ホワイトソックスがジェフ・サマージャをトレードで獲得!脱再建モードで優勝争いに絡むチームへ変貌中

Chicago Whitesox Top Catch

シカゴ・ホワイトソックスが再建モードを完全に脱して、2015年シーズンは優勝候補の一角として争うことになりそうです。

アダム・ラローシュ、デビッド・ロバートソン、ザック・デュークの獲得に続いて、ジャフ・サマージャを2対4のトレードで獲得したと報じられています。

ホワイトソックスは、サマージャの他にマイナーリーガーのマイケル・イノア投手を獲得し、アスレチックスはマーカス・セミエン内野手、クリス・バシット投手、ジョシュ・フェグリー捕手、ランゲル・ラヴェッロ内野手を獲得しています。

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ジェフ・サマージャの獲得で課題の先発ローテが強化

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ジャフ・サマージャの年度別成績と通算成績は以下の表のとおりとなっています。

Jeff Samardzija Stats 2014

2014年シーズン中にカブスからアスレチックスに移籍したサマージャですが、2チーム合計では219.2回で防御率2.99/7勝13敗/奪三振202/WHIP1.07を記録しています。

カブス在籍時はチームが低迷していることもあり、防御率2.83/WHIP1.20にもかかわらず2勝7敗と負け越していました。指名打者制のア・リーグに移籍後は、やや防御率が3.14と落ちたものの、WHIP0.93と安定感はあり、5勝6敗となっています。

シーズン終盤にアスレチックスが失速しましたので、それがなければもう少し勝ち星は伸びていたと予想されるサマージャです。

先発ローテとブルペンのグレードアップに成功したホワイトソックス

このジェフ・サマージャが加わることで、クリス・セールと安定感のあるNO.1-2を形成でき、ホセ・キンタナを3番手、ジョン・ダンクスを4番手とすることができます。

今後も引き続き補強が行われる可能性がありますが、現時点では5番手はヘクター・ノエシとなります。

  1. クリス・セール:174.0回/防御率2.17/12勝4敗/WHIP0.97
  2. ジェフ・サマージャ:219.2回/防御率2.99/7勝13敗/WHIP1.07
  3. ホセ・キンタナ:200.1回/防御率3.32/9勝11敗/WHIP1.24
  4. ジョン・ダンクス:193.2回/防御率4.74/11勝11敗/WHIP1.44
  5. ヘクター・ノエシ:172.1回/防御率4.75/8勝12敗/WHIP1.37

さらに、来季の先発ローテ候補として、大学出身左腕では「デビッド・プライス以来の逸材」との呼び声もあった2014年ドラフト1巡目全体3番目指名のカルロス・ロドンが控えています。

カルロス・ロドンは、プロスペクトとして、ホワイトソックスのチーム内ではNO.1評価、MLB全体でも19番目の評価をすでに受け、「未来のNo.1スターター」と目されています。

2014年6月のドラフト指名後、ルーキーリーグ、1Aアドバンスドを経た後、3Aに昇格して3試合に先発し、防御率3.00/WHIP1.42という結果を残しています。

2015年のシーズン中には昇格してくる可能性があり、その時点でヘクター・ノエシと入れ替わるかもしれません。

ホワイトソックスのはこのロドンもそうですが、セール、キンタナ、ダンクスがいずれも左腕のため、右投げの先発投手が補強ポイントだったのですが、ジャフ・サマージャの獲得で、それを達成することができました。

ただ、本当に優勝を狙うのであれば、もう1枚先発投手が欲しいところではあります。しかし、ブルペン陣が充実してきていますので、そちらをさらに強化して補うのも1つの方法となりそうです。

  • デビッド・ロバートソン:64.1回/防御率3.08/39セーブ/WHIP1.06/被打率.192
  • ジェイク・ペトリッカ:73.0回/防御率2.96/14セーブ/WHIP1.37/被打率.253
  • ザック・デューク:58.2回/防御率2.45/12ホールド/WHIP1.13/被打率.223
  • ザック・パットナム:54.2回/防御率1.98/6セーブ/WHIP1.08/被打率.205
  • ハビー・ゲラ:46.1回/防御率2.91/1セーブ/WHIP1.32/被打率.246

中軸にホセ・アブレイユとアダム・ラローシュの2枚看板が座る打線に

ホセ・アブレイユが座る打線の中軸には、ナショナルズからFAとなったアダム・ラローシュを加える事で、打線に厚みが増しました。2014年12月9日時点での予想オーダーと選手の2014年の打撃成績は以下のとおりとなっています。

  1. アダム・イートン(CF):打率.300/本塁打1/打点35/OPS.763
  2. アレクセイ・ラミレス(SS):打率.273/本塁打15/打点74/OPS.713
  3. ホセ・アブレイユ(1B):打率.317/本塁打36/打点107/OPS.964
  4. アダム・ラローシュ(DH):打率.259/本塁打26/打点92/OPS.817
  5. ダヤン・ビシエド(LF):打率.231/本塁打21/打点58/OPS.686
  6. アビサイル・ガルシア(RF):打率.244/本塁打7/打点29/OPS.718
  7. コナー・ギラスピー(3B):打率.282/本塁打7/打点57/OPS.752
  8. タイラー・フラワーズ(C):打率.241/本塁打15/打点50/OPS.693
  9. レウリー・ガルシア(2B):打率.166/本塁打1/打点6/OPS.399

ダヤン・ビシエドはトレード候補として名前もあがっていますが、現時点では具体的に進行していませんので、予想オーダーに含めています。

セカンドは弱いものの、プロスペクトランキングでは、チーム内でNO.4、マイナーの二塁手ではNo.2と高い評価を受けているマイカー・ジョンソンがすでに3Aで経験を積んでいて、開幕からメジャーに昇格してくる可能性もあります。

チーム総得点660はMLB全体13位、ア・リーグでは8位となるなど、ホセ・アブレイユの活躍もあり中位につけています。問題は防御率4.29がMLBで全体で27位、ア・リーグ13位だった投手陣でした。

しかし、その投手陣が整いつつありますので、打線の得点力を活かせるようなチームに変貌しつつあるのですが、激戦になりつつあるア・リーグ中地区を勝ち抜くためには、先発ローテとブルペン全体には穴が残っていると考えられる状態です。

オフシーズンに入った当初では、ホワイトソックス2015年に確定している契約と年俸調停権を有する選手を考慮すると、およそ6000万ドルに達していました。

今回獲得した選手では、ジェフ・サマージャが年俸調停で900-1000万ドルが見こまれ、ザック・デュークが500万ドル(3年1500万ドル)、アダム・ラローシュが1200万ドル(2年2500万ドル)、デビッド・ロバートソンが1150万ドル(4年4600万ドル)となりますので、合計で3850万ドルが加わる見込みです。

それらの選手の年俸を加えても、年俸総額は1億ドルの手前です。2012年には1億2778万9,000ドルまで年俸総額を増やしたこともありますので、少なくとも2500万ドルから3000万ドルの予算は残っていると考えられます。

この金額があれば、FAの先発投手1人とブルペンで2人を補強することが十分にできます。

カブスは「脱再建モード」を高らかに宣言してオフに突入しましたが、ホワイトソックスは静かに「脱再建モード」を進行させていると考えられる動きが続いています。

これからの補強がうまくいけば、優勝争いに絡む可能性が高まるため、今後の補強が注目されるホワイトソックスです。