なぜレンジャーズは秋信守をトレードすべきなのか?地元メディアが放出を提言

Texas Rangers Top Catch

テキサス・レンジャーズの2017-18シーズンオフはジョン・ダニエルズGMにとって非常にタフなやりくりが必要になるだろうと地元メディアは予想しています。

地区首位から23ゲーム差、ワイルドカードから7ゲーム差をつけられたロースターから、投手陣を中心にFAで戦力が流出し、埋めるべき穴が増えるにも関わらず、補強予算が乏しいためです。

スポンサードリンク

2018年に再びポストシーズンを争うためには、ロースターを組み替える必要があるにも関わらず、FA市場での補強予算は乏しく、ここ数年のトレード補強でファームの選手層が薄くなったこともあり、インパクトのあるトレードをするには駒不足の感が否めません。

このような絡み合った問題を解決するためにレンジャーズは秋信守をトレード放出すべきだと、地元メディアのダラス・モーニング・ニューズのエバン・グラント氏が提言しています。

Here is the reality: After finishing 23 games back in the AL West and seven in what was at one time a crowded wild card race, the Rangers find themselves with multiple holes in the starting rotation, no closer to speak of, a porous outfield and a strikeout-prone lineup. They have no starting pitching prospects ready to graduate from the minors. And they are hoping to scale back payroll by about $10 million from 2017.

レンジャーズの直面する現実として以下のような問題を列挙しています。

  • 地区首位から23ゲーム差、ワイルドカードから7ゲーム差でシーズンを終えている
  • 先発ローテションに複数の空き枠がある
  • クローザーと呼べる存在がいない
  • 穴が多い外野
  • 三振が多いラインナップ
  • 来季にマイナーから昇格が期待できる投手のプロスペクトがいない
  • 2017年から年俸総額を1000万ドル程度の削減を希望している

複数の補強ポイントがあり、しかもそれなりにインパクトのある選手が必要であるにも関わらず、予算を圧縮しようとしているため、非常に難しいやりくりとなる現状です。

トレードで埋めようにも交換要員が乏しくなっていますので、どうしても予算に枠を作る必要があるとグラント氏は述べます。

スポンサーリンク

以下は同じ記事からの引用です。

Before the Rangers can go dreaming of fancy ways to fix their pitching problem, they must either create more resources with which to attack the problem, or at least reallocating some dollars currently on the payroll towards pitching. In simpler terms, they must consider trading their bad contract for somebody else’s.

グラント氏はダルビッシュ、アリエッタ、ランス・リンなどの獲得を夢見る前に、問題解決のためのリソースを作り出すか、もしくは現在抱えている野手の契約分を投手の契約に再配分することが必要だと述べます。

さらに単純に言うと「不良債権となりつつある契約を、他チームが抱える同様の不良債権となりつつある契約を交換することだ」とグラント氏は踏み込んだ後に、秋信守のトレードに言及します。

7年1億3000万ドルの契約のうち4年を消化した秋信守ですが、さらに3年6200万ドルが残っています。この4年間の出塁率は.357でア・リーグで19位と良い数字を残していますが、レンジャーズは契約前の4年間に残した出塁率.391を期待していましたので、コストパフォーマンスが良いとは言えないものとなっています。

グラント氏は秋信守が悪い選手というわけではないが、レンジャーズはそういったぜいたくな契約を抱えている余裕はないと述べて、以下の3人の投手とのトレードを提案しています。

  • ホーマー・ベイリー(レッズ)2年4900万ドル(2100万ドル+2300万ドル+オプションのバイアウト分500万ドル)
  • イアン・ケネディ(ロイヤルズ)3年4900万ドル(1600万ドル+1650万ドル+1650万ドル)
  • ジョーダン・ジマーマン(タイガース)3年7400万ドル(2400万ドル+2500万ドル+2500万ドル)

いずれの投手も過去に先発ローテとして実績を残しているのですが、特に大型契約を結んだ後に成績を落とし、チームの予算を圧迫する足かせとなっているのが現状です。ただ、上手く再生して、以前のようなパフォーマンスを発揮してくれれば、フロントスターター級もしくは3番手を期待できる投手のため、3年6200万ドルが残る秋信守と交換したら良いのではないかということです。

3投手の中でもエバン・グラント氏はレッズのホーマー・ベイリーを推しています。その理由はホーマー・ベイリーだけでなく、クローザーなどの補強も同時に終わらせることも期待できるからです。

Cincinnati is particularly intriguing. The rebuilding Reds could also use a shortstop and the Rangers have Jurickson Profar to dangle. Cincinnati has a closer who might be a luxury in right-hander Raisel Iglesias. Perhaps there is a chance to expand a deal to something bigger to help the Rangers address multiple needs.

レッズは再建モードに移行しているのですが、遊撃手を必要としています。レンジャーズはかつてのトッププロスペクトであるジュリクソン・プロファーがいて、そのニーズを満たすことが可能です。さらに再建中のレッズにとっては、年俸が520万ドルのライセル・イグレシアスは、絶対に必要な存在ではありません。

秋信守にジュリクソン・プロファーなどを抱き合わせることで、ベイリーだけでなくイグレシアスも含めた大型トレードに発展させて、先発ローテとクローザーの両方の穴を埋めることもできるのではないかとグラント氏は述べています。

レッズは秋信守にとって古巣であり、親しい友人のジョーイ・ボットもいることもあるためか、トレード拒否権の対象外となっているので、そういった面でも放出に向けてのハードルは低いようです。

2017年の開幕時の年俸総額は1億6500万ドルでしたが、グラント氏によると1000万ドルは圧縮する方向性のため、2016年並の1億5500万ドル前後が上限と考えられます。

2018年に関しては契約確定分、年俸調停選手とMLB最低年俸の選手の見込み分を加えると、すでに1億1100万ドルに達しているとされています。おおよそ4000万ドル程度の予算で、先発投手を2人もしくは3人、クローザー、できればカルロス・ゴメスがFAとなったセンターを埋めたいロースターの状況です。

秋信守の契約分を先発投手などに振り返ることができれば、より補強予算枠に柔軟性が生まれます。

地区優勝どころか、ワイルドカードも危うい投手陣のため、秋信守のトレードのような大胆かつクリエティブな動きが必要となっているレンジャーズです。

スポンサードリンク

よく読まれています

    

このページの先頭へ