【DETタイガース】ビクター・マルティネスと4年総額6800万ドルで再契約に合意

Detroit Tigers Top Catch

デーブ・ドンブロウスキーGMは、ポストシーズン敗退直後の会見ではビクター・マルティネスとの再契約に関して、その意向はあることを示していましたが、積極的であるとまでは発言していませんでした。

しかし、その後の様々なロースターの分析などにより、ビクター・マルティネスがFAとなった時点では、タイガースにとって再契約がトッププライオリティとなっていました。

一旦は、他球団に後れを取るかたちになりましたが、最終的には4年総額6800万ドルの契約で合意したとEPSNのJim Bowdenが確認し、各メディアでも報じられています。

その年俸の支払いの内訳は2015年が1400万ドルで、2016-18年が1800万ドルの年俸となっていると報じられています。

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2015年FA市場では最も攻撃力を有する選手との評価を受けていたマルティネス

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当初、ビクター・マルティネスが4年契約を希望していたものの、タイガース側は39歳となる4年目まで保証するのは避け、3年契約にとどめたい意向だと伝えられていました。

そのためFA選手と全所属チームとの独占交渉期間中には合意に至らず、1年1530万ドルのクオリファイングオファーをタイガースは提示し、それをビクター・マルティネスが拒否しました。

全球団との交渉が解禁となった直後にはマリナーズ、ブルージェイズ、ホワイトソックスなどチームが強い関心を示して交渉しているとされ、特にマリナーズは1番熱心でリードしているとも報じられていました。

しかし、GMミーティングが始まったあたりから、急速にタイガース側がビクター・マルティネスの要求に歩み寄り、4年契約で合意に至りました。

ビクター・マルティネスの年度別成績と通算成績は以下のとおりとなっています。

Victor Martinez Creer Stats(2002-2014)

2014年の成績は151試合561打数で打率.335/本塁打32/打点103/出塁率.409/長打率.565/OPS.974という素晴らしい成績を残し、指名打者でありながらMVPの最終候補3人に残るほど、圧倒的な攻撃力を発揮しました。

OPSはリーグ1位、打率と長打率が同2位、打点が同7位、本塁打が同8位と、正にリーグ屈指の強打者であることを証明する数字を残したビクター・マルティネスです。

そのため昨年カルロス・ベルトランが結んだ3年4500万ドルを越えることは確実で、焦点は4年契約になるかどうかとされていました。

元々、ビクター・マルティネスはタイガースとの再契約を希望していてましたので、タイガースが4年契約に応じたことで、早い段階で合意することになったようです。

ビクター・マルティネスの再契約が与える影響

デーブ・ドンブロウスキーGMは、「ミゲル・カブレラ(打率.313/本塁打25/打点109/OPS.895)、ビクター・マルティネス(打率.335/本塁打32/打点103/OPSOPS.974)、J.D.マルティネス(打率.315/本塁打23/打点76/OPS.912) の3-4-5の並びはMLBでベスト」だと語っていました。

打率.277が両リーグ2位、得点757、出塁率.331、長打率.426が両リーグ2位という強力打線の中核を形成してきたこの打線の並びが、来季も維持されることになりました。

ただ、懸念されるのは、ミゲル・カブレラの手術からのリカバリーが芳しくない時に、指名打者として起用できないという問題が発生するため、スプリングトレーニングまでのカブレラの回復の度合いが1つのポイントとなってきそうです。

こうしてまずは一番優先度の高い契約を成立させたタイガースですが、今後は最大の弱点であるブルペンの補強と、トリー・ハンターと再契約となってきます。

トリー・ハンター本人は、タイガースとの再契約を希望していますが、ビクター・マルティネスとの再契約が成功した場合には、タイガースが積極的には動かないのではないかと予想されていました。

メディアによってはロイヤルズをはじめ10チーム以上がトリー・ハンターの獲得に興味を示しているとされますので、その動向への影響が注目されます。

またタイガース以外の球団では、ビクター・マルティネスの獲得に積極的だったマリナーズやブルージェイズは照準をシフトせざるをえません。

打線にインパクトを与えることができる選手が1人FA市場から減りましたので、攻撃力のある選手にとって、より有利な市場となっていきそうです。