18歳以下で入団した選手はドラフト実施日時点で在籍5年以上」、「19歳以上で入団した選手はドラフト実施日時点で在籍4年以上」は、他球団に奪われる可能性があります。

そのため来季の戦力として必要な選手は40人枠に入れていくことになるのですが、すべての選手を枠に入れることは不可能です。その場合には、ルール5ドラフトでミスミス失ってしまうくらいなら、トレードで何かしらの見返りを得ようという動きを選ぶことになります。

昨年、ヤンキースがジェームズ・パゾスをマリナーズにトレード放出した動きが、これに該当するものだとシャーマン氏は説明しています。

さらにヤンキースは11月のGMミーティング期間中、もしくは直後にトレードを行う傾向があり、フランシスコ・セルベーリとジャスティン・ウィルソンの交換トレード、アーロン・ヒックスとジョン・ライアン・マーフィーのトレードなどが成立しています。

そのようなヤンキースの過去の傾向やルール5ドラフトの影響により、若い選手が絡むトレードが成立しても不思議ではないとジョエル・シャーマン氏は予想しています。

GMミーティングが行われる11月13日からルール5ドラフトのための40人枠を埋める期限となる11月20日までが、トレード成立の可能性が高い期間となり、特にヤンキースの動きは興味深いものとなりそうです。

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