MLBの2018年のトレード期限前の「売り手」と「交換要員」は?米メディアが予想

2018年のメジャーリーグは「再建モード」を選択したチームが多く、7月末のトレード期限前には人材が移籍市場にあふれることが予想されます。

その2018年のトレード期限前の「売り手」と「交換要員」について米大手メディアのESPNが予想しています。

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2018年のトレード期限前の市場は人材が豊富

ESPNのブラッド・ドゥーリトル氏によるトレード期限前の「売り手」と「交換要員」の予想の要約は以下のとおりとなっています。

  • トロント・ブルージェイズ

    「売り手になるかもしれない」との予想で、最高の交換要員は今季終了後にFAとなるジョシュ・ドナルドソン。ポストシーズン争いに絡み補強に動く場合に交換要員となるプロスペクトはネイト・ピアーソン

  • ボルティモア・オリオールズ

    「多分、売り手になる」との予想で、最高の交換要員は今季終了後にFAとなるマニー・マチャド。ワイルドカードなどが狙える位置でもプロスペクトを手放す可能性は低いもののオースティン・ヘイズをリストアップ。

  • テキサス・レンジャーズ

    「売り手になるかもしれない」との予想で、最高の交換要員は2019年がチームオプションのコール・ハメルズ。ポストシーズンの実績もあり、来季もオプションで選択できるので、シーズン終了までのレンタル選手よりも良い見返りを手にできる可能性が。

  • コロラド・ロッキーズ

    「売り手になるかもしれない」との予想で、最高の交換要員は2018年シーズン終了後にFAとなるDJ・ルメイユとチャーリー・ブラックモン。本当のベストは2019年まで契約が残るノーラン・アレナドだが、今季中に手放す決断はしない可能性が高いので除外。

  • サンフランシスコ・ジャイアンツ

    「売り手になるかもしれない」との予想で、最高の交換要員は2019年がチームオプションのマディソン・バムガーナー。ファームの層が薄く、年俸総額もぜいたく税のライン目前のため、ポストシーズンを争っていても大型な補強は考えにくいが、プロスペクトを交換要員とするならばエリオット・ラモス。

  • ピッツバーグ・パイレーツ

    「売り手になるかもしれない」との予想で、最高の交換要員は2019年がチームオプションのジョシュ・ハリソン。内野が手薄な状態となったチームには魅力的な選手。

  • シカゴ・ホワイトソックス

    「売り手になることが確実」との予想で、2019年シーズン終了後にFAとなるホセ・アブレイユが最高の交換要員に。同じく2019年でFAとなるアビサイル・ガルシアなど。

  • サンディエゴ・パドレス

    「多分、売り手になる」との予想で、最高の交換要員は2020年までの3年契約と2021年のオプション契約が残るブラッド・ハンド(防御率2.16/奪三振率11.79/21SV)。2017年のような成績を継続すれば、多くの見返りをパドレスが手にすることは確実。

  • オークランド・アスレチックス

    「多分、売り手になる」との予想で、最高の交換要員は2019年が契約最終年となるクリス・デービス。ポストシーズンに向けてパワーのある中軸打者がほしいチームにとって魅力。アスレチックスは25歳以下の若い選手でパワーヒッターが多く育っているため、1年残っていても放出できる状態。

  • カンザスシティ・ロイヤルズ

    「売り手になることが確実」との予想で、2021年まで契約が残るダニー・ダフィー

  • デトロイト・タイガース

    「売り手になることが確実」との予想で、2022年まで契約をコントロールできるマイケル・フルマー。健康でさえあれば優勝を争うチームで先発ローテ2、3番手が期待できるのが魅力。ただ、若く契約年数も長いため、代償として支払うプロスペクトは痛みをともなうものに。

  • アトランタ・ブレーブス

    「多分、売り手になる」との予想で、2021年まで契約が残るエンダー・インシアーテ。契約年数も残っている素晴らしい選手ではあるものの、ブレーブスにはロナルド・アクーニャ、クリスチャン・パセというセンターを守れるプロスペクトがすでに台頭しているので放出できる。

  • マイアミ・マーリンズ

    「売り手になることが確実」との予想で、2020年までチームがコントロールできるJ.T.リアルミュート。年齢が若く、打てる捕手という魅力的な要素が揃っているため、再建中のマーリンズに大きな価値をもたらすトレードになる可能性。

  • シンシナティ・レッズ

    「多分、売り手になる」との予想で、2019年までチームがコントロールできるビリー・ハミルトン。出塁率を高めることができずにいるが、ポストシーズンで効果を発揮する守備力と盗塁の技術は魅力的な選手。レッジはタイラー・トラムメルなど外野のプロスペクトが控えているため放出可能な状況。

レイズはこのリストに含まれていませんが、シーズン前半で早々に下位に沈むことになれば、クリス・アーチャー、アレックス・コロメあたりのトレード打診が賑やかになることが予想されます。

ア・リーグ東地区はヤンキースとレッドソックスが頭一つ以上抜け出していますので、他の3チームはワイルドカードの2枠目を目指すのが、現時点での現実的なターゲットとなります。

その2枠目を戦力が充実しつつあるツインズ、故障の多さが懸念されるものの健康であれば、悪くない戦力となっているマリナーズなどが、ブルージェイズ、オリオールズ、レイズにとってのポストシーズンのライバルになるものと予想されます。

オリオールズとブルージェイズともに「売り手」になった場合には、上で言及されている以外では、マルコ・エストラーダ、J.A.ハップ、マニー・マチャド、アダム・ジョーンズ、ザック・ブリットン、ブラッド・ブラックらが契約最終年で市場に出ることが確実です。

ヤンキースとレッドソックス対戦が多いア・リーグ東地区の他球団を徹底的に痛めつけた場合には、市場に人材があふれ、完全な「買い手」市場になりそうな気配です。

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