【ブルージェイズ】ラッセル・マーティンと5年8200万ドルで合意!捕手ではMLB史上4番目の高額年俸に

Bule Jays Top Catch

昨シーズンオフは静かな動きに終始したトロント・ブルージェイズでしたが、このオフはアダム・リンドのトレード放出に続き、動いています。

パイレーツからFAとなったトロント生まれのラッセル・マーティンと5年総額8200万ドル(約95億5,628万円)で合意しました。

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カブスとの争奪戦に競り勝ったブルージェイズ

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ブルージェイズは昨年オフに捕手のディオナー・ナバーロと2年800万ドルで契約したばかりで、しかも2014年の成績も打率.274/本塁打12/打点69/OPS.712とまずまずの数字を残しています。

そのためラッセル・マーティンの獲得に動いているとは報じられていましたが、カブスのほうが本腰のためリードしていると予想されていました。

シカゴ・カブスはマーティンに4年6400万ドル規模の契約を提示しリードしているとFOXスポーツのケン・ローゼンタールが伝えていましたが、ブルージェイズが提示した契約は総額、年数、年平均のすべての条件で上回る額を提示して競り勝ったことになります。

これでラッセル・マーティンは2015年から2019年、32歳から36歳までの5年間を契約で確保したことになります。ただ、この契約はトレード拒否権が全くついていないと報じられていますので、状況に応じてトレードということも将来的にはありそうです。

ラッセル・マーティンは5年8200万ドルということで、年平均は1640万ドルとなるのですが、これまでの年俸の推移は以下のとおりとなっています。

2007年(24歳):38万7,500ドル
2008年(25歳):50万ドル
2009年(26歳):390万ドル
2010年(27歳):505万ドル
2011年(28歳):400万ドル
2012年(29歳):750万ドル
2013年(30歳):650万ドル
2014年(31歳):850万ドル

この推移からもわかるように、2015年からは大幅な年俸増の契約を手にしたことになります。

また年平均の年俸としては捕手としてMLB史上4番目の契約を手にしたことになります。捕手の年平均の年俸によるトップ10は以下のとおりとなっています。

1. ジョー・マウアー:2300万ドル(8年1億8400万ドル)
2. バスター・ポージー:1855万ドル(9年1億6700万ドル)
3. ブライアン・マッキャン:1700万ドル(5年8500万ドル)
4. ラッセル・マーティン:1640万ドル(5年8200万ドル)
5. ヤディアー・モリーナ:1500万ドル(5年7500万ドル)
6. ホルヘ・ポサダ:1310万ドル(4年5240万ドル)
7. マイク・ピアッツァ:1300万ドル(7年9100万ドル)
8. ミゲル・モンテロ:1200万ドル(5年6000万ドル)
9. ジェイソン・ケンドール:1000万ドル(6年6000万ドル)
10.イバン・ロドリゲス:1000万ドル(4年4000万ドル)
10.ジェイソン・バリテック:1000万ドル(4年4000万ドル)

高い出塁率に加え守備面でも優れるラッセル・マーティン

ラッセル・マーティンはドジャースで5シーズン、ヤンキースとパイレーツで2シーズンずつプレーしています。

そのラッセル・マーティンの年度別と通算での成績は以下のとおりとなっています。

Russell Martin Stats 2014

ドジャースの最初の3年間は良かったのですが、後半の2年間は数字を落とし、ヤンキース時代は本塁打は増えたものの、打率は低迷しました。

しかし、ヤンキース時代も、調子を落としたドジャースの最後の2年間も総じて出塁率が高く、忍耐強く打席に立ち、四球を選んだいたことがうかがえます。

そしてパイレーツに移籍後再び成績を向上させました。

特に2014年は111試合379打数で打率.290/本塁打11/打点67/出塁率.402と、安定した打撃に加えて、高い出塁率を記録しています。

450打席以上の選手で4割をこえる出塁率を記録しているのは、ラッセル・マーティンの他には、アンドリュー・マカッチェン(.410)、ビクター・マルティネス(.409)、ホセ・バティスタ(.403)わずかに3人です。

また、守備面では、盗塁阻止率も38.5%と高く、100試合以上出場した捕手の中では、カージナルスのヤディアー・モリーナに次ぐ2番目の高さです。その一方でディオナー・ナバーロは出塁率だけでなく、盗塁阻止率は.205でも大きく劣っています。

ブルージェイズ期待のプロスペクトの指導役に最適なラッセル・マーティン

またラッセル・マーティンはキャッチングにも優れ、投手をリードすることにも長けているとの評価を受けてます。

マーカス・ストローマン、アーロン・サンチェスとすでにメジャーレベルでも才能を評価されている若い選手に加えて、この2人以上の評価を受けているダニエル・ノリスも2015年が本格的なシーズンとなります。

これらの若い投手を一線級育てていく上で、ラッセル・マーティンの存在が大きな助けとなっていくことは間違いなさそうです。

またリーダーシップが強く、勝利することに対しての強い意欲を持っているため、クラブハウスでのポジティブな影響力が大きく、パイレーツが2年連続でプレーオフに進出できた要因の1つでした。その面でもブルージェイズにとってはプラスとなりそうです。

このFAでの補強の結果、ブルージェイズのロースターには、ディオナー・ナバーロとナックルボーラーのディオナー・ナバーロの専属捕手であるジョシュ・トーリーがいることになります。

現在、予想されているのはディオナー・ナバーロがDHに移動するか、トレードの交換要員となることです。ケイシー・ジャンセンがFAとなったため空いたクローザー、が埋まっていませんので、そのための札となる可能性は十分です。

またラッセル・マーティンとディオナー・ナバーロがディッキーのナックルボールに対応できるようであれば、ジョシュ・トーリーを放出するのではないかとも予想されています。

ブルージェイズはこのオフは年俸総額に余裕があるため、柔軟に補強に動くことができますし、すでにメルキー・カブレラとの再契約などの可能性もありますので、これからも名前が度々上がってくることになりそうです。