復活が期待できるバーゲン価格のFA先発投手は?6人をCBSスポーツがピックアップ

シーズンオフの補強も終盤戦に入ろうとする中、トップクラスのFA先発投手だけでなく、それらに次ぐセカンドグループの投手たちも契約が決まり始めています。

チェン・ウェイン、イアン・ケネディらが契約し、そのグループでも残る投手は少なくなってきました。

残っている投手ではヨバニ・ガヤルドが複数年でそれなりの規模の契約を手にすることが確実ですが、それ以外の投手は微妙な情勢になりつつあります。

そのような現状ですが、CBSスポーツのMatt Snyderが”Hot Stove: Which bargain starter is going to be the best option for 2016?(どのバーゲン先発投手が2016年のベストの選択しか?)”というタイトルの記事で、安い価格で獲得でき、なおかつ2016年に活躍が期待できる先発投手を6名ピックアップしています。

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バーゲン価格で契約でき、2016年でのバウンスバックが期待できる先発投手

Matt Snyderが選んだ6人の先発投手とコメントの要約は以下のとおりとなっています。

  • ダグ・フィスター:2014年は防御率2.41・16勝6敗と活躍してサイヤング賞投票でも8位となったが、2015年は不調で先発ローテからも外された。2016年は32歳となること、球速が平均で1マイル落ちていることは懸念材料だが、2011-14年の4年間で防御率3.11/FIP3.37と素晴らしかったことを考えれば賭けてみる価値は十分だ。
  • ティム・リンスカム:サイヤング賞を2度獲得するなど2011年までは一時は素晴らしい投手だった。しかし、その後は防御率4.68/39勝42敗/WHIP1.40と冴えない。球速が落ちているだけでなく、与四球が多くなったことも懸念される。ただ、まだ31歳で球速や制球に影響を与えていた可能性がある臀部を9月に手術しているので、復活する可能性がある。能力を取り戻せば、チームを大きく変えることができる存在
  • ジャスティン・マスターソン:オールスター投手で、2013年のインディアンスの躍進に貢献した。その時点ではキャリア全体で見れば安定していなかったが、質の高い投手であり続けると考えられる理由があった。しかし、この2年間は188イニングで防御率5.79/WHIP1.62と崩れた。30歳という年齢で健康でありなら、ファーストボールとシンカーが平均で3マイルも落ちているのは気になるが、実績のある素晴らしい投手コーチの指導で復活する可能性がある。
  • マット・レイトス:2015年は酷い成績になったが、まだ28歳だ。最初にフルシーズンを投げてからの4年間は防御率3.27/51勝35敗/WHIP1.16だった。彼はオールスターに出たことのない良い投手の1人だった。2014年は膝の故障で16試合にとどまったが防御率3.25だったが、2015年は116回1/3で防御率4.95と低迷した。しかし、彼に賭けたいと思うチームが現れるだけの才能がある。
  • アルフレド・サイモン:2014年にはレッズで196回で防御率3.44/15勝10敗という成績でオールスターにも出場した。しかし、16試合以上に先発したこがあるのは2014年だけで、その年のオールスター以降は防御率4.52だったことを考えれば、他の投手にようには売り込めない。そして防御率5.05/WHIP1.44で、2016年の夏には35歳となる。それでも優勝を狙っていないチームはイニングイーターとして彼を獲得するだろう。
  • クリフ・リー:2008年にサイヤング賞を獲得、4度のオールスター出場している。リバヒリを行い投げる準備はしているものの、肘の問題で2014年の7月から投げていない。最後のフルシーズンは2013年だが222回2/3で防御率2.87/14勝8敗/奪三振222/WHIP1.01と素晴らしく、サイヤング賞投票でも6位だった。2016年には37歳となるが、それでも”クリフ・リー”だ。1年契約でインセンティブの割合が高い契約であれば面白い選択肢なので、私だったら賭けてみる。

ピックアップされた6人の投手の最新情報

リストアップされた投手の中で一番大きい契約を手にする可能性が高いのがダグ・フィスターです。

ダグ・フィスターは2年2200万ドル規模の契約を希望しているものの、それに応じる球団が現れるかは微妙です。

しかし、すでにフィリーズ、マーリンズ、タイガースなどが興味を示していて、クオリファイング・オファーも受けていないため、契約先に困ることはなさそうです。

クリフ・リーに関しては具体的な動きがないようですが、CBSスポーツのライターであるMike Axisaはがフィットするチームとしてナショナルズ、パイレーツ、ロイヤルズ、ブルージェイズ、タイガーズなどを挙げています。

メジャー契約を用意する球団がいるかどうかは不透明ですが、マイナー契約とはなるものの25人枠に入ればメジャー契約に切り替わるスプリット契約であれば、手を挙げる球団は多くなりそうです。

ティム・リンスカムに、興味を示しているとされているのが古巣のジャイアンツとマーリンズの2球団です。

1月末から2月上旬に予定されているワークアウトで問題がないことを証明できれば、インセンティブの比重が高くはなると予想されますがメジャー契約を手にできるのではないかと予想されます。

マット・レイトスにはパイレーツ、ロイヤルズ、ブルワーズ、レイズなどが12月末の時点で興味を示していましたが、その後、具体的な動きはありません。

年齢が若いこともあり、1年契約で自分の価値を再構築したい意向を持っているようです。こちらもベースサラリーは安く、インセンティブが厚めのメジャー契約になると予想されます。

アルフレド・サイモンは具体的な動きは報じられていませんが、イニングイーターを必要とする再建モードのチームはフィリーズ、ブレーブス、ブルワーズなどありますので、その辺りが候補となりそうです。

ジャスティン・マスターソンはパイレーツを含む5チームが関心を示していると報じられています。

記事では良いコーチと出会うことが必要とされていましたが、古巣であるインディアンスの投手コーチであるミッキー・キャラウェイはMLBでも特に優秀とされる投手コーチです。しかし、うまく修正できませんでした。

そしてインディアンスからトレード移籍したカージナルスも選手の育成と調整には定評があるチームでしたが、こちらでも上手くいきませんでした。

それら2チームより投手陣の編成の問題を抱え、打者有利のフェンウェイパークを本拠地とするレッドソックスでの復活は簡単ではないものでした。

そのマスターソンにとってパイレーツは最後の砦になるかもしれません。

パイレーツは選手育成で強くなったチームですが、ベテランのA.J.バーネット、フランシスコ・リリアーノ、エディンソン・ボルケスらを再生するなど、そちらでも手腕が際立ちます。

マスターソンのキャリア再生に最適な場所はパイレーツかもしれません。

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