ジェームズ・シールズをホワイトソックスが獲得!ア・リーグ中地区の混戦を抜け出す起爆剤となるか

Chicago Whitesox Top Catch

一時はア・リーグ中地区の首位を快走しながらも、その勢いが失われてしまい29勝26敗と5割ラインまで落ちてきたホワイトソックスです。

ホワイトソックスは成績が落ちる前の首位の段階で、GMが積極的な補強に動く準備をしていて、実際に話しを多くの球団としていることを明かしていました。

その言葉どおり大きなトレードでの補強が成立しました。

サンディエゴ・パドレスのジェームズ・シールズを、エリック・ジョンソンと昨年の夏に契約した10代のフェルナンド・タティスJr.の2人を交換要員として獲得するトレードが成立したことが、正式に発表されました。

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リーズナブルなトレード補強となりそうなジェームズ・シールズ

ジェームズ・シールズは現地の6月5日に先発予定だったのですが、その先発登板の前に駆け込みでトレードが成立したことになります。

このトレードでパドレスはジェームズ・シールズの年俸の一部を負担することでも合意しています。

ジェームズ・シールズは2014-15シーズンオフに2015年から2018年の4年7500万ドルに、2019年に1600万ドルのチームオプションをつけ、行使しない場合には200万ドルのバイアウトの支払いがあり、さらに2016年シーズン終了後にシールズが契約をオプトアウトできる条件でパドレスと契約しました。

年俸は1年目が1000万ドルと低く、その後の3年間は2100万ドルという変則的な設定となっていました。

そのため2016年の2100万ドルの残りの日割り分、2017年と2018年の4200万ドルとバイアウト200万ドルあるため、合計すると5600万ドルが契約の支払いとして残っている状況です。

このうちサンディエゴ・パドレスが2900万ドルを負担し、ホワイトソックスが2700万ドルを負担することになるようだとUSA TODAYのボブ・ナイチンゲール記者は伝えています。

ジェームズ・シールズは今シーズン終了後に契約を破棄してFAを選択することができるのですが、昨シーズンと今シーズンともに成績が奮わないこともあり、その権利を行使しないようだとCBSスポーツのジョン・ヘイマン記者は伝えています。

そのためジェームズ・シールズの2016年の残りと2年をホワイトソックスは2700万ドルでコントロールできることになる見込みです。

可能性は低いものの契約を破棄してシールズがFAとなる可能性もあるため、さほど大きな代償もホワイトソックスが必要しませんでしたし、アダム・ラローシュの引退で1300万ドルの予算が浮いていたホワイトソックスにとってリーズナブルな経済負担となりそうです。

ホワイトソックスの先発投手陣に厚み

ホワイトソックスはクリス・セール(防2.29/9勝1敗/WHIP0.88)、ホセ・キンタナ(防2.13/5勝5敗/WHIP1.03)の2枚看板がいるのですが、その後が不安定です。

クリス・セール並のトップスターターになれる素材と期待されてきたカルロス・ロドンは良い時と悪い時の波が激しく防御率4.41/WHIP1.50と不安定です。

またシーズン当初は成績が良かったものの運に助けられていると考えられるスタッツが並んでいたマット・レイトスは懸念通りに数字が落ち、防御率4.02・WHIP1.41と低迷しています。

このような状況となっているシカゴ・ホワイトソックスにとって、ロイヤルズ時代にア・リーグ中地区での実績を残しているジェームズ・シールズの加入は戦力アップとして期待されます。

ジェームズ・シールズは2015年は13勝7敗も、防御率3.91・WHIP1.33とイマイチで、2016年も防御率4.28・WHIP1.43とさえません。

ですが2016年に関しては直近のマリナーズ戦の2回2/3で自責点10と大炎上した直後のため数字が悪いのですが、その直前までは防御率3.06を悪くない数字を残していました。

34歳となっている年齢は懸念材料ではあるのですが、昨年も33試合202.1回を投げるなど9シーズン連続で30試合以上、200イニング以上を達成するなどタフさを維持しています。

先発が崩れブルペンに負担がかかっていたホワイトソックスにとって、安定してイニングをこなせるジェームズ・シールズが先発に加わることは、投手陣全体にとってもメリットが大きいと予想されます。

またリーダーシップもある投手で、優勝を争っているチームでこそ本領を発揮するタイプだと考えられていることもシカゴ・ホワイトソックスにとっては期待されるポイントとなりそうです。

ロイヤルズ、インディアンスという2チームとの混戦状態となっているア・リーグ中地区ですが、この補強がホワイトソックスに起爆剤となるのか注目されます。

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