ヤンキースがコーリー・クルーバーを獲得するなら交換要員は誰に?

ヤンキースは投手補強、特に先発ローテの獲得に積極的な姿勢を見せていて、パトリック・コービン、ダラス・カイケル、J.A.ハップらのフリーエージェント、コーリー・クルーバー、カルロス・カラスコ、ジェームズ・パクストンらのトレードの両面で名前が浮上しています。

ヤンキースが獲得を検討しているのは、4番手、5番手クラスではなく、ルイス・セベリーノと田中将大の間に挟めるようなレベルがターゲットになっていると考えられる状態です。

そのような中、インディアンスの地元メディアであるクリーブランド・ドット・コムのポール・ホインズ氏がヤンキースとのトレードについて記事にしています。

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もしヤンキースがコーリー・クルーバーを獲得するならば・・・

以下はポール・ホインズ氏の記事からの引用です。

The Indians aren’t conducting a fire sale. If they trade Kluber, Carrasco or Trevor Bauer, they need big league ready players coming back because they need help in the outfield and bullpen. If they do something like this, they can’t miss.

『インディアンスはファイヤーセールを実施するつもりはない。コーリー・クルーバー、カルロス・カラスコ、トレバー・バウアーといった選手をトレードする場合には、外野とブルペンで補強が必要なためメジャーレベルに近い選手を見返りとして求めることになる。』

If the Indians traded Kluber or another starter to the Yankees, they’d have to get a starter back and it’s possible Sheffield could fill that role. They’d need another major-league ready player to fill a hole in the outfield or bullpen. They’d also need at least one of the Yankees top prospects.

『もしインディアンスがクルーバーや他の先発投手をヤンキースにトレードするならば、先発投手を見返りとして獲得する必要があり、ユスタス・シェフィールドはその役割を果たすことができる。インディアンスは他に外野もしくはブルペンの穴を埋めるために、メジャーでプレーができる段階の選手を必要としている。』

Frazier, an outfielder and the Indians’ No. 1 pick in 2013, could help in the outfield. But he played only 69 games last year after suffering a concussion in spring training. He appeared in 15 games with the Yankees. That would have to be taken into consideration.

『クリント・フレイジャーは2013年にインディアンスが1巡目に指名した外野手で、メジャーで戦力になりうる。しかし、彼はスプリング・トレーニングでの脳しんとうの影響で69試合しか出場できず、ヤンキースでの出場は15試合だった。これらのことを考慮する必要はある。』

The Indians sent Sheffield and Frazier to the Yankees in 2016 as part of the Andrew Miller trade.

『インディアンスは2016年にアンドリュー・ミラーを獲得するために、ユスタス・シェフィールドとクリント・フレイジャーを放出した。』

インディアンスの先発投手の放出は、チームの解体や再建ではなく、年俸総額の抑制と削減、そして継続的に優勝を狙うチームにするための若い選手への切り替えが目的です。

ア・リーグ中地区はインディアンスが突出して強い状態で、普通にシーズンを戦えば2019年も地区タイトルを手にする可能性が高くなっています。このようなタイミングを活かして、チームのバランスをとるためのトレードを模索している状況です。

そのため来季も地区優勝、ワールドシリース制覇を目指して戦うことになるため、質は高くてもローレベルのマイナーに所属するプロスペクトは、トレードのリターンとしてはニーズと異なるものになります。

インディアンスはアンドリュー・ミラーを獲得する際に、クリント・フレイジャー、ユスタス・シェフィールドに加えて、ベン・ヘラー、J.P.フェイレイセンと4人の選手をパッケージにして放出しました。

そのうちの2人がインディアンスの補強ポイントに合致する選手として上がっていることになります。

ヤンキースの外野はジャンカルロ・スタントン、アーロン・ジャッジ、アーロン・ヒックス、ブレット・ガードナー、ジャコビー・エルズベリーとすでに枠がいっぱいの状態で、故障による長期離脱がなければクリント・フレイジャーにチャンスがない状況です。

先発ローテに関してはルイス・セベリーノ、田中将大、CC.サバシアの3人が埋まっていて、残る2枠を外部から補強していく方向性でヤンキースは動いています。

ユスタス・シェフィールドは戦力になっても2019年シーズン後半からになると見込まれています。しかし、その頃にはジョーダン・モンゴメリーが順調であればトミー・ジョン手術から戻ってくるため、メジャーでチャンスがない可能性があります。

コーリー・クルーバーであれば、2019年は1700万ドルで、2020年と2021年はいずれもチームオプションで1750万ドル、1800万ドルという設定になっています。この金額はフリーエージェント市場でエース級を獲得することを考えれば安い金額です。

加えてコーリー・クルーバーの契約は6年4230万ドルのため、平均年俸で計算されるぜいたく税の計算上は800万ドル以下の負担増にしかならいのも魅力です。

ヤンキースは資金に不安があるのではなく、ぜいたく税のペナルティが重くなったことと、無駄金が増えることがスマートではないと考えていることなどが理由で、資金を慎重に使う方針になっているにすぎません。

コーリー・クルーバーに実際に支払う金額は大きいものの、ぜいたく税の計算上はでCC.サバシア(1年800万ドル)と同程度で、なおかつ先発ローテの大幅なグレードアップとなります。

コーリー・クルーバーのような投手を獲得できれば、パトリック・コービン、ダラス・カイケルらに1億ドルを費やす必要もなくなります。

あくまでもポール・ホインズ氏の予想・分析ではありますが、両チームにとって悪くないトレードではないかと思われます。

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