2018年シーズン開幕までに獲得可能な先発投手は?大物記者がリストアップ

2018-19シーズンオフのFA市場は豪華だと言われているものの、先発投手に関しては以前に予想されていたほどではなくなりつつあります。

ホセ・フェルナンデスが事故でこの世を去り、マット・ハービーは素行の問題もありMLBトップクラスになると言われた才能が埋もれてしまいました。

シーズン終了後にオプトアウトの権利を行使できる投手のうちクレイトン・カーショーはFAを選択する可能性が高いものの、デビッド・プライスは早々にレッドソックス残留するつもりであることを明かすなど、FA市場のエース級は豊富とは言えなくなりました。

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獲得可能な移籍市場の先発投手は誰か?

そのためボストン・グローブの大物記者であるニック・カファード氏は以下のように書いています。

And if teams are waiting to spend on starting pitching next offseason, the only legitimate ones we see are Dallas Keuchel, J.A. Happ, Patrick Corbin, Charlie Morton, Drew Pomeranz, Garrett Richards, Adam Wainwright, Gio Gonzalez, and Lynn.

もし先発投手の補強を来シーズンオフまで待ってから行おうとするなら、戦力アップにつながるレベルの投手はダラス・カイケル、J.A.ハップ、パトリック・コービン、チャーリー・モートン、ドリュー・ポメランツ、アダム・ウェインライト、ジオ・ゴンザレス、ランス・リンくらいしかいないと、カファード氏は述べています。

アダム・ウェインライトは年齢による衰えを感じさせますし、パトリック・コービンもトミー・ジョン手術後はパフォーマンスが落ち、それ以外の投手となると3番手以降の投手がいるくらいのため、フロントスターターの補強と言えるのはダラス・カイケルくらいとなる見込みです。

そのため2018年シーズンだけでなく、2019年以降も見据えて先発投手の補強を行うことは意味があることとなっています。

そのためニック・カファード氏はトレード市場とFA市場で、2019年以降も戦力アップとなる期待ができ、なおかつ2018年シーズン開幕前に獲得が可能と考えられる先発投手をリストアップしています。

それらの投手は以下のとおりとなっています。


  1. アレックス・カッブ(FA)
  2. クリス・アーチャー(レイズ)
  3. ダニー・ダフィー(ロイヤルズ)
  4. マイケル・フルマー(タイガース)
  5. ダン・ストレイリー(マーリンズ)
  6. コリン・マクヒュー(アストロズ)
  7. ジェイソン・ハメル(ロイヤルズ)
  8. イアン・ケネディ(ロイヤルズ)
  9. ウバルド・ヒメネス(FA)

トップクラスのすべてのFA投手が、シーズンオフ前に予想されていたよりも少ない金額で契約せざるを得なくなったが、開幕目前まで契約が遅れているアレックス・カッブも例外ではないとニック・カファード氏は述べます。
ブルワーズ、ヤンキース、フィリーズ、ナショナルズ、パドレス、ジャイアンツ、カージナルスなどがフィットする球団で、開幕に間に合わせるなら近日中に契約する必要があるとしています。

クリス・アーチャーのトレードに関する噂は、2年あまりにわたり続いています。その上、レイズは次々と野手と投手の主力級をトレード放出していますので、アーチャーに関する動きがあっても不思議ではないのですが、今のところが大きく交渉が進展したという情報は伝えられていません。
関心を示している球団は多いのですが、レイズの求めるプロスペクトを放出すると、数年に渡る構想が崩れてしまうと他球団幹部がもらすほどの要求のため、どこも及び腰となっています。
ただ、ヤンキース、フィリーズ、ブレーブス、カージナルスは要求に答えることができるだけのプロスペクトを抱えているとカファード氏は述べています。

ダニー・ダフィーは29歳で5年6500万ドルという契約にあるフロントスターターで、多くの球団にとって魅力的な存在です。ただ、ロイヤルズが求めているようなパッケージを提示されていないため、トレードが成立していないとカファード氏は述べ、どちらかといえばシーズン中の7月のほうが可能性が高いかもしれないと予想しています。

25歳のマイケル・フルマーは9月に右肘の手術を行ったものの、スプリングトレーニングでは問題がないところを証明しています。タイガースのチーム再建の柱とも目されていますが、質の高いプロスペクトを数多く抱えることが再建のスピードを上げることにもなるため、可能性がないとは言えないとカファード氏は予想しています。

マーリンズのダン・ストレイリーは29歳ではあるのですが、2018年がようやく年俸調停1年目で2020年シーズンまでコントロールできる投手です。年俸もまだ337万5000ドルと安く、2016年は191回1/3で防御率3.76、2017年は181回2/3で防御率4.26と結果を残していることもあり、すべての球団から関心を集めているとカファード氏は述べています。マーリンズはすべての選手のオファーに耳を傾ける姿勢のため、トレードがあっても不思議ではありません。

他球団であれば先発ローテ3番手から4番手にはいってもおかしくないコリン・マクヒューですが、アストロズの先発ローテが強力なこともあり、ブルペンに弾き出されています。アストロズにとって故障者が出た場合の保険としても価値ある投手ですが、多くの球団からルフノーGMはトレードの打診を受けているとカファード氏は伝えています。

ロイヤルズは再建に舵を切っているため35歳のジェイソン・ハメルを若い選手に交換できる機会は逃さないことが確実です。2017年は防御率5.29、8勝13敗と低迷したことがネックとはなりますが、ローテに厚みを加えるベテラン投手としての価値が引き続きある投手です。

ロイヤルズにとってはイアン・ケネディも、ジェイソン・ハメルと同様に若い選手に交換できるのであれば、いつでもトレードに応じたい選手の一人です。年俸も高いため、なおのことロイヤルズは手放したい投手ですが、防御率5.38、5勝13敗と低迷したシーズンを終えたばかりです。ただ、8シーズン連続で30試合に先発登板するというタフさがあるため、バックエンドのイニングイーターとしては価値がある投手であることをカファード氏は指摘しています。

34歳のウバルド・ヒメネスはオリオールズと契約後の4年間は防御率5.22とひどい成績で、なおかつ2016年は防御率5.44、2017年は同6.81と下降線をたどっています。
ただ、時折素晴らしい投球を見せることもあるため、マイナー契約であれば悪くない選択肢だとカファード氏は述べています。

現時点で優勝を争うであろうチームで、先発ローテの編成に苦労しているところは見当たりません。そのため、それらのチームにとって、多くのプロスペクトが必要となるダニー・ダフィー、クリス・アーチャーらを無理をしてまで獲得する必要性は高くありません。

ただ、シーズン途中となる故障者が出たり、思わぬ主力級の低迷などで事情が代わり、多少の痛みを伴うトレードもやむなしと考えるチームが現れる可能性があります。
クリス・アーチャー、ダニー・ダフィーの2人はレンタルではなく、数年に渡りチームのローテ投手として期待できますので、シーズン中にトレード交渉が本格化する可能性が高そうです。

ジェイソン・ハメル以下の3人は先発ローテの層を厚くすることやイニングイーターを5番手におきたいチームにとっては戦力アップになりますが、質の良い5人が揃っているチームには戦力アップとはなりません。

上にリストアップされた中ではアレックス・カッブ、ダン・ストレイリー、コリン・マクヒューあたりは、シーズン開幕前に動く可能性もあるとと予想され、それ以外はシーズン途中でのトレードの方が現実味があるのではないかと考えられます。

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