ヤンキースの2015-16シーズンオフの動きに落胆すべきではない5つの理由とは?

New York Yankees Top Catch

ニューヨーク・ヤンキースの2015-16シーズンオフの動向はトレードでは目立つ動きがあったものの、メジャーのFA契約は1つもなされてない状況となっています。

かつては「悪の帝国」とまで揶揄されたほど大金で大物選手を次々と獲得していましたが、それが鳴りを潜めています。

しかし、だからと言ってヤンキースのシーズンオフの動向は落胆すべきものではないかとFOXスポーツ電子版のChris Bahrは分析しています。

スポンサーリンク

ヤンキースのシーズンオフの動きに落胆すべきではないは5つの理由


1. 2015年のプレーオフチームで、再びそれをなすのは難しくない

6ゲーム差を地区優勝したブルージェイズにつけられたが、それでもワイルドカードでポストシーズンに進出したチームだ。そしてア・リーグ東地区は誰もが優勝を狙える状況となっている。ブルージェイズは再び争う可能性が高いし、レッドソックスは大きく改善され、オリオールズとレイズは十分に争える戦力で、ヤンキースもそうだ。

2. 静かに若返っている

25歳のスターリン・カストロと獲得し、25歳のディディ・グレゴリウス、23歳のグレッグ・バードと内野のスターティングメンバーに。そしてこれは内野だけで、25歳のルイス・セベリーノ、26歳のアーロン・ヒックス、23歳のプロスペクトであるアーロン・ジャッジらもいる。

3. すでに圧倒的だったブルペンがさらに強力に

デリン・ベタンセス、アンドリュー・ミラー、アロルディス・チャップマンのトリオににより、先発投手の問題も6イニングまでのものにできる。この3人は60イニング以上を投げた投手の中で奪三振率がNO.1-2-3だ(チャップマン15.7-ミラー14.6-ベタンセス14.0)。

4. 2018年のFA市場への準備が整いつつある

ヤンキースは2年後のFA市場で大金を使うための準備ができつつある。ブライス・ハーパー、デビッド・プライス、ザック・グレインキー、クレイトン・カーショー、アンドリュー・マッカチェン、ジョシュ・ドナルドソン、ジェイソン・ヘイワード、マニー・マチャド、マット・ハービー、ホセ・フェルナンデスらが2年後にFA市場にでる可能性がある。
この2年間でマーク・テシェイラ、CCサバシア、カルロス・ベルトラン、アレックス・ロドリゲスらの契約が終わる。

5. シーズン中に必要な補強をするリソースがある

先発ローテーションは故障や不安定なパファーマンスという問題を抱える投手ばかりだ。しかし、もし大きな問題になっても先発投手をシーズン中に1人もしくは2人獲得できるリソースがある。

2016年をピークにチームの年俸総額が減少していくヤンキース

ヤンキースは捕手のカルロス・コーポランとマイナー契約を結んだのが、シーズンオフで一番目立つFA契約という異例の状況となっています。

しかも、これはヤンキースに限らずメジャー全体で見ても異例とのことです。

複数のメディアによると1975年からFA制度が開始して以来、1つもFA選手とのメジャー契約を結ばなかったチームはいないとのことです。

ただ、トレードではしっかりと補強に動き、アロルディス・チャップマン、スターリン・カストロ、アーロン・ヒックスらを獲得しています。

アーロン・ヒックスは年俸調停前ですが、アロルディス・チャップマンには1310万ドル、スターリン・カストロには700万ドルを支払うことになるため、2010万ドル分は加えたことになります。

それでもこれまでのヤンキースの補強に費やしてきた金額を考えると、あまりにも小規模であることは否定できませんが、ヤンキースはすでにぜいたく税の1億8900万ドルを越える2億1000万ドルとなっていますので、それを考えると致し方ない面があるにはあります。

しかし、これからの2年間から3年で大きく情勢が変わっていきます。

マーク・テシェイラの2250万ドル、カルロス・ベルトランの1500万ドルが2016年シーズン終了後に消えます。

そしてアレックス・ロドリゲスは2016年と2017年にそれぞれ2000万ドル、CCサバシアは2016年2500万ドル、2017年は肩を故障しないかぎり更新され2500万ドルの支払いがヤンキースには残っています。

ところがこれらの契約が終わると、2018年に残る契約は田中将大の2200万ドル、ジャコビー・エルズベリーの2114万ドル、ブライアン・マッキャンの1700万ドル、ブレット・ガードナーの1100万ドル、チェイス・ヘッドリーの1300万ドル、アンドリュー・ミラーの900万ドル、スターリン・カストロの985万ドルの総額1億450万ドルまで削減されます。

さらに2018年シーズン終了後にはマッキャン、ガードナー、ヘッドリー、ミラーの契約が終わるため5700万ドルまで年俸総額が下がります。

そのため2018年から2019年のシーズンオフに豪華になる可能性があるFA市場で再び大金を動かせるような年俸総額になります。

ブライス・ハーパー、アンドリュー・マッカチェン、ジョシュ・ドナルドソン、マニー・マチャド、ホセ・フェルナンデス、マット・ハービーという選手らが初めてフリーエージェントとなる見込みです。

そしてクレイトン・カーショー、デビッド・プライス、ザック・グレインキー、ジェイソン・ヘイワードらが契約をオプトアウトしてFAを選択する可能性があります。

特に注目されるのはヤンキースファンだっというブライス・ハーパーが26歳という若さでFAとなることです。

すでにブライス・ハーパーに関してはナショナルズとヤンキースの争奪戦になるだろうとの声が挙がっているほどです。

他チームを圧倒的できる戦力とまでは言えないまでも、十分に優勝を狙えるチーム戦力を保ちながら、静かにチームのロースターが組み替えられ、年俸総額と選手層のバランスを整える方向にいきつつあるヤンキースです。

スポンサーリンク

フォローする

よく読まれています