デビッド・プライスがカージナルスではなくレッドソックスを選んだ理由は?

「12月1日のラスベガスで開催されたチャリティゴルフに、デビッド・プライスが参加し、最初のティーショットを打つ時には、これからの7年間はセントルイス・カージナルスでプレーすることになるだろうと本人は考えていた」とUSA Todayのボブ・ナイチンゲールは伝えています。

しかし、「そのイベントを離れるときには、レッドソックスとの契約に合意していた」と、一日足らずの間に、契約の動向が急展開したとして、その理由についてボブ・ナイチンゲールが記事にしています。

スポンサーリンク

レッドソックスがザック・グレインキーと交渉をしていたこともファクターに

ボブ・ナイチンゲールに情報を提供した人物は、交渉に直接関わっていた人物のようですが、12月3日に行われるフィジカルチェックが終了しないと正式に合意が発表されないので、「匿名であれば」という条件で取材に応じたようです。

デビッド・プライスとの契約にこぎつけたレッドソックスですが、ザック・グレインキーとも交渉を行っていたとレッドソックスのハイランクの幹部が明かしています。

その人物によるとザック・グレインキーの代理人を務めるケーシー・クローズが「提案した契約内容に応じるかどうかの返答を12月1日までにして欲しい」デーブ・ドンブロウスキー社長に要請したとのことです。

それを受けてデーブ・ドンブロウスキー社長はデビッド・プライスかザック・グレインキーのどちらかを絶対に獲得したいと考えていたため、デビッド・プライスへの提示を上積みして、その12月1日の夜までに返事がほしいと、代理人であるボー・マッキニスにオファーしたようです。

その時点でデビッド・プライスはカージナルスからもオファーを受けていたようで、その契約は7年契約でレッドソックスよりも総額で3000万ドル程度少ない金額だったとのことです。

すなわちカージナルスは7年1億8000万ドル前後の契約を提示していたことになります。

これまでカージナルスが結んだ一番大型の契約が投手ではアダム・ウェインライトの5年9750万ドル、野手ではマット・ホリデイの7年1億2000万ドルのため、かなり本気だったことが伺えます。

カージナルスの他には、獲得に動いていると報じられてカブスも、実際に会ってはいるものの、具体的な金額提示には至らなかったと、交渉に関わった人物が明かしているとナイチンゲール記者は伝えています。

12月1日の契約提示でカージナルスに競り勝ったレッドソックス

デビッド・プライスは12月1日の朝の時点ではカージナルスとの契約に心を奪われていたようです。

デビッド・プライスはテネシー州マーフリーズボロ出身で、カージナルスの本拠地であるセントルイスは車で5時間程度のホームタウンに近い都市です。

さらにカージナルスは5年連続でポストシーズンに進出、3年連続で地区優勝と、常に優勝を争うチームであるため、プライスの心は大きくそちらへ傾いていたようです。

しかし、3000万ドル(約37億円)以上もカージナルスを上回る金額を提示されたことで、一気にレッドソックスへの契約へと方向転換したとのことです。

現在、ザック・グレインキー争奪戦が最終局面を迎えつつありますが、それと連動して起こったのがデビッド・プライスとレッドソックスの契約だったようです。

このデビッド・プライスの7年2億1700万ドルの契約合意を受けて、年平均の年俸では少なくともデビッド・プライス以上の契約をザック・グレインキーは希望していると伝えられています。

デーブ・ドンブロウスキー社長がザック・グレインキーの代理人が出していた契約案に返事をする前に、デビッド・プライスに契約金額を上積みして提示していることからも、ザック・グレインキーの契約がかなりの金額になることは間違いなさそうです。

FOXスポーツのケン・ローザンタールがデビッド・プライスはレッドソックスのデビッド・オルティーズとのイサカイやファンの嫌がらせなどでボストンに良いイメージを持っていないと伝えていました。

デビッド・プライスは所属するチームの居心地の良さを重視する選手のため、過去の嫌なイメージを払拭して契約にこぎつけるためには、他チームを3000万ドル以上圧倒する必要があるとケン・ローゼンタール記者は予想していました。

今回の契約合意はケン・ローゼンタール記者の予想通りに金額で圧倒したことが、レッドソックスがカージナルスに競り勝つことができた理由だったようです。

スポンサーリンク

フォローする

よく読まれています