バーランダーが「カブスの未来のカギ」になる可能性!?地元メディアが分析

Chicago Cubs Top Catch

シカゴ・カブスが、デトロイト・タイガースのエースであり、メジャーを代表する右腕であるジャスティン・バーランダーの獲得に関心を示しているとの報道がありました。

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まだ本格的なトレード交渉には入っていないとは伝えられていますが、そのバーランダー獲得が、シカゴ・カブスの未来を左右する可能性があるとして、地元メディアが記事にしています。

CBSシカゴのブルース・リーバイン氏が”Justin Verlander May Be A Key For Cubs’ Future”という記事の冒頭で以下のように述べています。

One of the top talent evaluators of the Detroit Tigers is currently following the Cubs. Why? Because Chicago may have its eyes on a deal for Detroit right-hander Justin Verlander.

「デトロイト・タイガースのトップ選手評価担当者が、現在カブスの選手をスカウティングしている。なぜか?カブスがジャスティン・バーランダーに関心を示しているからかもしれない。」

トレードの打診をうけたチームは、その相手チームに補強ポイントと一致する選手がいるかどうかを徹底的に調査します。そのうえでトレード交渉が本格化しますので、その前段階に入ってきていると考えられます。

ただ、カブスにとってリスクとなるのが大型契約が残っていることと、今季の成績が良くないことです。

トレード期限前に獲得した場合には残り今季年俸分である1400万ドル、2018年と2019年がそれぞれ2800万ドルとなっていますので、2年半で7000万ドルを支払うことになります。

今季のバーランダーは98イニングで92個の三振を奪っているものの、防御率4.96、WHIP1.52とさえない成績にとどまっています。

大型契約とパフォーマンスの低下ということが懸念されるところなのですが、そのようなリスクがあっても獲得に踏み出したくなる要素があるとブルース・リーバイン氏は述べています。

ブルース・リーバイン氏はナ・リーグのあるスカウトが以下のように話していると伝えています。

“He would be a better National League pitcher now,” the same scout said. “He will face one less hitter in the NL, and he will automatically have to come out in the sixth inning for a pinch-hitter. He could thrive in that type of environment”

「今は、ナ・リーグでの方が活躍できる投手となっている。ナ・リーグでは野手との対戦が1つ減り、6回には代打が送られることでマウンドを自動的に下りざるをえなくなる。彼はそのような環境で活躍することができる。」

ア・リーグでは指名打者がありますが、ナ・リーグではそうではありませんので、投手が打席に立ちます。その結果、マウンドにいる投手にとっては負担、プレッシャーが減ることになります。また、自身も代打が送られることで、長いイニングを引っ張られる回数が減るため、そのこともプラスに働くだろうという見立てです。

そしてカブスにとってバーランダーのようなベテランを獲得することは、複数のメリットがあるとしてブルース・リーバイン氏は、以下のようにその内容を説明しています。

First and foremost, he’s a playoff-tested pitcher for a potential postseason run this season. Verlander boasts a career 3.39 ERA in the postseason.

Beyond that, the Cubs need to add starting pitching because Jake Arrieta and John Lackey will both be free agents after this season. Having Verlander around for 2018 and 2019 would allow the organization a few more years to develop its own starting pitching from within.

通算で防御率3.39とポストシーズンに強いこと、さらにジェイク・アリエッタ、ジョン・ラッキーがFAとなる先発ローテを2018年と2019年の2年任せることができ、ファームで先発投手を育成するための時間を稼ぐことができる、とバーランダー獲得には大きな価値があるとブルース・リーバイン氏は述べています。

また2年半で7000万ドルという大型契約も気になるところではあります。しかし、ミゲル・モンテロがDFAの後トレードされたことにより1400万ドルの残額が予算から消えました。

さらに来季にはジェイク・アリエッタの1563万7,500ドル、ジョン・ラッキーの1600万ドル、ウェイド・デービスの1000万ドル、ジョン・ジェイの800万ドルが予算から外れることになります。そのためバーランダーの2800万ドルをそのまま吸収することが可能な予算の状態となっているカブスです。

またロースターの若返りを目指すことになるデトロイト・タイガースにとって、質の高いプロスペクトを抱えているカブスは理想的な交渉相手となります。

様々な面でトレードパートナーとして合意に達しやすい要素が揃っているシカゴ・カブスとデトロイト・タイガースのため、ジャスティン・バーランダーを中心とした今後の動きが注目されます。

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