なぜジェイ・ブルースのトレードがヤンキースとメッツにとって合理的なのか?

New York Yankees Top Catch

ヤンキースは6回からデビッド・ロバートソンを投入して回跨ぎで投げさせ、デリン・ベタンセス、アロルディス・チャップマンとつなぐ必死の継投で連敗を4でストップしました。

連敗を止めることができたのは朗報ではあるのですが、打線は僅かに2点しか奪うことができませんでした。

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マット・ホリデーが再びDLに入ることが濃厚となり、守備面での課題が指摘されていたゲーリー・サンチェスが指名打者に入り、守備力で勝るオースティン・ロマインがマスクを被りました。

しかし、打線は上手くは機能せずこの5試合での得点は僅かに8点にとどまっています。

一番望まれるのは主力クラスが復調することなのですが、シーズン前半の数字がマックスとの指摘もありましたので、それも簡単ではないかもしれません。

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すでに攻撃力アップにつながる期待ができたマイナーリーガーは昇格させてきているため、打線の低迷が続くようであれば、期待せざるを得ないのが外部からの補強となります。

7月まではウェーバーに選手をかけることなくトレードを成立させることができますが、8月以降はウェーバーを経ることが必要となります。ただ、まだ補強が可能な状況がメジャーリーグでは続くことになります。

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すでにヤンキースが獲得に動く可能性がある4人の選手について、地元メディアの一つであるニュージャージアドバンスメディアが予想していましたが、今回はさらに踏み込んで「ヤンキースとメッツのにジェイ・ブルースのトレード」は合理的と、獲得を進言しています。

ニュージャージアドバンスメディアのジョー・ジグリオ(Joe Giglio)氏は、ヤンキース側のメリットを以下のように列挙しています。

  1. 左打ちでプルヒッター(引っ張る)なのでヤンキースタジアムにフィットする
  2. 左に信頼できる打者が少なく、右に打線が偏っているのを改善できる
  3. 指名打者のマット・ホリデーが6月13日以降不振を極めている
  4. 一塁を守れるので、このポジションの選択肢が増える
  5. 2008年以降毎シーズン20本塁打以上を打ち続けるなど長打力を安定して発揮できる

さらにメッツ側のメリットを以下のようにリストアップしています。

  1. トッププロスペクトであるドミニク・スミスを昇格させることができるロースターの枠ができる
  2. 「メッツとヤンキースの2球団間でトレードを成立させることができるのか?」という愚かな質問に終止符を打つことができる
  3. ブルースを残してクオリファイング・オファーを出すよりも、トレードの見返りのほうが質が良い可能性が高い
  4. 打線の強化のためにヤンキースが必死になれば良い見返りを手にできる可能性がある

ヤンキース側のメリットに関しては納得できるものが多いのですが、メッツ側はやや弱いかなとという印象です。

ただ、このままジェイ・ブルースを残しても、得ることができる見返りは小さいため、メッツはジェイ・ブルースを放出したほうが良いことは間違いありません。

ヤンキースは上記の理由に加えて、ブライアン・キャッシュマンGMとジョー・ジラルディ監督が契約最終年となることも影響を与える可能性があります。

両者ともに今季に結果を残したほうが、契約延長の確率は高まり、その内容や条件も良くなることが予想されます。

大きいトレードに関しては筆頭オーナーのハル・スタインブレナーの承認が必要ではあります。が、キャッシュマンGMの今季に勝負をかける意識は強くなるとは考えられますので、それがトレード成立を後押しする可能性はあります。

トレード期限前にヤンキースはルーカス・デューダの獲得に動きましたが、メッツ側が決して応じようとはしなかったと伝えられています。

結果としてレイズに放出することを選んだのも、同じニューヨークをフランチャイズとするライバルに塩を送リたくなかったからだとされています。このことが最大のネックになるかもしれません。

ただ、現状ではメッツにとってヤンキース以上の交渉相手が見当たりませんので、選択肢はないという現実を受け入れて動き出すことになるかもしれません。

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