ブライス・ハーパーはフィリーズのユニフォームを着るだろう!米全国紙記者が宣言

ブライス・ハーパーとワシントン・ナショナルズの再契約もしくは契約延長は実現可能性の高いシナリオの一つでした。

しかし、9月26日にナショナルズが提示した10年3億ドルを超えるオファーをブライス・ハーパー、スコット・ボラス氏は拒否し、フリーエージェント市場に出ることを選びました。

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3月28日にシチズンズ・バンク・パークのライトを守っているだろう

ナショナルズが提示した10年3億ドルのオファーはワールドシリーズ終了後の独占交渉期間中までは有効だったものの、それが終わった後は、すでに交渉のテーブルから外れしまった条件提示となっています。

今後も再契約の可能性は残るものの、「ナショナルズとしては最大の条件提示をした」とも伝えられているため、他球団との契約に流れは傾いているものと言えます。

そのような中、USAトゥデイのボブ・ナイチンゲール氏は「ブライス・ハーパーはフィリーズのユニフォームを着るだろう」とかなり強気の予想をしています。

ナイチンゲール氏は以下のようにブライス・ハーパーの契約先の候補が除外されると述べています。

The Chicago Cubs don’t want to spend the money unless someone takes Jason Heyward or Yu Darvish off their hands.

The Los Angeles Dodgers don’t have interest.

The St. Louis Cardinals don’t have bright lights.

The San Francisco Giants are changing course.

『カブスはジェイソン・ヘイワードもしくはダルビッシュ有の契約を引き取るチームが現れない限り、大金を投じようとはしない。ドジャースは関心がないし、カージナルスは都会の華やかさを持ちあせていないし、ジャイアンツは方向性が変わろうとしている。』

ナイチンゲール氏はヤンキースとブレーブスには言及していません。しかし、両チームともにブライス・ハーパー獲得に動く可能性は低くなっています。

ヤンキースは外野手が余っているところにブレット・ガードナーと再契約したため、ブライス・ハーパーはフィットしない状態です。

ブレーブスは年俸総額に余裕があるため候補として名前が上がっていましたが、予算規模が大きくはないチームで3000万ドル超の年俸の選手を抱えることはリスクが高すぎます。そのためかアレックス・アンソポロスGMはFA市場で大金を注ぐことに前向きな発言をしていません。

そうなるとブライス・ハーパーの現実的に残る契約先は絞り込まれていきます。

最も論理的かつ現実的なハーパーの選択肢は?

以下は同じ記事からの引用です。

It leaves one team for Harper, which won’t mind giving him at least $400 million.

The Phillies are the most desperate team to land a star, and with Machado wanting to go to the New York Yankees, and the Yankees having the greatest need for him, Philadelphia is the logical destination for Harper.

『ブライス・ハーパーに4億ドルを支払うことを気にしないチームは一つしか残らない。フィリーズは最もスタープレイヤーを必要としているチームだ。その上、マニー・マチャドはヤンキースに行くことを望み、ヤンキースがマチャドを最も必要とするニーズがある。そのためフィリーズが論理的なハーパーの契約先だ。』

He will be standing in right field with the Phillies on March 28 at Citizens Bank Park when they open the season against the defending NL East champion Atlanta Braves.

『彼は3月28日のシチズンズ・バンク・パークでのアトランタ・ブレーブスとの開幕戦で、ライトの守備についているだろう。』

ボブ・ナイチンゲール氏がここまで踏み込んだ内容を書くのは、市場の動向に加えて、MLB関係者のほとんどが同様の見立てをしていることも背景にあるようです。

It’s hard to find an executive, scout, or rival agent who doesn’t believe that Harper will eventually sign with the Phillies, maybe a month from now when he can drive from his Las Vegas home to Mandalay Bay and make the official announcement himself.

『各球団の幹部、スカウト、そしてライバルの代理人たちの中で「ハーパーがフィリーズと契約しない」と考えている人物を見つけるのは難しい。これから1ヶ月でハーパーはラスベガスの自宅からマンダレイ・ベイ(ホテル)にドライブして、記者会見をすることになるかもしれない。』

ブライス・ハーパーの有力な契約先が、次々と大金を投資することにためらっていることが明らかになったことで、ナショナルズとの再契約が有力視されるようになっていました。

しかし、ナショナルズがすでに契約延長のオファーをし、ブライス・ハーパーが拒絶しました。さらにはナショナルズの提示はベストのオファーだったようで、交渉過程で上積みした条件提示はなく、しかも今は交渉のテーブルから外れています。

フィリーズ幹部は大金を投じることにオープンな姿勢

価格が下がるならば、再び関心を示す球団が現れると考えられますが、フィリーズが大金を投じることにひるまないスタンスであるため、その可能性も高くありません。

“Several years ago, the Phillies were carrying some of the highest payrolls in the game,’’ Phillies General Manager Matt Klentak said, “and going through the rebuild, we were pretty disciplined about the contracts that we signed in order to preserve our financial flexibility down the road.

“Now as our team gets better, we’re much more open to exploring more expensive commitments.’’

『数年前にはフィリーズはメジャーで最も高額の年俸総額のチームのひとつだった。そして再建のプロセスにおいて契約に関する厳しい規律を守り、将来的な予算の柔軟性を残せるように選手と契約してきた。今、チームは良い状態になってきているので、より高額の契約を結ぶことによりオープンだ。』とマット・クレンタックGMは話しています。

2013年シーズンのフィリーズは以下のような契約を抱えていました。

  • ライアン・ハワード:5年1億2500万ドル(2500万ドル)
  • クリフ・リー:5年1億2000万ドル(2400万ドル)
  • コール・ハメルズ:5年1億4400万ドル(2400万ドル)
  • ロイ・ハラデー:3年6000万ドル(2000万ドル)
  • チェイス・アトリー:7年8500万ドル(1530万ドル)
  • マイケル・ヤング:5年8000万ドル(1600万ドル)
  • ジョナサン・パベルボン:4年5000万ドル(1250万ドル)
  • ジミー・ロリンズ:3年3300万ドル(1100万ドル)

マイケル・ヤングの契約は1000万ドルをレンジャーズが負担しています。

それを差し引いてもスタープレイヤーに大金を支払えるだけの資金力があり、それを許可するオーナーサイドの方針があることがわかります。

しかも、これは2016年から始まった大型の放映権契約による収入が入ってくる前のことです。

フィリーズは2016年から2040年までの25年間で25億ドル(2750億円)という巨額の放映権契約を結んでいて、ドジャースの25年83億5000万ドル(9185億円)、ヤンキースの30年57億ドル(6270億円)、エンゼルスの20年30億ドル(3300億円)に続く規模です。

ボブ・ナイチンゲール氏が予想するように、フィリーズとブライス・ハーパーとの契約は必然とも言えるような要素が揃っていると言えます。

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